森林インストラクターの試験

 森林インストラクターの試験は、筆記の一次試験と、実技・面接の二次試験がある。一次試験は下記の4科目があり、4科目すべてに合格すると一次試験をクリアー出来る。4科目すべて一度に合格しなくても、3年間の内に4科目合格すればよく一度合格した科目は、その後2年間は持ち越しとなり、受け直す必要はない。

一次試験内容
科     目 内     容
 森 林 ○森林の仕組み、植生の推移 ○樹木、森林の動植物 ○森林の地質、土壌と水文 ○その他森林に関すること
 林 業 ○山村と農林業 ○森林の効用 ○森林の施業 ○木材及び特用林産物(きのこ含)の利用 ○その他林業に関すること
 森林内の野外活動 ○森林レクリエーション ○キャンピング○ネイチャークラフト ○その他森林内の野外活動に関すること
 安全及び教育 ○安全の知識(気象を含む)、救急処置法 ○環境教育、自然保護 ○指導技術、企画の立て方 ○その他安全および教育に関すること

 一次試験に合格すると、実技と面接の二次試験がある。森林レクリエーション協会が行う「森林インストラクター養成講習会」を受講した者は、二次試験の内、実技試験が免除される。


二次試験内容

 項    目 内    容
 講 習 「森林インストラクターの責務及び役割」の受講
 実 技 試 験 鳥の置物等、様々な内容のサンプルを使ったインストラクターの実技
 面 接 自己PR及び、森林インストラクターの志望動機、何をしたいかなど

 以上の試験に合格すると、晴れて森林インストラクターとして登録されることになる。

戻る