水槽の置き場所
設置場所  ■人との同居  ■光熱費  安全対策

 魚が住むのに必要な器具の種類と特徴です
水槽  ■濾過の方式 ■ヒーター ■クーラー ■ファン ■照明  ■ポンプ
殺菌灯 ■プロスキ  ■
カルシウムリアクター ■水温計 浄水器 水槽台 
人工海水       ■床砂   ■ライブロック・他  ■配管  その他器具

 水槽のセットと立上げ
プラン  ■水槽のセット  ■テストフィッシュの入居  ■好きな魚の入居
立上げに1ヶ月も待てない貴方の為に

 ベルリン水槽のセットと立上げ
プラン  ■水槽のセットと立上げ

 餌の種類
餌の種類  ■餌の特徴  ■餌の時間・量  ■餌付け

 水槽の維持・メンテナンス
水質環境目標 ■水質検査 ■水温管理   ■苔・シアノバクテリア対策
浮遊油対策  騒音対策 掃除・水換え ■フィルターの掃除
真水の追加  ■お魚の連れ帰り・水合わせ 
システムアップ

 魚同士の相性
テリトリー  失敗しない為に  ■小型水槽の組合せ  ■ランク表

 病気・ケガの治療
白点病   ■淡水浴   ■リムフォシスティス   ■ケガ    ■魚の捕獲

レクリエーション > ペット > 魚・アクアリウム > 海水  アクアリストサイト
Homeに戻る   Homeに戻る





















         

  お手入れ  < 水槽の維持・清掃・苔・シアバク対策・水換え・水合わせ >


 ■
 魚水槽の水質環境目標       < 目標の無いアクアリウムは虚しいです >

  • 水温   冬/23℃・春秋/25℃・夏/28℃ 夏は最高水温近くに温度調節して水温変動を少なくする
  • 水温・クーラー有り   冬/24℃・春夏秋/25℃ 季節前のクーラー点検・掃除で安定水温をめざす
  • 比重     1021       満水時1021に調整して蒸発しても比重が1023を越えないようにする
  • アンモニア  0mg/g      好気バクテリアを育て分解を促進する。緊急時は吸着剤で吸着する
  • 亜硝酸塩  0.5mg/g以下  好気バクテリアを育て分解を促進する。 緊急時は吸着剤で吸着する
  • 硝酸塩    25mg/g以下  定期的な水換えで改善する。 嫌気濾過で窒素に還元する
  • ペーハー   7.8〜8.2     定期的な水換えで改善する。 ph上昇剤で調整する

  珊瑚水槽の水質環境目標  < 珊瑚と魚の過密飼育は難しく、珊瑚は水質変動に敏感です >

  • 水温   冬/23℃・春秋/25℃・夏/27℃ 夏は最高水温近くに温度調節して水温変動を少なくする
  • 水温・クーラー有り   冬/23℃・春夏秋/25℃ 季節前のクーラー点検・掃除で安定水温をめざす
  • 比重     1023       満水時1023に調整して蒸発しても比重が1024を越えないようにする
  • アンモニア  0mg/g      好気バクテリアを育て分解を促進する。緊急時は吸着剤で吸着する
  • 亜硝酸塩  0mg/g     好気バクテリアを育て分解を促進する。 緊急時は吸着剤で吸着する
  • 硝酸塩    10mg/g以下  定期的な水換えで改善する。 嫌気濾過で窒素に還元する
  • ペーハー   8〜8.4      定期的な水換えで改善する。 ph上昇剤で調整する
  • 微量元素  ヨウ素・他     定期的な水換えで改善する。 添加剤で追加する
  • 燐酸塩    0.1mg/g以下  定期的な水換えで改善する。 吸着剤で吸着する
  • カルシウム 400mg/g    定期的な水換えで改善する。 カルシウムリアクターで供給
  • 炭酸塩硬度  8〜12      定期的な水換えで改善する。 添加剤で調整する

生物濾過サイクル       バクテリア分解

実際の分解・還元日数は個々の環境で違います

 

生物分解=好気性バクテリアで残飯・糞アンモニア亜硝酸塩硝酸塩の順番に分解する。

生物還元・窒素還元=嫌気性バクテリアで硝酸塩を窒素・水に還元する。魚メイン水槽においては強制的な好気性バクテリアによる分解がメインになる為に、分解が速く生物還元が追いつかない傾向にありますので硝酸塩濃度改善の為に定期的な水換えを行います。

物理濾過=残飯・糞などの汚れをアンモニアに分解する前にウールマット・プロテインスキマーで濾し取る。 ウールマットを掃除せずに長期間放置すると汚れ防止にはなりますが、残飯・糞が飼育水に浸かった状態が続くのでバクテリアでアンモニアに分解されて、硝酸塩の急増の原因になり、ナチュラルシステムが成立しません

化学濾過=アンモニア・亜硝酸塩・硝酸塩・燐酸塩・珪酸塩などを吸着剤で吸着する。吸着剤説明書の経過日数を守らないと効果が半減しますので注意が必要です

好気性バクテリア=自然界にいるバクテリアが適度な酸素・水温・濾過材の環境で残飯・糞アンモニア亜硝酸塩を餌に各分解専門の好気性バクテリアが繁殖する。 停電・詰まりなどでポンプが止まって酸素が不足するとバクテリアが☆になりますので注意してね。

嫌気性バクテリア=自然界にいるバクテリアが貧酸素状態で炭素・硝酸塩を餌に嫌気性バクテリアが繁殖して窒素と水に還元する。 モナコ水槽のプレナム層・海水館さんの活性底面BOX・放蕩息子さんの偽デニ弁当など嫌気性バクテリアを使った硝酸塩の窒素還元装置が有ります。

アンモニア(NH3/NH4+)=餌・糞が最初の分解で発生する物質で強い毒性で生体に危険な為に0mgが望ましい。緊急には吸着剤で除去しましょう。

亜硝酸塩(NO2)=アンモニアの分解で発生する物質で弱い毒性で生体に危険な為に0mgが望ましい。緊急には吸着剤で除去しましょう。

硝酸塩(NO3)=亜硝酸塩の分解で発生する物質で、苔の栄養になり発生を助長します。ごく弱い毒性で生体の為に魚水槽では25mg以下が望ましい。水道水にも含まれ、水換え・真水の追加の度に蓄積が進みますので苔を嫌う珊瑚水槽ではRO+DI(RG)装置で除去しましょう。ハードコーラル中心の水槽では0mg/gが望ましい

燐酸塩(PO4)=餌・糞の分解で発生する物質で、苔の栄養になり発生を助長する為にミドリイシ珊瑚水槽では0.1mg/g以下が望ましい。吸着剤での除去と水酸化カルシウムの上澄液(カルクワッサー)の長期微量添加でプロスキで取り出す方法が有りますが急激な添加はイオンバランスを崩して水槽崩壊に繋がりますので注意が必要です

珪酸塩(SIO4)=水道水に含まれ、水換え・真水の追加の度に蓄積が進み苔の栄養になります。苔を嫌う珊瑚水槽ではRO+DI(RG)装置で除去しましょう。

ペーハー(PH)=酸性・アルカリ性の指標で、中性はPH7.0で海水の生体はPH8.0〜8.4の間が望ましい。カルシウムリアクターを使用すると夜間は消灯で苔・海藻・海草類の光合成が無くなり、CO2が増えPHは若干ですが下がる傾向に有り、消灯中は電磁弁でタイマー制御するとか、自動PHモニタリング電磁弁システムで必要以上に炭酸ガスを添加しないなどの対応が有ります

炭酸塩硬度(KH)=炭酸水素イオンの量で変化しペーハー値との関連性が有ります。海水の生体はKH8〜12の間が望ましいですが、ハードコーラル水槽での長期維持にはカルシウムリアクターの設置が有効です

窒素(N2)=空気に含まれている無色・無臭の気体です。生体には無毒で、水に溶けにくい性質です。

微量元素=ヨウ素・フッ素・カルシウム・ストロンチウム・リチウム・モリブデン・コバルト・鉄・銅・マンガンなど微量だけど生体に必要な成分ですが、珊瑚に向いた人工海水・天然海水にはバランスよく含まれていますので定期的な水換えで供給できます。微量元素は飼育中に生体が消費したり、スキマーで濾し取られたりして飼育水のバランスが悪くなって生体が不調になる場合が有りますが、現在では生体別に特に必要な物質が解明され飼育のレベルが上がっています。 (^^;)ゞ 貴方はサプリメント派それともオーガニック派

カルシウムリアクター=ハードコーラルへのカルシウム供給とPH・KH安定の為に設置します。装置内部のカルシウムメディアに二酸化炭素(CO2)を微量添加して弱酸性状態にして溶解したカルシウムメディアの成分を飼育水に少しずつ添加します。カルクワッサーにも言える事ですが調整がシビアになります、ミドリイシの為にがんばりましょう。

カルクワッサー=水酸化カルシウムを水で溶いた上澄液(カルクワッサー)の微量添加でカルシウムの供給を行い、同時に燐酸塩がカルシウムと結びついて燐酸カルシウムになりプロテインスキマーで濾し取り可能になり栄養塩を減らせます。性質上PH/KHの変動を招きやすいので定期的に大目の水換えで改善しましょう。  デルフィスさん参考

微量元素などは、真水の補充などに混ぜて点滴のように添加すると水質変化もゆっくりで失敗も少ないでしょう


 ■ 水質検査   < 化学者のように慎重に計らないと何を信じて良いか分からなくなります >

  • ライブロックをレイアウトしてから2ヶ月間は3〜5日間ごとに水質検査をして飼育水の状態を把握してはどうでしょう。生物分解を数値で体感でき、後々の水換えのタイミング・餌の量などに活かしていけます。魚水槽の場合は、水温比重ペーハーアンモニア亜硝酸塩硝酸塩の検査をする事をお奨めします。
  • 魚水槽の場合は、飼育水が完全に安定すると硝酸塩のチェックを水換え予定日前にするぐらいで良いのではないでしょうか。すべてチェックするのがベストですが最終的に残る硝酸塩の値で水換えのタイミングを見るのが一般的です。
  • 珊瑚水槽の場合は三大栄養塩と言われる硝酸塩・燐酸塩・珪酸塩を減らす事に力らを注ぎますが、硝酸塩燐酸塩カルシウムの検査がお奨めです。ソフトコーラルの場合は硝酸塩は10mgぐらい有った方が調子が良いですが、ハードコーラルは限りなく0に近い方が調子が良くなります。燐酸塩についてはハード・ソフトコーラルとも限りなく0に近い方が良いようです。カルシウムはハードコーラルの骨格形成に消費しますので、カルクワッサー添加などで400mg位の維持を理想としますが、ソフトコーラルは定期的な水換えで補給する程度で良いようです。

    試薬&覚書

       
           各種試薬A                 各種試薬B           比重計A  比重計B PH計

比重計は塩の結晶が固着して、水質計測器具は残留試薬で計測に狂いが生じます、使用後に真水で洗いましょう。


 ■ 水温管理   < 海中の温度変化は非常にゆっくりです、一日の温度変化を少なくしましょう >

  • 水槽の水温は、生体が生息していた海域の平均水温が理想的ですので調べてみるのも良いかもしれませんが、現実には色々な産地の生体の混泳になりますので、平均的には23〜26℃の範囲で短期の変動が無いのが理想です。
  • クーラーが無い場合の温度管理は冬場/24℃・春秋/26℃・夏/28℃ 夏場はサーモ付きファンで予想最高水温近くに温度調節して水温変動を少なくしますが、飼育水温が28℃を超えていると無脊椎が、30℃を超える状態が続くと魚君が弱ってきますので、クーラーを春には導入したら如何でしょうか。 (~Q~;)あち〜 (;´・`)> ふぅ..
  • 夏場に高水温になると酸素が溶け込みにくくなりますので、エアレーション等の配慮が必要になります。
  • 自然界では褐虫藻を体内にもって光合成で発生する栄養分を餌にしている珊瑚が、異常気象の高水温の影響で褐虫藻が抜けて白化し、★に至る現象が近年発生しています。(^_^;) My Aquariumでも気をつけてね!

短時間での水温変動はストレスで病気になる事が多くなります。


 ■ 苔・藍藻(シアノバクテリア)対策  < 未だ赤苔とシアバクの見分けが付きません (^_^;) >

  • 茶苔・赤苔・緑苔・シアノバクテリアなどの種類が有りますが、綺麗な水槽が醜くなるので嫌われ者です。
  • 魚水槽では殆んどの場合は、最初の立上げで硝酸塩・燐酸塩などの栄養塩が原因で茶苔の大発生を経験しますが、最初は分解バクテリア繁殖の為には仕方がありません。魚水槽ではどうしても栄養塩の多い状態に成りがちですので、観賞に必要最低限の照明で光合成を抑える事が重要です
  • 珊瑚水槽では原因となる栄養塩を少なくする為には、RO+DI(RG)水硝酸塩吸着剤プレナム層燐酸塩吸着剤珪酸塩吸着剤プロテインスキマーなどの原因物質を減らす方法が有効ですが、主な発生原因の魚の飼育数を減らすのが最も有効です。
  • その他に苔抑制剤ヤドカリ苔取貝苔掃除殺菌灯照明時間短縮などの対処療法的な方法も有効です。
  • 家では飼育水が安定してからはヤドカリ・シッタカ・殺菌灯で苔対策をしていますが、殺菌灯を点けっ放しだと効き目が有りすぎてシッタカが餓死するので水換えの後1日と飼育水の透明度を見て点けています。魚水槽立上げの時に苔抑制剤を使いましたが、現在は見た目は多少悪いですがシッタカなどの食物連鎖の方が生体が安全そうなので使っていません。シッタカはガラス専門で飽きると稀にライブロックの苔を食べていますが、タカラ貝の4cmサイズを飼っていてライブロックの表面が削り取られ驚きました。サイズの大きい苔取貝は、水槽のシリコンなども傷める可能性が有り注意が必要です。ヤドカリは床砂・ライブロックの苔を食べていますが、大きすぎると苔だけでは餓死の危険性が有り注意が必要です。
  • シアノバクテリアは餌の与えすぎなどで水質悪化した時に発生しますが、家では薄い赤でベットリした状態でしたが、緑や黒色も有るみたいです。これを食ってくれる生体は無いので掃除と水換えで改善して環境を再検討する事をお奨めします。シアノバクテリア用の駆除剤も市販されていますが、シアノが毒素を出す種類も有るので要注意です。


シアノバクテリア

たぶん シアノバクテリア

 ■ 回想             < 自己反省・警鐘 >

    水槽でフィルターを回さずに放って置いた珊瑚砂を良く洗って乾燥、これを水槽に補充用に追加したのが原因でシアノバクテリアが発生したと思われます。 (/_;) 煮ればよかったのかも  ああ!緑のシアノも...

 


 ■ 浮遊油対策         < 油の色・質を観察して発生源を予測してね >

  • 水面に茶色い油が大量に浮いたら生物分解バクテリアの死骸の可能性があります、飼育水の酸素濃度不足が主な原因ですが水質の悪化を招くので、ディフューザー・シャワーパイプ・外掛けフィルター・プロティンスキマーなどを追加して対策を立てましょう。対策を施しても改善しない場合は油膜取装置で除去する方法もありますが、表層の水を落せるオーバーフロー水槽にすると酸素濃度・油膜の問題が一気に解決します。 (/_;)しかし高価!
  • 家は水槽をセットして3ヶ月目ぐらいから茶色い浮遊油が出て、外掛けフィルターを追加して改善しました。たぶん外部フィルターに定着するバクテリアが定員いっぱいで酸素不足に陥ったものと推測されます

 ■ 騒音対策         < 眠れぬアクアリストに捧げます(^-^) >

  • シャワーパイプの落下音・ポンプ動作音・オーバーフローの落下音・クーラーの動作音などがありますが、アクアリストには心地よくても家族の不評で最悪は閉鎖に追い込まれますので、手を抜かずに対策しましょう。
  • シャワーパイプの落下音は水流と酸素を溶け込ます役割も兼ねているので水没させられませんが、穴と水面スレスレを狙って設置しましょう。ポンプの動作音の中でモーターの回転音は密閉すると放熱できないので諦めるしか有りませんが、ポンプを押さえたりして音が小さくなる場合は共振音ですので、ゴム台に乗せたり塩ビ配管で振動が伝わりやすい場合は、途中にビニールホースを入れると効果的です。オーバーフローの落下音は3重管の上部の蓋をする事と、フロー管内部にPPヒモを3本程垂らすことでジョロジョロ音が軽減されます。又サンプ内部には落下時の消音と泡消しを兼ねたボックスを付けると効果的です。クーラーの動作音はモーターと圧縮機の音ですが、消音の為に給排気の妨げになる事をすると冷えないばかりか故障の原因になりますので絶対に止めましょう。押さえたりして音が小さくなる場合は共振音ですので、ゴム台に乗せたりして振動を押さえましょう。 決定的な対策は戸外への水槽小屋設置ですが、防腐と寒暖の対策が必要です

    3重管の蓋-1 -2 サンプ内ボックス


 ■ 掃除・水換え < 水換量は60cm規格水槽で(50リットルの三分の一)17リットルが目安です >

  • 一番の重労働になりますが、立上げ期間が終わり水槽が安定したら3週間から1ヶ月間隔で水換えします。硝酸塩の上昇が目安になりますが、珊瑚水槽で魚を飼育されている方は珊瑚の調子を見て、短い間隔で水換えを必要とする場合も有ります。
  • 水換量の目安は、全水量の25〜50%になります。主に硝酸塩・燐酸塩の低減と微量元素の補給に効果が有り、少なすぎると硝酸塩の蓄積が進み、多すぎると水質の変化が大きくなり魚にストレスになります。
  • 比重は20℃で1023でも30℃では≒1020になります。 魚水槽の場合は25℃で1021を基準に飼育水を作りましょう。
  • 海の生物は海中という安定した環境で育っています。人間生活に例えると24時間、気温・湿度が変化しない環境で生活しているのと同じです。 水換えで微量元素量の改善になるとはいえ、微妙な温度変化・水質変化でもストレスなると言われています、病気の発生を抑える為にも水換えは慎重にしましょう。

 手順

  1. 掃除の1日前から汲み置きした水道水にカルキ中和剤入りの人工海水を溶かし入れて半日エアレーションでなじませヒーターで飼育水と同じ温度に調整します。 水道水は光の入る窓際に置くとカルキ抜きと温度調整ができ、ディフューザー付きの小型パワーヘッドで人工海水の攪拌をすると酸素の溶け込みにも効果が有ります
  2. 濾過フィルターとヒーターの電源を切ります。
  3. ガラス面の苔をスクレイパーで落とします。 家では飼育水が安定してからはシッタカと殺菌灯で苔対策をしています。
  4. ライブロックの表面・内部に堆積したデトリタスをピペットを使って吹き飛ばして活性させましょう。
  5. サイホン式の水換えホースを使って床砂を巻上げながらデトリタスの混じった飼育水を抜いていきます。 水作のプロホースがお奨め、作りがいい感じです。
  6. 人工海水で作っておいた飼育水を静かに入れましょう。 家は10リットルポリタンク2個で作った飼育水を抱えてそのまま入れてます。 (×_×;) 20リットルタンクでは重過ぎる
  7. 濾過フィルターとヒーターの電源を入れます。入れ忘れると濾過バクテリアが貧酸素状態になり死滅しますので注意が必要です。
  • ナチュラルシステムでプレナム層が形成されている場合には、床砂の毒抜きで硫化水素)が水槽に流出して水槽崩壊につながります。 床砂上層は微生物などが生息してバクテリア分解をしています、自然にパワーヘッドで攪拌されサンプ槽に落ちたデトリタスを毒抜きをしましょう。
  • 家は外掛けフィルターは電源を切りますが、外部フィルターは電源を入れたまま掃除・水換えします。20リットル抜いても外部フィルターの給排水口は水没しているので、電源を入れたまま水換えしていますが、毒抜きでのデトリタス舞い上がり防止に、少しでも効果があればと思ってです。

    硫化水素=硫黄臭(ゆで卵が腐った臭い)の気体で有毒です。硝酸塩の窒素還元の過程で発生し易く、床砂・水流の不手際が原因で大量発生することが有ります


 ■ フィルターの掃除     < 濾過材はバクテリアの巣です、過度の掃除は調子を落とします >

  • 外部フィルターの細目フィルターパッドは、2ヶ月ぐらいで詰まって流量が落ち頻繁にエアー噛み現象を起こしますが、細目フィルターパッドの汚れを飼育水で揉み解して落し再利用しても2週間ぐらいで詰まってしまいます。詰まりを遅らせる為には、新品の細目フィルターパッドと交換する事と、吸水口にスポンジフィルターを付ける方法が有効です。濾過材はバケツに入れ飼育水を注いで軽く濯いで飼育水を捨て外部フィルターに戻します。
  • 掛けフィルターだけでの飼育は、生物分解能力が低いのでバイオフィルターの化学濾過を期待して2週間ごとに新品と交換するか、中の活性炭を交換して再利用します。 生体の入れすぎに注意してね。
  • ポンプのインペラーとその周辺の掃除と点検は重要です。濾過装置が1系統しかなく、もしも故障などでポンプが停止した場合は水槽崩壊の危険がある為、濾過材の掃除の時に必ず行いましょう
  • 再稼動後しばらくは水漏れが無いかチェックしましょう。外掛けフィルターのポンプ・外部フィルターのヘッド・ダブルタップOリングなどのシール材を使っている部分からの水漏れの危険が有ります、Oリングは部品販売していますので定期的に交換すると安心です。
  • 水質・バクテリアの変動を少なくする為に水槽の掃除・水換えとフィルターの掃除は、同時にやらずに1週間以上は間隔を空けましょう。
  • 家は外部フィルターを使っていますが直ぐに詰まって掃除が面倒なので細目フィルターパッド・活性炭フィルターを取り去りました。代りに物理濾過用に外掛けフィルターのバイオフィルターにウールを詰めて追加しました。

    エアー噛み=飼育水に含まれた空気が外部フィルターの濾過材などに留まったり、濾過材の窒素還元などで発生した気体が飽和点に達して一気に放出される現象で、頻繁に発生するとデトリタスなどで濾過材が目詰まりしている事が多い... シュアー.ボコボコボコ...  家では1日数回程度なら無視しています


 ■ 真水の追加          < 投資できる方はRO+DI(RG)水を使って下さい >

  • 1日前に汲み置きした水道水に塩素(カルキ)中和剤、重金属中和剤を入れて真水を作り水槽の温度と合わせて、水槽に減った分だけ少しずつ足し水します。 水質変化をゆっくりにする為に点滴セットを使う方もいます。
  • 飼育水は満水時に比重1021に調整して比重1023を超える前に真水を足しましょう。
  • 水槽からの蒸発は冬の乾燥時期、夏の冷却ファン使用時期が多く小型水槽には辛い季節です。

 手順

  1. 1日前に作りたい量より大きめのペットボトルに水道水を入れて、カルキ抜きと温度調整をかねて日光の入る窓際に置く。
  2. 水道水にコントラコロラインを適量入れてペットボトルを振る、振る・・・ 酸素も溶けるかも
  3. 水道水にアクアセイフを適量入れてペットボトルを振る、振る・・・ 泡が出る、でも振る
  4. 点滴セットで水槽に少しずつ注入する。
アバウトな真水作り                          滴数
水道水/ml

コントラコロライン

アクアセイフ
200
1
3
500
3
6
1000
5
12
2000
10
25
1滴≒0.03〜0.05ml換算
   
 塩素中和剤   重金属中和剤

小型水槽の足し水は、水質変動を少なくする為に早めに追加しましょう


 ■ お魚の連れ帰り・水合わせ    < 水合わせは主に温度・PHを生体にならす為に行います >

  • 連れ帰りたいお魚の泳ぎ方腹の膨らみ目の輝き体の色艶などチェックしましょう。 (^o^)  ダンスが巧くデブで澄んだ瞳でお肌スベスベのお魚さんを選びましょう。
  • お魚が人工飼料に餌付いているか店員さんに聞いて下さい。人工飼料に餌付いているとリスクが減ります。スズメダイ・ニセスズメは直ぐに顆粒の餌を食べますが、ヤッコ・チョウは神経質な種類が多く餌付けしてから放した方が無難です
  • ショップでは、お魚を飼育水と酸素をビニール袋に充填して渡してくれます。
  • 連れ帰る時に、温度変化・振動を抑えて魚にストレスを与えないように一目散に帰りましょう。(^^;)ゞ 直射日光を遮り、車のエアコンで温度コントロールして座席のヘッドレストから吊るして振動を抑える等が有効です。家に着くまでに数時間かかる場合はショップの店員さんに相談しましょう、水量を増やしたり保温に気をくばって頂けるかも・・・

 水合わせ

  1. 家に着いたら袋のまま15分間水槽に浸けて温度を合わせます。
  2. 袋の飼育水を半分捨てます。
  3. 袋に水槽の飼育水を2倍の量になるまで15分間かけてピペットで追加します。 
  4. お魚をやさしく手に乗せて水槽に入居させます。 袋の飼育水には無脊椎などに害の有る薬が入っている場合が有るので、水槽に漏れないようにね。
  • エビなど環境変化に弱い生体の水合わせは、通常よりも時間をかけて場合によっては酸欠防止に弱くエアレーションも必要です。充分な時間で水合わせをした生体は白点病などの病気を発症し難いと言われています
  • 旅疲れで弱っているのと、水槽の様子が把握出来なくて神経質になっているので、入居日は餌を与えず水槽に慣れてから与えた方がストレスからの発病も少なくお奨めです

    

別水槽で病気の確認と餌食いの訓練の為に餌付けをしてから入居させるとより安全です。


 ■ システムアップ

  • すでにお気づきだと思いますが閉鎖された水槽の長期維持は状況把握とアクアリストのメンテナンスで保たれますが、思った程の長期維持が出来ない、より大きい水槽で飼育したいなどの理由でシステムアップを考えるように成られる方も多いと思いますが、せっかくアップしてもシステムバランスが適切でない為に安定しなかったりと悩みは尽きないものです。

    魚メイン水槽=魚の飼育数が増えると濾過槽の強化が必要になってきますが、硝酸塩・燐酸塩・水道水を使用していると珪酸塩の蓄積が進みやすく強力な照明は苔の大発生が予想され、又ライブロックもデトリタスなどで活性化しにくくデスロック化が進みやすくなります。必要最低の照明と定期的な水換え・苔取りで対処しましょう。

    ソフトコーラル水槽=出来るだけ餌食いの少ない魚を少量の導入に留めて、硝酸塩・珪酸塩の少ないRO+DI(RG)水を使用して強化照明での苔の発生を出来るだけ押さえ込みましょう。

    ハードコーラル水槽=出来るだけ餌食いの少ない魚を少量の導入に留めて、硝酸塩・珪酸塩の少ないRO+DI(RG)を使用して強化照明での苔の発生を出来るだけ押さえ込みましょう。

飼育器具の効果 

環境への側面
パワーヘッド
殺菌灯
RO浄水器
プロスキ
Caリアクター
メタハラ
クーラー
硝酸塩の軽減
-
-
-
-
-
珪酸塩の軽減
-
-
-
-
-
-
燐酸塩の軽減
-
-
-
-
-
-
水温の安定
-
-
PHの安定
-
-
-
-
KHの安定
-
-
-
-
カルシウム濃度の安定
-
-
-
-
-
-

 

システムアップ

 

  End                                                           ■ Marine blue    Page Top