初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第297号       2017.2.23
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□【お知らせ】「国際協働プロジェクト学習の実践レポート第5弾(福井クラスター)
       生徒、教員、地域がチームとなって取り組む探究学習の在り方とは」
       について

               〔OECD日本イノベーション教育ネットワーク事務局〕

OECD日本イノベーション教育ネットワーク(Japan Innovative Schools Network
supported by OECD、代表:鈴木寛 東京大学公共政策大学院教授、事務局:東京大学
公共政策大学院人材政策研究ユニット内)による実践レポート第5弾を御紹介します。

 今、探究学習の取組が全国の高校で急速に広まってきています。今回御紹介する福
井クラスターの若狭高校では、学校全体が一丸となり、さらには地域も巻き込んで一
つのチームとなって探究活動に取り組むことで、教科の授業改善が進んだり、学校と
地域の結び付きが強まったりといった良い影響が広がっています。

 若狭高校では3年間を通じた探求学習に全生徒が取り組んでおり、学校全体のカリ
キュラムの中に探究学習が位置付いています。また、探究学習の実施により生徒の自
主性に任せる瞬間が増えたことで、教科の授業でもディスカッションなど新しい試み
をする教員が増えるなど、教員の意識も変化してきたそうです。さらに、各生徒の持
つ興味・関心から課題を設定できるよう、地域の様々な職業の社会人を講師として招
いたり、教員の手に余る疑問が出た際には積極的に学校外の力を借りたりするなど、
地域の方々を巻き込んだ取組になっています。

 生徒、教員、地域がチームとなって探究学習に取り組む若狭高校の挑戦を是非、御
覧ください。


事例5 福井クラスター
生徒の興味・関心を尊重した3年間の探究学習から全校的な教育改革を目指す
※詳細は次のURLをご覧ください。
http://innovativeschools.jp/do-tank/practice-report/
  (お問合せ先)
                OECD日本イノベーション教育ネットワーク事務局
E-mail:office@innovativeschools.jp
               (本件担当)
                参事官(連携推進・地域政策担当)付外国調査係
                電話:03-5253-4111(内線3239)