航空自衛隊 浜松広報館

取材日:99/11/21 

99年4月にオープンした、航空自衛隊の広報館です。あくまでも広報館ですが、航空自衛隊が運営しているので、用廃となった軍用機がたくさん展示してあります。中では、そこらじゅうでVTRが流れており、航空自衛隊のお仕事がわかりやすく説明されています。このVTRがなかなかで、是非とも市販してほしいと思ったのは私だけではないでしょう。また、F-1の実機(マークは3SQ)がおいてあり、エンジンと一部外装パネルが外されています。兵装や全保有自衛隊機の1/32模型も展示されており、じっくり見て回ると半日はかかるでしょう。

そのなかでもおすすめは、全天周シアターです。これは簡単にいうと、プラネタリウムで空撮VTRをみるような施設です。上映は1時間に1回で定員があるため、とりあえず入場時に整理券をもらっておきましょう。実際の上映時間は10分ちょいで物足りない気がしますが、これ以上長いと酔ってしまうかもしれません。

もちろん売店もあります。やはり土地柄、ブルーとAWACS関係が多いような気がします。私は、1/48F4EJ改プラモと卓上カレンダーを購入して帰りました。このように、マニアにとってパラダイスのような施設ですが、入場は無料。浜松の人がうらやましい。雑誌を見ていると、展示機も変わっていっているので、何度でも訪れたい施設です。

  F86Fセイバーのブルー仕様

正面に展示されています。ディスプレイ台にのったプラモのように軽くロールうってます。

     
  C-46D

飛行点検隊のマーキングです。早くもディグロゥ塗装に傷みが。

     
  H-21B

空飛ぶバナナ。なんとも奇怪な機体デザインです。もし体験飛行の抽選が当たっても、これが飛んできたらちょっと躊躇します。多分、乗らないでしょう。

     
  F-104J

用廃展示機の常連。館内にも1機展示してあります。

     
  硫黄島の無人標的機UF-104の塗装ですが、まぁ、フツーのスターファイターでしょう。まさか、硫黄島付近の海の中から引き上げてくるわけないし。
     
  XF-2A(#501塗装)

早くも、F2の用廃機出現か!そんなはずありません。モックアップです。それでも、こんなに近くで見れるのはここだけ!

     
  F-1も用廃機が増えてきたようで、こっちは6SQのマーク。隣にはブルー仕様のT-2練習機が置いてありました。
     
  コスプレ可

空自仕様のフライトスーツを着ることができます。無料で制限時間は15分。ちなみに左のマネキンはGスーツ装着しています。(Gスーツは借りれません、念のため)

     
  E-767 AWACS

これは、展示機ではありません。せっかく浜松まで行ったので、外周をぐるりとまわったら4機とも並んでました。広報館で楽しんで、AWACSまで見れて大々満足。