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平成9年3月26(水)

リアドラムブレーキグリスアップのレポートです。リアディスクブレーキの方には無縁の話です。
2週間程前からリアブレーキを踏む度に、「キーコ、キーコ」と音がするようになる。グリスダウンが原因 だと思いながら仕事が忙しく、やっと今日休みが取れたので、さっそく実行することにしました。
こんなこと簡単で「もうDIYしたよ!」という方もまあ見てやって下さい。
あくまでも自分流ですので、もっと良いやり方があると思いますが、あしからず。


g2.jpg (1)当然フロアジャッキで上げ車輪を外す。後輪の場合は、ジャッキをあてる場所がここで良いのかいつも悩む。左右一度に上げたいがどこにあてれば良いものか...。
g3.jpg (2)センターキャップを外す。この作業で面倒なのはこれだけ。なかなか外れてくれない。マイナスドライバーでこじ開けようとしたが、思うように緩んでくれないので、 ドライバーをハンマーでコンコン弱く叩く。突破口ができたら、ドラムを回しながら少しずつこじ開ける。
補足:サイドブレーキは当然解除しておいてね。
g4.jpg (3)キャップを外すと、グリスでべたべたの軸が現れる。まず、固定ピンを外す。王冠みたいのを外す。ナットを外す(トルクが掛かってないので簡単にまわる)。 ワッシャーがナットにグリスでくっついてくるはず。そして、ドラムをはずすが、中にベアリングが入っているので落とさないように注意する。これではずれた。
g5.jpg (4)これらが、外した部品。
画像ではわかりにくいですが...
1)センターキャップ、2)固定ピン、3)王冠みたいの、4)ナット、5)ワッシャー、6)ベアリング
くれぐれも、地面の上に直接置かないようにしましょう!
g6.jpg (5)思った通りダストで非常に汚れています。
g7.jpg (6)筆でダストをはらいます。この時軸にタオルを掛け、鉄粉が付かないようにします。付着するとベアリングを傷めてしまいます。 ドラムの掃除もしましょう。ブレーキシューとの接点(ブレーキがかかる場所)に異常なキズがある場合には早目のドラム交換が必要です。 また、ブレーキシューは厚さ1mmを限度として交換しましょう。
g8.jpg (7)各接点部分にノズルスプレー式グリスでグリスアップします。この時、シューには絶対付かないよう注意して下さい。シューとの接点にマイナスドライバーをはさんで 浮かせて行います。
g9.jpg (8)はい!大変きれいになりました。逆の工程で完了ですが、もう鳴かないかのチェックをお忘れなく。チェック方法はサイドを何回か引けば分かります。
左右作業しても、30分程度で完了します。あなたもDIY(^^y
保安部分なので細心の注意をはらって下さい。