1.《営繕工事》電子納品システムについて

上記の内容を確認の上、使用をお願いします。

《営繕工事》電子納品システムは、設備工事を想定して作成しています。

当プログラムを使用する場合は、念のためオリジナルファイル(図面ファイル、工事関係資料ファイル、等)はバックアップしてからご使用下さい。

 当プログラムは保存する際にバックアップファイルを同時に保存しています。本体ブックが何らかの原因で壊れた場合は、本体ブックを置いているフォルダ内の[BACKUP]フォルダに拡張子[*.bak]のバックアップファイルが在りますから、ファイルの拡張子を[*.xls]に変更してリカバリーして下さい。

 

プログラム概要

1.        工事管理フォルダの作成、工事管理ファイル(INDEX_C.XML)の作成、文書定義ファイル(IDXC_B01.DTD)の出力。(プログラムと同じフォルダ内に[\ROOT(FILE)]を作成)

2.        図面ファイル(提出図面、オリジナル図面ファイル)を指定フォルダへコピー(ファイル名変更)、図面管理ファイル(DRAWINGF.XML)の作成、文書定義ファイル(DRAW_B01.DTD)の出力。

3.        工事関係資料ファイル(提出資料、オリジナル資料ファイル)のを指定フォルダへコピー(ファイル名変更)、工事関係資料管理ファイル(xxxx_B01.XML)の作成、文書定義ファイル(xxxx_B01.DTD)の出力。

4.        工事写真フォルダの作成支援。(仕様:工事写真の撮り方【建築設備編】改訂第2版)

5.        オリジナルファイルの整理用、任意ファイルのファイル名連番変更。

 

注意事項

《営繕工事》電子納品システム.xlsと同胞のDTD]フォルダ 及びHELP]フォルダは必ず同じフォルダに置いて下さい。(外部出力が出来ません)


2.操作説明

① 初期設定

初めて起動した時は、左の《使用アプリケーション登録》画面が現れます。

 各項目を埋めて下さい。(最初は代表的なソフト名が表示されます)

必要ないアプリケーションは消去して下さい。

拡張子が[PDF],[XLS],[DOC]のアプリケーションは、必ず登録して下さい。

 アプリケーションを変更・追加する場合は、[図面管理情報の入力]画面及び[工事関係資料管理情報の入力]画面から[使用アプリケーション登録ボタン]で使用アプリケーション登録フォームを呼出せます。

 

 

 

 

 

       工事管理項目(TOP

線吹き出し 3 (枠付き): 工事管理情報入力セル

 

工事管理情報を入力欄に入力して下さい。(入力値が固定されている箇所はセルに保護が掛っています。)

保護が掛っている場所で修正が必要な場合は、保護を解除して下さい。

解除法[TOOL(T)]-[保護(P)]-[シート保護の解除(P)…]で解除出来ます。

 この時に、フォルダ名等は絶対に変更しないで下さい。フォルダ名が変更されるとXML文書定義ファイル(DTD)によってXML読込時にエラーが出ます。


 発注者情報は『発注者情報及び予備情報入力欄』に書入れます。(作者の居住地が敦賀市の為、敦賀市の仕様に特化しています。)

 

[敦賀市]又は[その他]を選択して下さい。

 

敦賀市を選択した場合

担当部署名をドロップダウンリストから選択し、西暦、工事整理番号を入力して下さい。

工事番号、発注者コード、発注者名称が自動で入力されます。

予備情報①の「平成17年度敦賀市電子納品実証実験業務」は平成17年度必須情報です。

 

その他を選択した場合

その他の[CORINS]発注者コード(PDF)を参考にそれぞれのセルを入力して下さい。

工事番号、発注者コード、発注者名称が自動で入力されます。

但し、工事番号は発注者によって違いがあるかもしれないので、その場合は直接[工事管理情報入力セル]に入力して下さい。

予備情報は予備情報欄に入力して下さい。

 

 

 

 

 

 

 

工事分野、工事業種、工種、工法・型式は[PDF]で参照出来ます。(要インターネット接続)

 

工事管理情報は[出力]欄に【◎】を入力する事でXMLファイルに出力します。

セルを選択すると[▼]マークがでます。

このドロップダウンリストから【◎】又は【△】を選択して下さい。

但し、必須情報項目の場合は選択出来ません。必ず情報を入力して下さい。(必須情報項目は管理情報名の欄にが付いています。)

必須情報項目が未入力の場合、入力欄の【◎】が【】に変ります。

また、入力欄横の数値は入力できる最大文字数です。これをオーバーしないで下さい。

総ての入力が終りましたら、作成ボタンを押して下さい。

《営繕工事》電子納品システム_XXX.xlsと同じフォルダに[ROOT]フォルダが作成され、その下層に工事管理フォルダ及び工事管理ファイル(XML)XML文書定義ファイル(DTD)が作成されます。

 完成図、工事関係資料等の出力が総て終了した後、[\ROOT(FILE)]より下の階層をCD-Rに焼付けます。

        工事管理ファイルが作成されていないと、完成図情報処理・工事関係資料情報処理作業が行えません。

 

③ 完成図

 注意書にもあるとおり、提出用完成図(P21,SFC)とオリジナル図面ファイル(DFG,JWW,JWC,etc)は関連付ける必要があるので、拡張子を除いて同一名称にして下さい。

[ファイル名連番変更ボタン]でファイル名に連続番号を付けて変更出来ます。

 

[ファイル連番変更]画面①                               [ファイル連番変更] 画面②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画面①「名前の先頭に連番を付けて変換」

連番桁数を入力 例:[2] [00] 開始位置を入力 例:[1] [001]

上記の条件で変換すると 配置図.jww 01_配置図.jww になります。

 左のリストボックスでファイルを選び [][] ボタンで並順を入替え、名前でソートしたときに上表の順番に並ぶよう調整して下さい。

画面②「先頭に名前を付けて連番変換」

先頭文字列 例:[○△□工事_] 連番桁数 例:[3] 開始位置 例:[1] を入力して下さい。

 上記の条件で変換すると 配置図.jww ○△□工事_001.jww になります。

 

[図面管理情報の入力画面]

 

 

 

○△□新築電気設備工事

 

※3

 

※2

 

※1

 

リスト①

このリストで選択

 

リスト④

 

リスト③

 

リスト②

 

自動で入力

 

自動で入力

 

自動で入力

 

 

⑤管理情報入力欄

 

 

 

①[『SFX』ファイル読込]ボタンを押すと下の様なダイアログボックスが現れます。

 提出用図面ファイル(*.p21,*.sfc)を選択して開くボタンを押して下さい。(複数選択可)

 リスト①に提出用オリジナルファイル名がリストアップされ、リスト②に電子納品用ファイル名に変更されたファイル名がリストアップされます。(リストアップされる際に、名前順にソートされるので名前の付け方に注意して下さい)

 なお、提出用ファイル名は「工事種別」により違いがあります。(詳細は「管理情報入力欄」で説明)

 

 

 

②[オリジナルファイル読込]ボタンは基本的には同じです。

 「ファイル」ダイアログボックスのフィルタは (.jww,*.jwc,*.dwg) 及び (すべてのファイル) です。

 リスト③にオリジナルファイル名、リスト④に電子納品用オリジナル図面ファイル名がリストアップされます。

 

 ③[図面管理情報の書込]ボタンはリスト①で選択された完成図面の管理情報を確定します。

 確定した情報はリスト①で再び図面ファイルを選択すると管理情報入力欄に読込みます。

 修正する場合は、管理情報を修正した後[図面管理情報の書込]ボタンで確定して下さい。

 

 ④[図面ファイルのコピー及び図面管理ファイルの作成]ボタンは外部出力を行います。

入力された図面管理情報によって、完成図面(SFX)及び オリジナル図面ファイル(任意型式)を「営繕工事電子納品要領()」で規定された管理フォルダにコピーします。

 また、管理情報ファイル(XML)及び 文書定義ファイル(DTD)も管理フォルダに出力します。

 

必須情報項目に未入力があると、左のメッセージが表示されます。

 必須と表示ある項目はすべて入力して下さい。(図面管理ファイル(XML)を読込時に未記入エラーが出ます)

 

 

 

 ⑤[管理情報入力欄]の入力は、最初にリスト①のファイルから管理情報を入力するファイルを選択します。

  記入内容は「営繕工事電子納品要領()」を参考に記入して下さい。

  コンボリストボックス(右に[▼]があるボックス)のリスト内容を下記に説明します。

 

[図面種類]                     電子納品(完成図)作成シート内にある表の図面種類がリストされています。

[図面尺度]                     標準的な [1/200] [1/100] [1/50] 3種類。(リストに無い縮尺は直接、入力して下さい)

[施設識別コード]           工事管理項目(TOP)で入力したコードが返されます。

[建築物識別コード]       工事管理項目(TOP)で入力したコードが返されます。

[工事種別]                     意匠、構造、電力、通信、空調、衛生、エレベータ、その他、等 ※1

[成果物の有無]              電子納品‥‥[1] 紙による納品‥‥[0] ※2

 

 ※1

工事種別で選択した内容により提出用「完成図」・「オリジナル図面」のファイル名の一部が変更されます。

例 完成図:C0_nnnZ.p21  オリジナル図面:DRW_nnn.jww (は連番)

の部分に[意匠]…[A]、[構造]…[S]、[電力]・[通信]…[E]、[空調]・[衛生]・[エレベータ]…[M]、[その他]…[O]が入ります。

 ※2

 紙による納品…[0] を選択した場合、選択された図面ファイルのコピー及び図面ファイル名、図面オリジナルファイル名、図面オリジナルファイル作成ソフトウェア名の情報出力は行いません。(営繕工事電子納品要領()による)

 ただし、このプログラムはリスト①上のファイルを選択して情報を入力する仕様の為、「紙による納品」を行うにはダミーの図面ファイル(空ファイルでも可)を作成し、そのファイルを読込んで選択し、管理情報を入力する必要があります。

※3

 [図面オリジナルファイル作成ソフトウェア名]を自動で入力させるには、使用アプリケーションを登録する必要があります。詳しくは「① 初期設定」をご覧下さい。

 


④ 工事関係資料

 読込むファイル名は「完成図」と同じように、提出用資料ファイル(PDF) とオリジナルファイル(XLS,DOC,etc) は拡張子を除いて同じにして下さい。

 提出用資料ファイル(PDF) 1つに対して、オリジナルファイル(XLS,DOC,etc) も1つです。

 上記の条件になるように各ファイルを作成して下さい。

 


[工事関係資料管理情報の入力]画面

○△□新築電気設備工事

 

自動で入力

 

自動で入力

 

 

自動で入力

 

自動で入力

 

⑤管理情報入力欄

 

リスト①

このリストで選択

 

リスト③

 

リスト②

 

リスト④

 

 

 

 

最初に選択

 

 

 最初に[工事関係資料名]リストボックスで、作成する資料名を選択して下さい。

 後の処理は、「図面管理情報」の処理と同じです。

 [『PDF』ファイル読込]の「ファイル」ダイアログボックスのフィルタは (.pdf) です。

 [オリジナルファイル読込]の「ファイル」ダイアログボックスのフィルタは(.xls,*.doc) 及び (すべてのファイル) です。

 提出用ファイル名は、資料名によってプログラム側で判断して出力します。(変更する場合は直接、入力して下さい。)

 [資料大分類]・[資料小分類]のリスト内容は、作成する資料名により「工事関係資料一覧」から自動で取得します。

 [資料大分類]で「その他」を選択した場合は、[資料小分類]は相当する小分類名を直接入力して下さい。


⑤ 工事写真管理

 

 

 

フォルダ構成表示セル

 

 

 

 
線吹き出し 2 (枠付き): フォルダ名選択ボックス
(左から順に選択する)

設備選択ボックス

 

 

このシートでは、「工事写真の撮り方(改訂第二版)-建築設備編-」による提出用フォルダを作成します。

①[設備選択ボックス]このリストボックスで電気設備・機械設備の選択を行います。

②[フォルダ名選択ボックス]このリストボックスでフォルダ構成を作成します。

 左から順に、[\ROOT(PIC)]→[階層①]→ ‥‥ →[階層⑤]となっています。必ず左から順に選択して下さい。

 [階層①]・[階層②]はリストからの選択のみで手入力は出来ません。[階層③] [階層⑤]は上部のチェックボックスにチェックを入れる事により、リストボックスに直接「任意の文字」が入力出来ます。

(リストに使いたい項目が無い場合に使用して下さい)

③[選択した項目を入力]「フォルダ名選択ボックス」で選択した項目を「フォルダ構成表示セル」に書込みます。

この時、セルの上段から自動で1レコード(行)分、空セルに書込まれますので、必ず1レコード分の項目を選択しておいて下さい。

④[1行消去ボタン]このボタンで最下行のレコードが消去されます。

⑤[フォルダ情報クリアボタン]このボタンですべてのレコードが消去されます。

⑥[フォルダ作成ボタン]このボタンで「フォルダ構成表示セル」に書込まれているすべてのレコードを元に工事写真フォルダを作成します。

工事写真フォルダの作成される場所は、このプラグラムと同じフォルダ内に[\ROOT(PIC)]が作成され、その直下に項目フォルダが作成されます。

 

《作成された工事写真フォルダ》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 作成した工事写真フォルダに、Windows付属のファイルマネージャ等で「工事写真(JPG)」をコピー又は移動して電子納品用「工事写真」を作成して下さい。

 また、必要に応じて「説明文(TXT)」、「説明図(BMP)」を添付して下さい。(「工事写真(JPG)」、「説明文(TXT)」、「説明図(BMP)」は同一名称とする様、規定されています)

電子納品用「工事写真」のコピー等が総て終了した後、[\ROOT(PIC)]より下の階層をCD-Rに焼付けます。