レジアスを小改装

 レジアスの内装を簡易キャンパー風に仕上げてみた。コンセプトは次のとおり。
1 家族や親戚で移動することがあるので、7人乗りワゴンとしての機能を残すこと。 2 レジアスを買った目的が夫婦二人の旅に使うためであるから、旅行をサポートする実際に使える車とすること。 3 もともと木肌が好きだから、木の良さを生かした山小屋風の内装にすること。 4 それほど広い車ではないので、デッドスペースを利用して室内空間を狭めないようにすること。これらを頭に入れて製作した。 結果的にはリアハッチ付近が山小屋風の雰囲気になり、大満足である。

3列目の右ウインドウへの棚の追加
 主に室内でお茶を飲めるような用具を置いておくためのもの。コーヒーセットやティッシュ、カップ、スプーンを置けるように設計した。キャンパー風室内を演出する大切な場所なので、飾り棚としての役目も持たせた。2段目はミニテーブルとしても使えるように折りたたみとした。2段目はテレビを置いて、視聴も可能。ナイト用のサイドテーブルとしても使える。上段のカップや砂糖はリアハッチからも利用可能。
3列目の左ウインドウへの棚の追加。
 寛ぎながらちょっと目にしたい2,3冊の単行本や右サイドの棚には入らないランタンを入れるために作成した。右サイドが3段にして収納を増やした分、こちらは大きめのものを入れるために2段構造とした。3列目に座る人の目線を妨げないためと、運転席から斜め後ろ視界を遮らないように、ウインドウの後ろ半分だけにしてある。下段は現在、インスタントコーヒーとクリープを入れている。

ハッチ左サイドの調味料棚の追加
 リアハッチで調理作業を行うために取りやすい位置に主要な調味料を置く棚を製作した。2ミリ程度のベニヤ板に100円ショップで買った木製の調味料入れを取り付けた。簡単なつくりだが、非常にハッチ付近の雰囲気がよくなった。もちろん、調味料棚としてはベリーグッド。中から使うよりも、リアハッチから使う頻度が高い棚だ。
多目的調理ボックスの追加
 基本的には荷物室において、椅子2脚、テーブル1台、コンロ、コッヘルセット、包丁、まな板などを入れる収納ボックス。リアハッチに立って調理ができるように高さをあわせてあるので、台の上で調理ができる。反射板と台所用品を入れる引き出しを取り付けたので、調理台として使いやすくなっている。
 反射板を畳んでおけば、移動時には荷物の格好の置き台になる。毛布などの寝具を保管するちょうどよい場所となる。風防を立てる、コンロを出す、燃料と取り付ける。なべを出す。水を入れる作業はすべてワンアクション。最近は家の台所より使いやすいと感じている。引き出しには、小物の台所用品が入っている。テーブルと椅子2脚は、上に荷物があっても、調理中であっても取り出し可能。、
ポリタンクの支え台を追加
 水の入ったポリタンクに蛇口をつけて、ハッチから蛇口が出るようにした。これで、水中ポンプを付けなくても、重力式で水が出る。水流が弱くなったらキャップを緩めて、空気を入れてやれば良い。使わないときは、ポリタンクを90度回転させて立てておけば、水漏れの心配は全くない。走行中のポリタンクも固定され、安心できる。シンクも水中ポンプもないけれど、実用的には全く問題ない。タンクは10リッターを使っているが、構造的には20リッターのタンクも設置可能。


フラットシートの改良
 2列目と3列目をフラットにしてベッドにするのであるが、ツーリング優先のシートのために、ステップワゴンやフレンディのようにフラットにならない。そのため、9ミリのベニヤ板を加工して、シートスペーサーを作った。足元が平らになり、問題なく寝れる。

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