石川県立 航空プラザ

取材日:00/01/29

石川県航空プラザは、ガイドによると「グライダーからジェット機まで揃った日本海側唯一の航空機の博物館」です。うれしいことに入場料は無料です。中は、航空機の実物展示だけでなく、航空機の歴史や仕組み、航空管制シム、フライトシムも置いてあります。また、航空機の飛行原理をわかりやすく説明するために、小さい風洞の実験設備があり、揚力の発生や後退翼のメリットを実際に目で確かめることができます。

小松といえば官民共用飛行場。ということで、エアラインのコーナーもあり、パイロットの制服や座席の実物、機体模型が展示されていました。さらに予約しておけば、機内食を食べることもできます(もちろん有料、1階喫茶コーナーにて)。

売店には303/306SQのパッチをはじめ、他の飛行隊のTシャツや、ヘルメットバックなどの小物など販売してます。私は、今回3年ぶりに訪れ、展示機体の入れ替わりには気がつきませんでしたが、何より売店が充実したような気がします。ミリタリーグッズを扱う店がほとんどない福井に住む私としては、ありがたいことです。

とりあえず、軍用機の写真だけ撮ってきました。

 

  HSS-2B

これだけ外に展示してあります。内部を解放しており、機内に乗り込んでハンモックみたいな椅子の座り心地の悪さを体験できます。当然コクピットも見れますがシート付近は立ち入り禁止です。

     
  T-33A

なんの変哲もないT-33Aですが、なんと垂直尾翼の部隊マークが左側306SQなのに、右側は303SQ(旧)になっているハイブリットな機体です。

     
  エンジンは外されて横に並べられています。
     
  F-104J。航空プラザで展示されている唯一の戦闘機です。さすがに屋内に展示されているので外塗装はきれいです。
     
  尾翼には207SQ(那覇所属時代)のマークがついていました。
     
  陸自ヘリのスタンダード?OH-6J観測ヘリ。タマゴの中に座ってみたかったのですが、ドア4枚ともカギがしっかりとかかってました。残念。
     
  KM-2練習機です。逆光で暗い写真になってしました。