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水稲の田植え作業で、水田の高低差が大きい圃場では、低い所に植えた苗が水没して枯死したり生育が遅れます。
苗を伸ばそうと高温管理にすると、軟弱な苗になったり、また苗が高温障害を受けて健苗を育てることができません。 そこで、苗箱のまま水に浸して育苗すると(代掻きあとの水の深い場所か水を張ったプール内で育苗すると)、苗が伸びるため、低い場所に田植えされても、水没せずに生育します。 プール育苗(2葉期以降、水を張った所で育苗する)の応用です。 * 2葉期からプール育苗する場合は、箱の中で根張りをさせる必要があります。 箱の底の穴が小さく、穴数の少ない苗箱を使用するか、苗箱の底に根張りシートを敷きます。 |