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支援の輪 (2010.1〜)
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三陸鉄道復興切符に使うホタテ貝殻を寄贈/大船渡市の漁協青年部

 綾里漁協小石浜青年部(大船渡市)は、復興祈念切符となる恋し浜ホタテの貝殻をこのほど三陸鉄道に贈った。切符は4月1日に発売される。
 切符は恋し浜ホタテの貝殻に「三陸鉄道復興祈念きっぷ」と印刷してあり、同市の吉浜−恋し浜間で利用できる。運賃380円で、2014年3月31日まで有効。同区間は現在休止中だが、来年4月の運行再開を予定している。4月1日から500枚限定で盛(同市)、釜石、宮古、久慈の各駅で販売される。
(2012/3/29)




三陸鉄道の復興を支援する切符の販売1万枚超/釜石市の市民団体

 釜石市の市民団体が企画し、収益金の全額を第三セクター・三陸鉄道(宮古市)に寄付される「復興未来ゆき切符」の販売枚数が1万枚を越えた。東日本大震災から1年を機に、被災した三鉄の復旧を目指して売り出したもので、「諦めない限り有効」とした有効期限が反響を呼び、支援の輪を広げている。
 切符は1枚300円。11日、三鉄釜石駅前で行ったイベントで2000枚を限定販売したほか、専用のホームページを開設し、郵便振込みによる販売も受け付けたところ、ドイツなど海外も含め全国から注文が殺到しているという。31日まで受け付けるが、販売枚数は1万2000枚を越えそうだとしている。
(2012/3/27)




若桜鉄道でSL復活へ、全国に募金呼掛け/若桜線SL運行委員会

 若桜鉄道(鳥取県若桜町)の沿線の民間団体などでつくる「若桜線SL運行委員会」は、同鉄道若桜線でSLがけん引する観光列車を走らせようと、このほど全国に向けた募金活動を始めた。兵庫県多可町から譲り受けたSL「C12」を復元し、2016年度の運行開始を目指す。必要経費は途中駅での行き違い設備新設に2億円など計5億円と試算し、このうち5千万円を募金で賄う考えで、1口5千円。協力者は若桜駅構内の銘板に記載し、記念乗車に招待する計画だという。
 計画では、来年度中にC12のボイラー修復や客車の改造に着手、現在は圧縮空気で若桜駅構内を走らせているC12を石炭で動く蒸気機関車として復活させる。3両編成の観光列車を、週末や年末年始などを中心に年間150〜180日、若桜−郡家間で1日2往復運転し、平日は団体客にも対応する。全席指定で料金は片道千円を想定している。
(2012/3/7)




のと鉄道で花見を兼ねて同窓会を開催/穴水高校同窓会金沢支部

 穴水高校同窓会金沢支部は、のと鉄道を貸し切って穴水町を訪ねる「同窓会」を4月22日に初めて開催する。通学で利用した列車で当時を懐かしみながら、ふるさとの魅力を再発見しようと交流会を企画したもので、「桜のトンネル」で知られる能登鹿島駅へ花見に訪れ、母校へも足を運んで生徒と触れ合い、能登ワインの工場などを訪ねるほか、町職員を交えて町の将来について語り合う計画。
 同支部は1989年に設立され、名簿などで把握している分だけで約1千人の卒業生が所属している。昨年、「能登の里山里海」が世界農業遺産に認定されたことや、東日本大震災で人と人とのつながりの大切さが見直されたこともあり、地元での「同窓会」の開催を決めたという。
(2012/2/29)




北条鉄道にロケ誘致するためプロモビデオを制作へ/関西学院大生ら

 関西学院大学の学生らは、赤字が続く北条鉄道(加西市)の知名度アップと収入増を狙って映画のロケを誘致しようと、このほどプロモーションビデオを制作するため駅や車内、沿線風景などを撮影した。3月下旬にも北条鉄道のホームページで公開し、営業活動にも活用してもらう考え。
 同大学の学生達は平成22年度に車両ヘッドマークの全国公募コンテストを手がけていて、今回の取り組みはこれに続く企画。北条町駅で乗客にインタビューし、車内や車窓からの田園風景などを撮影したほか、長(おさ)駅では大正4年建設という古い駅舎を映像に収めた。ビデオは北条鉄道の魅力をまとめた1分のパターンと、ストーリー性を持たせた3分のパターンの2種を制作する予定だという。
(2012/2/11)




名鉄広見線沿線の戦国ロマン探訪へウォーキングマップ/活性化協

 名鉄広見線活性化協議会は、電車に乗って戦国ロマンを探訪してもらおうと、沿線ウォーキングマップを作製した。距離や所要時間のほか、消費カロリーの目安やYAOバス(旧名鉄八百津線代替バス)の時刻も掲載した。
 マップは、明智駅を起点にした計5コースを紹介している。広見東エリアは「夢半ばで散った桔梗と天下に誇る薔薇の競演」と題し、光秀ゆかりの明智城址や、花フェスタ記念公園を巡る3コースを設定。森蘭丸と縁がある兼山エリアは「森一族が現世に伝える天武の架け橋」と題し、金山城址などを巡る2コースを設定した。
(2012/1/5)




養老鉄道に自作の木製ベンチを寄贈/県立大垣工業高校定時制の生徒

 岐阜県立大垣工業高校定時制(大垣市)の生徒らが、このほど養老鉄道の3駅に自分達が製作した木製ベンチを寄贈した。同鉄道が今年、創業100年を迎えたことから、課題研究を兼ねて記念に贈ろうと4年生ら約10人が夏休み前から製作を始めた。
 贈られたベンチは、美濃青柳駅(大垣市)と大垣駅のホームに各1脚、養老駅(養老町)の待合所に2脚設置された。美濃青柳駅は同校から約500mにあり、約100人の定時制生徒のうち約20人が利用している。ベンチの脚の部分はヒノキ製、座る部分は杉製で、幅170cm、奥行き50cm、高さ40cm。木材選びから仕上げ塗装まで、何度も試行錯誤を繰り返して完成させたという。
(2011/12/16)




KTRと“勝手に”連携する宿泊プランを企画/京丹後地域の旅館有志

 京丹後地域の19軒の旅館は合同で、北近畿タンゴ鉄道(KTR)と“勝手に”連携し、同鉄道のチケット(乗車券控えや領収書でも可)を持参した客・大人1人にカニ1杯をお土産にする宿泊プランを実施する。
 国や県、観光協会の補助は一切なく、京丹後地域を何んとか活性化したいと、同地域の旅館や民宿、ホテルの有志が自己負担で共同企画したもので、地元のKTRの活性化にも貢献しようと、同鉄道を利用して参加施設に来館する宿泊客にカニをプレゼントすることにした。ちなみに夕食も「季節のカニコース」だという。
(2011/11/4)




養老鉄道の存続願い関連グッズの筆箱を製作/岐阜県立大垣工高生ら

 岐阜県立大垣工業高校(大垣市)の生徒たちは、養老鉄道(同市)の存続を願い、関連グッズ製作に励んでいる。授業で学ぶプレス金型の技術を生かして筆箱を作ろうというもので、このほど地元企業のプレス機械を借りて原型を完成させた。
 機械科の3年生有志8人が、4月からデザインの考案や図面づくりを手掛け、11月19、20の両日、同市で開かれる産業祭での販売を目指している。横18cm、縦8cmの筆箱は、表面に養老鉄道の車両と同校の校章、裏面には存続の願いを込めて「フォーエバー」の文字を刻印。100個製作し、同校2年生有志が製作したキーホルダーを入れて販売するという。価格は未定。
(2011/10/13)




上田電鉄・別所線存続支援のキャラクター創作/上田市の職員有志

 上田電鉄・別所線の支援活動を続ける上田市の職員有志グループ「アイプロジェクト」が、同線への関心を高めて利用者を増やそうと、架空の女子高生のキャラクター「北条まどか」を作った。市内在住のイラストレーターにデザインを依頼したもので、同グループは今後、キャラクター入りのバッジやポスター、時刻表を作る計画という。
 同グループは2003年5月に結成され、現在は5人で別所線紹介のホームページを運営するほか、電車のペーパークラフトやバッジの制作・配布などに取り組んでいる。同グループは2005年、少年少女のキャラクターを考案していて、今回はその少女の6年後のイメージという。鎌倉時代に塩田平に拠点を置いた北条氏の子孫の16歳で、市内の高台にある架空の高校に別所線で通学している高校2年生、という設定。まどかは「円」の意味で、かつて同線を走った「丸窓電車」の「丸」と掛けているという。
(2011/10/7)




くま鉄のPRにうちわを配布/人吉・球磨地域公共交通活性化協

 人吉・球磨地域公共交通活性化協議会は、第三セクター・くま川鉄道の利用促進のためにうちわを作り、地元の児童生徒に配布したほか、沿線の主な公共施設や同鉄道の有人駅でも配っている。
 うちわは直径21cmの円形で、表面は九州新幹線つばめのデザインを手掛けた水戸岡鋭治さんによる「自然博物館列車 KUMA」のイラスト、裏面には昨年募集したキャッチフレーズで優秀賞(学生の部)に選ばれた「くま鉄は まちをつなぐ 宝物」のフレーズなどをあしらっている。国土交通省の補助金を活用し、2万部を作成したという。
(2011/9/17)




LRV導入へ募金活動を開始/阪堺線の存続・活用を実現する会

 阪堺電気軌道の堺市内区間の存続や活用を支援する市民団体「阪堺線の存続・活用を実現する会」は阪堺線への低床式車両(LRV)導入を支援するために募金活動を始めた。
 同市は、8月定例市議会にLRV導入と線路改修などの費用9700万円を盛り込んだ補正予算案を提出していて、市民からも寄付金を募る方針であるのを受けて募金活動を始めることにしたもの。2年間をめどに募金を集める予定で、集まった金額の9割を車体購入費用として市に寄付し、1割を東日本大震災で大きな被害を受けた三陸鉄道に寄付をするという。
(2011/9/6)




銚子電鉄の「ぬれ煎餅」をアイスにまぜた新商品を考案/地元高校生

 千葉県立銚子商業高校の生徒が、銚子電気鉄道の名物土産「ぬれ煎餅」をアイスに入れた「ぬれ煎餅アイス」を考案し、月末から同電鉄の犬吠駅(銚子市)の売店で販売する。大震災以降に減少している観光客の回復に貢献したい考えで、同校は今後も地元企業と協力して新商品を開発するとしている。
 同校の生徒4人が、地域の活性化を考える授業の一環として5月から開発していたもので、製造はメーカーに委託する。銚子電鉄が製造販売する地元名産のしょうゆを塗った「ぬれ煎餅」をチップにしてアイスクリームと混ぜたもので、価格は1個180円。
(2011/7/28)




神鉄・粟生線存続へラジオドキュメント制作/兵庫県立高の放送部員

 兵庫県立小野高校の放送部員が、存続が危ぶまれる神戸電鉄粟生線(小野市−神戸市)の将来に警鐘を鳴らそうと、ラジオドキュメント「線路はどこまでも続かない」を制作した。
 中心になった3年生4人はすべて、西脇、加東、三木3市から粟生線で通学しているが、昨秋、報道などで粟生線の厳しい経営状況を知って危機意識を強め、毎年出品しているNHK杯全国高校放送コンテストに向けて昨年末から制作を始めたという。同校生徒や市民、小野市副市長、神戸電鉄部長ら200人超に対するインタビューを積み重ね、1990年にJR鍛冶屋線(西脇市−旧中町)の廃止を経験した沿線住民や、危機から脱した大阪府内の鉄道も取材して、制限時間の7分以内に仕上げた。
 作品は6月、県大会のラジオドキュメント部門で優勝し、他部門と合わせて同校放送部は10年連続の総合優勝に輝いた。27、28日に開かれる全国大会では優勝を目指している。
(2011/7/20)




知恵出し利用増そうと「平成ちくほう鉄道応援団」発足/郷土史家ら

 第三セクター・平成筑豊鉄道を支えようと、行橋市の郷土史家ら有志が「平成ちくほう鉄道応援団」を発足させる。筑豊・京築を支えた歴史ある鉄道の利用を広げようと郷土史家仲間が結集したもの。
 行橋市と直方市間の約50kmを結ぶ平成筑豊鉄道は、1890年代に開通した筑豊興業鉄道や豊州鉄道が前身で、九州鉄道、国鉄、JRを経て89年に三セク化した。筑豊から苅田港などへ石炭を運んだ重要路線も近年は利用者が減り、10年度決算では累積赤字が1億円を突破するなど厳しい状況が続いている。
 同鉄道線にはレンガ造りの橋脚やトンネルが残り、沿線にも種田山頭火の句碑や古墳など史跡が多く存在することから、応援団では史跡巡りを企画するなどして乗る運動を展開する考えで、まず行橋から電車に乗って石炭・歴史博物館(田川市)へ行くイベントを計画している。
(2011/7/16)




天浜線無人駅に設置の木製アートベンチのデザイン募集/文化芸大等

 静岡文化芸大などでつくる「ツリー・バイ・アート実行委員会2011」は、天竜浜名湖鉄道・天浜線の無人駅に設置する木製アートベンチのデザインを募集している。森林とアートをキーワードに地域活性化を目指すのが狙いで、今年3月、第1弾として同線・二俣本町駅(浜松市)のホームに、チェーンソーアーティストらが天竜杉で制作したベンチ「天使の椅子」を設置している。
 ベンチの大きさは幅、高さとも1.8m以内、奥行き1m以内で、無人駅10駅ごとに10作品を7月7日まで募集する。応募資格は全国の大学院、大学、高専、専門学校、高校の学生、生徒で、審査で選ばれたデザインを基に林業関係者や地元学生らが主に天竜産材を使って制作する。作品は10月中旬ごろには原谷駅、遠州森駅、気賀駅など無人駅10駅に設置する計画だという。
(2011/6/28)




しなの鉄道周辺の散策コースなど紹介する地図制作/活性化協議会

 しなの鉄道(上田市)と沿線の9市町や商工団体などでつくる「しなの鉄道活性化協議会」は、各駅周辺で楽しめるウオーキングとサイクリングのコースを紹介する「駅からウォーキングandサイクリングマップ」を制作し、各駅や観光協会などに置いて無料で配布している。
 マップには沿線自治体などがそれぞれ設定した、ウオーキングは18、サイクリングは8コースを掲載し、各コースの所要時間や距離、途中にある観光名所などが紹介されている。B5判32ページで3万4500部を印刷したが、同鉄道のホームページでも見ることができる。
(2011/5/10)




三陸鉄道・久慈駅で全線復旧願い応援イベント開催/地元のNPO

 NPO法人・やませデザイン会議(久慈市)は、三陸鉄道の全線復旧を応援しようと、このほど三陸鉄道・久慈駅(同市)で「三陸鉄道応援イベント〜笑顔をつなぐ、ずっと・・・。」を開いた。これからも定期的に応援イベントを開催するとしている。
 会場には「みんなの願い、全線復旧」と書かれた横断幕が置かれ、来場者らは思い思いに応援メッセージを寄せ書きした。今後、野田村でも同様のイベントを開催し、応援メッセージを書いてもらってから久慈駅に飾るという。
 会場ではマイレール応援市として、観光ガイドの会チーム「けさった」などがドーナツや大判焼き、豆腐田楽などを販売し、売上げの一部を三陸鉄道の支援金に充てる。また、地元の人に昔話を語ってもらう催しも開かれた。
(2011/5/9)




わたらせ渓谷鉄道の「枕木オーナー」が400超に/沿線住民の団体

 第三セクター・わたらせ渓谷鉄道の沿線住民などで作る市民団体「2015年の公共交通をつくる会」が推進している「枕木オーナー」の運動で、オーナーになった個人・団体が400を越えたという。
 枕木オーナーは、桐生市の精神障がい者自立支援施設「虹の作業所」が製造した「タブレットクッキー」(1枚180円)を購入すると、40円が枕木購入資金になるという支援の仕組みで、クッキーに付いている応募券を100枚集めると、メッセージが刻まれた名前入りプレートが枕木に取り付けられる。同社の存続が危ぶまれた2005年に運動が始まって今年で6年、今春で名前が取り付けられた枕木が計411本になった。
(2011/4/24)




KTRの最寄り駅を毎週続けて清掃奉仕/障害者就労支援施設

 福知山市内の障害者就労支援施設「虹の分校」は、近くの北近畿タンゴ鉄道(KTR)宮福線・厚中問屋駅を、毎週1回、ボランティアで清掃している。無人駅を定期的に清掃してくれている同施設に、このほど同社が感謝状を贈った。
 KTRを利用して通っている生徒が「駅にごみが落ちてた」と話したのをきっかけに清掃活動に積極的に取り組んでいて、施設の生徒や指導員らが駅の駐輪場などでたばこの吸い殻を拾い、デッキブラシで磨くなどの作業を継続してきた。
(2011/3/19)




通学で使った若桜鉄道で「卒業列車」を企画/地元中学校の卒業生

 鳥取県八頭町立八東中学校の卒業生が、3年間通学で利用した若桜鉄道で「卒業列車」を初めて企画し、記念乗車して感謝の気持ちを表した。卒業した3年生は総合的な学習として「若桜鉄道活性化プロジェクト」に取り組んできていて、授業で手作りしたパンフレットを乗り合わせた客やJR鳥取駅の利用客に配ってPRに一役かった。
 同校では全校生徒110人の半数が若桜鉄道で通学していて、卒業式終了後、卒業生35人はは学校からほど近い丹比(たんぴ)駅に向かい、教諭が飾り付けた列車が到着すると在校生に見送られて保護者らと乗車した。この後、丹比−鳥取駅間を往復する間、生徒らは特製の卒業弁当を味わったり、手製パンフレットを配ったりして小旅行を楽しんだ。
(2011/3/9)




天浜線二俣本町駅に「天使の椅子」/天竜ツリー・バイ・アート実行委

 浜松市天竜地区の林業者らと創造再生研究所(東京都港区)がつくる天竜ツリー・バイ・アート実行委員会は、天竜浜名湖鉄道の無人駅・二俣本町駅(同市天竜区)のホームに、天竜杉で製作した「天使の椅子」を設置した。
 同研究所は、国連が定める国際森林年(2011年)にちなんだ啓発事業を進めていて、同駅での事業は地方鉄道の無人駅に木のデザインベンチを設置する「ツリー・バイ・アート企画」の第1弾になるもの。同駅はかつて林業で栄えた天竜地区の玄関口に当たり、林業再生で地域活性化を図るシンボルにしたいとの思いで実施駅に選んだとしている。
 天使の椅子は「座れば誰もが天使になって幸せを呼ぶ駅のシンボルにしたい」との願いが込められ、背もたれが大きな羽になったデザインで、高さ1.5m、幅1.3m。地元の協同組合が材料を提供し、宮大工とチェーンソーアーティストが協力して釘を使わずに仕上げたという。
(2011/3/4)




北陸鉄道2線の利用促進策探る協議団体を設立/沿線の8町会連合会

 北陸鉄道(金沢市)の石川線、浅野川線の利用促進を図るため、沿線住民らによって「石川線・浅野川線利用促進会議」が結成された。両線は利用者の減少が続き、存続が危ぶまれていて、沿線の8つの町会連合会が参加して住民主体の利用促進活動に取り組むという。住民の関心を呼び起こし、存続に向けた気運を醸成できるか注目される。
 石川線(野町駅−鶴来駅間13.8km)と浅野川線(金沢駅−内灘駅間6.8km)は同市と周辺市町を結んでいて、2009年度の利用者数は石川線が121万2千人(前年度比4.7%減)、浅野川線が147万5千人(同3.6%減)。両線を合わせた鉄道事業全体の輸送人員は268万7千人と、ピークだった1966年度の約4分の1近くにまで落ち込み、同年度の経常損益は約1億400万円の赤字になっている。09年10月末には石川線鶴来駅−加賀一の宮駅間(2.1km)が廃止になり、北鉄は同年夏、国の財政支援を受けるため、地域公共交通活性化法に基づく法定協議会の設置を沿線市町と県に提案した。北鉄側は「民間事業として継続は難しい」と主張するが、行政側からは「まずは交通事業者が経営努力をすべき」との考えが示され、議論は平行線のままで法定協は設置されていない。
 「利用促進会議」は、法定協とは別に、沿線住民自らが両線存続のために支援組織の設立に立ち上がったもので、初会合では、町会行事で鉄道を積極的に利用するほか、北鉄が行うイベントの支援、車内や待合室での作品発表会の開催などの方針を確認したという。
(2011/2/20)




伊賀鉄道支援に「ふくにん」かたどったパン発売/伊賀市のパン店

 第三セクター・伊賀鉄道(伊賀市)を支援するため、同市内のパン店が同鉄道のマスコットキャラクター「ふくにん」をかたどったメロンパン「ふくにんパン」を発売した。
 「ふくにん」はフクロウと忍者をイメージしたマスコットで、伊賀鉄道友の会が認知度を高めようと手作りパンが人気の同店に創作を依頼し、昨年12月から試作を重ねていた。同店は1個140円の売上げのうち10円を友の会に寄付することになっていて、イベントの運営などに役立てられるという。
(2011/2/12)




上信電鉄の利用学生に4月から定期代の一部を補助/高崎商科大学

 高崎商科大学(高崎市)は、沿線の上信電鉄を利用する全学生を対象に、4月から通学定期券代の約11%を補助する制度を開始する。同大の学生数は併設の短大と大学院を合わせて約1千人で、このうち約4割が同電鉄を利用しているが、約3割は車で通学しているという。同大では環境に優しい鉄道に理解を深めてもらうため電車の利用を呼び掛け、厳しい経営状況の同電鉄の活性化に寄与したい考え。全国の私立大学でこうした制度を実施するのは初めてと見られる。
 同大は2001年に開学し、その後、同電鉄が大学から約300mの地点に大学名を冠した新駅を開業している。しかし、赤字が続く同電鉄は09年度から5年間で総額約15億円の補助を沿線自治体などから受けることになっていて、このため、割安の通学定期券でも、高崎駅から3駅目の大学前駅までが6ヵ月で約3万円と高く、学生から不満の声が上がっていた。新制度では学生が大学に申請し、その申請書を提示すると定期券を補助分を差し引いた額で購入でき、大学は定期的に一括して同社に補助分を支払う見込み。
(2011/1/27)




三陸鉄道など三陸の鉄道駅の自慢料理紹介マップを完成/住民有志

 三陸沿岸の活性化を目指す岩手県内有志の研究会「SMAP(スマップ)」は、このほど三陸鉄道とJR山田、八戸両線の各駅ごとにおすすめメニューを紹介する「駅−1(えきいち)グルメマップ」を作成した。各駅などで観光客に無料で配るほか、首都圏の旅行エージェントにも配布し、誘客に活用するという。
 同会は、各駅周辺にある飲食店に地場食材を使った新メニュー開発を依頼し、でき上がった料理を写真と店主のコメント入りで紹介している。マップは小冊子状で、北はJR八戸線の種市駅から三陸鉄道北リアス線の各駅を経て南はJR山田線陸中山田駅まで、全12駅15店舗の「駅−1」を掲載した。今後は南にも範囲を広げて、鉄道沿線を盛り上げたいとしている。
(2011/1/26)




小冊子「井原線に乗ろう」を発刊/岡山県エッセイストクラブ

 岡山県エッセイストクラブは、小冊子「エッセイでふるさと再発見 井原線に乗ろう」を発刊した。会員32人が昨年9月に井原鉄道井原線に乗り込み、総社、井原市、矢掛町など沿線各地の歴史や風土、人情に触れていて、冊子には計24編が収められた。約100部の印刷は福武教育文化振興財団の助成を受けたという。
 同クラブは2002年3月に60人ほどで結成し、現在は約140人まで増えた。地域貢献活動としてメンバーが特定の地域を歩き、エッセーによるふるさと再発見を競っていて、今回の冊子は昨年春に「笠岡紀行」をまとめたのに続く第2弾。
(2011/1/26)




肥薩おれんじ鉄道のPV制作/阿久根市内の県立高校放送部生

 鹿児島県立鶴翔高校(阿久根市)の放送部3年生3人が、肥薩おれんじ鉄道のプロモーションビデオ(PV)を作成した。3月までに同鉄道や九州新幹線の停車駅、観光案内所などで放映を始める予定で、新幹線の利用者を同鉄道に呼び込みたい考え。
 PVはNPO法人・Bigup(同市)の事業の一環として、昨年、3人に制作依頼があったもので、うち2人は通学で同鉄道を利用しているという。制作されたビデオは同鉄道の応援歌「おれんじ色の風」の歌詞に合わせた恋愛ドラマ仕立てで、車窓風景や駅周辺の観光スポットも盛り込み、路線存続の願いが込められた約5分の作品に仕上がった。
(2011/1/6)




高校生も協力し津軽鉄道五農校前駅に新駅舎完成/地元のNPO

 NPO法人・つがる夢庭志仙会(つがる市)が進めていた津軽鉄道五農校前駅(五所川原市)の整備事業がこのほど完成した。市民有志や通学で使う五所農林高校の生徒たちも、水路や花壇、のり面の石積み作業など周辺整備に協力したという。
 同駅は、同校が市中心部から移転した1974年に開設されたが、近年は老朽化がひどくなり、同会が「むつ小川原地域・産業振興プロジェクト支援助成金」を活用して整備に着手した。駅舎は周辺の景観を守るため県産ヒバ材で建てられた。
(2010/12/11)




三陸鉄道北リアス線・山口団地駅に巣箱を寄贈/勝手に応援する会

 三陸鉄道の沿線住民がつくる「三陸鉄道を勝手に応援する会」が寄贈した巣箱が、このほど北リアス線の無人駅・山口団地駅(宮古市、10月開業)に設置された。同会ではスズメやシジュウカラなどの駅長(鳥)の着任を期待しているという。
 巣箱は、同会が募金を呼び掛けて全国の148人、5団体から寄せられた22万円余の一部を活用し、盛岡市の彫刻家・植野義水さんに作ってもらったもので、同鉄道職員がホームに支柱を立てて設置した。併せて植野さんが製作した来年のエト・ウサギの木彫り4体も置かれたが、同会では今後も募金活動を続け、木彫りの動物を全駅に設置していくとしている。
(2010/12/6)




地元民らが土佐くろしお鉄道の車両を清掃/サポーターズクラブ

 土佐くろしお鉄道・中村駅(四万十市)の構内でこのほど、地元の高校生や市民ら約20人が参加して車両の清掃を行った。
 地域の公共交通を応援するため、同鉄道・高知西南交通バスサポーターズクラブが昨年9月に発足し、初めて企画した支援活動だという。同クラブ(約3400人)は年会費1千円で、同額の鉄道・バス共通回数券やポイントカードがもらえる特典がある。
(2010/11/25)




しなの鉄道沿線を紹介する「ガタゴト通信」創刊/沿線観光協議会

 しなの鉄道の沿線12市町村と各観光協会などでつくる「しなの鉄道沿線観光協議会」は、同鉄道(軽井沢−篠ノ井間)沿線を中心に、店舗や催しなどの情報を伝える無料季刊紙「ガタゴト通信」を創刊した。各駅や観光案内所で配布している。
 創刊号では2つの特集を組み、「おもちゃに会いに行こう」では長野県軽井沢町の博物館や上田市の工房などを紹介、「おいしいパンを買いに行こう」では佐久市や千曲市などの店を掲載した。カラーのタブロイド判8ページで、1万部を印刷した。
(2010/11/11)




錦川鉄道沿線の雑木伐採等で無名の滝が出現/沿線住民の団体

 第三セクター・錦川鉄道(岩国市)の沿線住民らでつくる「錦川の自然を守る会」は、沿線の雑木や下草を刈り取る活動にボランティアで取り組んでいるが、このほど住民たちの3回にわたる作業の結果、地元でも知られていなかった無名の滝が姿を現した。観光路線として生き残りを模索する同鉄道はさっそくこの滝の愛称募集を始めていて、新名所として売り出し観光客の誘致につなげたい考え。
 同会は、経営難の錦川鉄道を手助けしようと、5年ほど前から車窓からの景色を妨げる木や草を刈り取り、横を流れる錦川の絶景ポイントを増やしてきた。今度、車窓から眺められるようになったのは、椋野駅から1km南にある落差約25メートルの5段の滝(同市)で、線路の近くにあるが密な雑木林に遮られ、徒歩でも近づけない場所にあるため地元でもほとんど知られていなかった。同会発起人の元国鉄マンが、同鉄道の前身の旧国鉄岩日線で車掌として乗務したことがあり、滝の存在を知っていたのがきっかけとなった。
(2010/10/29)




「たま電車」に絵本提供、運営にも関与/わかやまNPOセンター

 和歌山市内で絵本図書室を開いている「わかやまNPOセンター」は、和歌山電鉄の「たま電車」内に車内で自由に読める絵本や児童書175冊をこのほど無償貸与した。絵本図書室の分店「絵本ぐるぐるinたま電車」と名付け、今後、半年ごとに本を入れ替えるなど運営に携わることにしている。
 猫の駅長・たまがデザインされた「たま電車」には以前から約240冊の絵本が置かれ、乗客の親子連れらに利用されてきた。幼稚園児を招いて読み聞かせの会も開かれているという。
(2010/10/6)




日本最古級の電車かたどった貯金箱で保存資金/キシ・エンジニア

 医療・福祉機器メーカーのキシ・エンジニアリング(出雲市)は、一畑電車が保有する日本最古級の電車「デハニ50形」を保存するために、同電車をかたどった貯金箱の販売を始める。売上げの一部を保存活動の資金に充てようというもので、年内にもネットを通じて全国向けに通信販売するという。
 同電車は、5月に公開された映画「RAILWAYS」にも登場し、鉄道ファンから根強い人気があるが、現在の安全基準で運行するには大規模な改造が必要で、昨年3月に営業運転を終えている。
 貯金箱は、一畑電車と契約して商品化していて、金属製のボディに窓をレーザー加工するなどして手作り感が漂わせている。全長は約30cmで、屋根から硬貨を投入する。価格は1万円で、このうち3千円を活動資金に充て、各地でのイベントなどで保存を訴えるとしている。
(2010/9/14)




「ピカピカデー」の一環で天浜線原谷駅を清掃/地元の小学生

 掛川市の原谷小学校3年生の29人が、このほど天竜浜名湖鉄道・原谷駅(掛川市)で清掃奉仕を行った。同小学校では、この日、「ピカピカデー」と銘打って、生活科や総合的学習の場を提供してもらっている地元の施設などを学年ごとに分担して掃除した。
 同駅は昨年11月に無人駅になった後、地元有志約40人でつくる「ポッポ屋原谷会」が駅の管理業務に協力し、旧駅務室を地域活動の場として活用している。子どもたちは、木造駅舎の窓ガラスや木製ベンチをぞうきんがけするなどしたほか、待合室や旧駅務室に掲示された古い写真や郷土史資料などを見学し、同会の人たちから説明を聞いた。
(2010/09/10)




上毛電鉄の沿線の良さ再発見に車窓に額縁/武蔵野美大生の有志

 車窓からの風景を絵画に見立てて沿線の良さを再発見してもらおうと、武蔵野美術大学(東京都)の有志が上毛電鉄(前橋市)と共同で、車内を装飾する「ギャラリートレイン」を企画した。学生7人が飾り付けを行った電車は31日〜9月29日の間、中央前橋−西桐生駅間を1日6往復する。
 きっかけは、同大学の一学生が今春、サクラの造花や写真で彩った同電鉄の「桜電車」に乗って感動し、学内で有志を募って自分たちで車内の飾り付け企画を考え、同電鉄に提案したという。飾り付けは2両編成の車両の各窓に約200枚の額縁をかたどったステッカーを張ったもので、見慣れた車窓の風景を額縁に入れることで沿線を見直してもらおうという狙い。額縁のデザインは、インターネットで著作権のない絵柄を探して採用した。
(2010/8/30)




住民らが伊賀鉄道・猪田道駅を修繕/伊賀鉄道の駅舎を考える会

 沿線の住らが参加する「伊賀鉄道の駅舎を考える会」は、このほど猪田道駅(伊賀市)の駅舎や待合室のペンキを塗り替えるなどの修繕を行った。昨年12月に発足した同会が初めて修繕作業に取り組んだもので、会員や住民ら約40人が参加した。
 同会は同市の地域活動支援補助金を受けて活動していて、今回は老朽化した駅舎内部に合板を貼り付けて補強したり、駅舎入口やホームのベンチなどにペンキを塗ったりした。年内に依那古駅と丸山駅の修繕作業を行う予定もあり、ボランティアの参加や活動資金のカンパを募っている。
(2010/6/28)




三岐鉄道北勢線を応援する演劇を合同で上演へ/地元の3劇団

 三岐鉄道北勢線の地元で活動する3つの劇団が、初めて合同公演を行い、同線を応援する演劇「黄色いガタンコー」を上演することになった。20日に桑名市で上演されるほか、沿線の東員町やいなべ市でも披露される予定。
 同線は、レール幅が新幹線の約半分の762mmしかなく、「黄色いガタンコー」の愛称で知られている。演劇は北勢線沿線に住む人たちを題材に、3つの劇団がそれぞれの家族や仲間を描く人情劇で、同線を歌った「黄色いガタンコー」を作詞・作曲した歌手の小川尚子さん(桑名市出身)も特別出演するという。入場料は一般1000円、中高生700円(当日300円増)。
(2010/6/17)




しなの鉄道の沿線を紹介する専用HPを開設/沿線観光協議会

 しなの鉄道(篠ノ井−軽井沢間)の沿線12市町村や各観光協会などでつくる「しなの鉄道沿線観光協議会」は、専用ホームページ「すろうとらべるレイルウェイ ふらりとしなてつ」を開設した。それぞれの観光名所やイベント情報などを詳しく紹介している。
 食、自然、歴史など6分野ごとに各地の観光情報を掲載しているほか、各市町村や駅名からも情報を見ることができる。今後、運転士が運転席から見た沿線の風景を紹介するコーナーなどを追加する予定という。
(2010/6/12)




神鉄粟生線沿線活性化に児童の農業体験受け入れへ/沿線住民

 神戸電鉄粟生(あお)線(鈴蘭台−粟生間)の利用促進を図ろうと、終着の粟生駅(小野市)周辺の住民らが立ち上がり、神戸市内の小学生の農業体験を6月から受け入れることになった。地元の良さを知ってもらい、地域の活性化にもつながることを期待している。
 1952年に全線開通した同線の利用者数は、92年度の1420万人をピークに減り続け、09年度は680万人となり、赤字は01年度から毎年10億円を越える厳しい状況が続いている。しかし、小野市内の駅だけでも毎日約1500人が通学に利用していて、高校生らの通学手段として欠かせないため、神鉄と神戸、三木、小野の3市などは昨年11月に地域公共交通の活性化・再生法に基づく活性化協議会を設置し、活性化計画をまとめて国に支援を求めている。
 こうした中で、同協議会の打診を受けて沿線住民らが農業体験を受け入れることになったもので、米やサツマイモ、黒豆の植え付け、収穫の体験を神戸市内の小学校に呼びかけた。その結果、6月には7校約630人、収穫期の10月には10校約870人の児童が参加することになったという。協議会からの援助は苗の購入や昼食の材料費など約15万円だけで、あとは地元の持ち出しになるが、自治会や老人会のメンバーが農作業を教え、同駅で営業するコミュニティーレストランが昼食を用意するなど、地域を挙げて取り組むとしている。
(2010/5/25)




由利高原鉄道25周年に鯉のぼりを泳がせる/沿線住民の実行協

 由利高原鉄道(由利本荘市)の開業25周年を記念して、沿線住民らでつくる実行協議会が、沿線15ヵ所で鯉のぼりを泳がせている。実施期間は5月1日から30日までの約1ヵ月。同鉄道は期間中、車内を鯉のぼりで飾った「鯉のぼり列車」を運行し、5、15日は小学生以下の運賃を無料にする。
 設置したのは鳥海山ろく線の全12駅周辺と、走行中の列車から見ることができる小学校などの3ヵ所で、県内外から寄せられた鯉のぼり約250匹が泳いでいる。また、矢島駅舎内には全長10mの大きな鯉のぼりもお目見えした。
(2010/5/1)




弘南鉄道応援で青森県産ヒバのしおり製作/弘前市のNPO

 NPO法人「弘前こどもコミュニティ・ぴーぷる」(弘前市)は、弘南鉄道の公式グッズとして県産ヒバを使ったしおりを発売する。同法人は2008年から市の鉄道等地域資源活用活性化事業に取り組み、沿線地域活性化に向けて活動をしているが、しおりも同事業の一環として考案、製作した。
 しおりには、岩木山や同鉄道の車両、ロゴマークとともにレールがデザインされ、この鉄路が10cmの定規としても使える。大きさは縦3cm×横12cm、厚さは2mm。1枚500円で、同鉄道の有人駅などで販売される。売上げの一部は同鉄道沿線地域の市民活動を活発化するための資金として使用されるという。
(2010/4/23)




いすみ鉄道支援に車両の窓を初めて清掃奉仕/大多喜高校の生徒

 千葉県立大多喜高校(同県大多喜町)の生徒たちが、通学に使っているいすみ鉄道支援活動の一環として、このほど初めて車両の窓清掃を実施した。きれいになった車窓からは4月上旬まで沿線で咲きそろう菜の花が眺められそうだ。
 生徒会役員や同鉄道対策委員会のメンバーの生徒13人が参加し、車両2台を水洗い後、サンドペーパーで磨き、内側の窓ふきもした。窓の外側は線路を走る際に飛散する鉄の粉が付着し茶色く汚れてしまうが、同社が月1回実施する車両清掃では「サンドペーパーを使って付着物を落とすまではなかなかできない」という。
(2010/3/18)




信楽高原鉄道の「枕木オーナー」を募集/同鉄道利用促進協議会

 甲賀市の議員や市民団体などでつくる信楽高原鉄道利用促進協議会は、同鉄道の「枕木オーナー」を募集している。同鉄道(貴生川−信楽駅間、約14km)には約2万3千本の枕木が使われているが、経営状態が厳しい同社を支援し、古い枕木の交換を進めようと計画した。
 一口5千円で、オーナーになると枕木に名前と設置月を書いたプレート(縦12cm、横15cm)が取り付けられ、プレートの写真と実際に使用されていたレールを加工して作った文鎮が贈られる。
(2010/3/7)




阪堺電車への応援歌をイベントで披露へ/チン電存続活用実行委員会

 大阪府内唯一の路面電車・阪堺電車の存続を求めて活動する「チン電存続活用実行委員会」は、7日に堺市で「走れ、チン電!踏んばれ、チン電!」と名付けたイベントを開くが、この場で応援歌の「チンチン電車」が披露される。
 この歌は、府内で歌手として活動するすずきよしゆきさんが5年前に作った曲だが、これまでほとんど披露の場がなかった。同市中心部のLRT(次世代型路面電車)計画の中止が決まり、同電車・阪堺線の存廃問題が浮上したのを機会に応援歌として披露することになった。すずきさんと阪堺線の出会いは、03年の阪神タイガースの18年ぶりリーグ優勝を受けて作った「六甲おろしを歌わせてくれ」のCD発売を記念し、2005年春、電車を借り切ってライブイベントを開いたことから。
(2010/3/4)




三陸鉄道に乗る縁結び企画で会議も出会いの場に/盛岡のNPO法人

 盛岡市のNPO法人・いわて子育てネットは、縁結びを買って出ようと3月に三陸鉄道を使ったイベントを計画しているが、その内容について話し合う「三陸鉄道レトロ列車に乗ろう!探そう!企画会議」を開催し、会議も「出会いの場」にしてしまおうという趣向を用意した。
 三陸鉄道に乗る婚活イベントは、日帰り旅行で3月21日に実施予定で、バスで盛岡市から宮古市に移動し、北リアス線か南リアス線に乗車する予定。コース設定やイベント内容は、26日と3月9日の企画会議で参加者自らが話し合って決めることにしていて、定員は男女各15人程度、会費は6千円(バス、三陸鉄道の乗車料金を含む)という。
(2010/2/20)




いすみ鉄道「ムーミン列車」に応援歌/シンガーソングライター

 いすみ鉄道(千葉県大多喜町)はヘッドマークなどにムーミンを描いた「ムーミン列車」を運行しているが、このほど県内在住のシンガーソングライター・平野壮さんが列車にちなんだ応援歌を作詞・作曲した。「ムーミン谷の人々へ」と題され、鉄道を地域の宝として存続させるため、列車を誇りに思って欲しいという気持ちを込めたとしている。
 平野さんはフォークやロックを歌っていて、同町には2年ほど前から演奏で訪れているが、昨年6月、いすみ鉄道や町の活性化に取り組んでいる地元の人から、経営再建に取り組む同鉄道の応援歌を作って欲しいと依頼されたという。平野さんは、24日にムーミンの仲間スナフキンの帽子にマフラー、マント姿で車内でギターの弾き語りライブを行ったが、31日にも2回目の車内ライブを行う予定で、2月14日にはCDも発売される。
(2010/1/27)




忘れ物傘をアートにし常磐線イメージアップ作戦/東京芸大の学生ら

 常磐線の「あか抜けない」イメージを向上させようと、沿線の自治体と東京芸大の学生などが協力してアートイベントを開く。今回のイベントは、美術系の学科の学生11人と卒業生がJR北千住駅構内で傘をキャンバス代わりに思い思いの絵を描く。JRから電車内の忘れ物の傘220本を譲り受け、世界で一つの傘を作り、完成した傘は取手駅近くのギャラリーに展示するとしている。
 沿線地域のイメージアップを目指した取手市の呼びかけで、同線沿いに複数のキャンパスがある同大学や台東、荒川、足立、葛飾の各区、千葉県の松戸、柏、我孫子の各市、JR東日本東京支社が参加し、2006年に「JOBANアートライン協議会」が発足。08年11月には、北千住駅で同大の学生らがその場で1人10枚のポスターを描くイベントが実施され、完成したポスターは沿線の各駅に飾られた。
(2010/1/22)




市職員証に琴電「イルカ」機能内蔵のICカード採用/高松市

 高松市は、市の職員証を高松琴平電鉄のICカード乗車券「IruCa(イルカ)」の機能を内蔵したICカードに切り替え始めた。このカードは電子マネーとしても使えるもので、公共交通機関の利用と市内の商店街などでの買い物を促進するのが狙い。
 市は市職員のパソコンログイン時の本人認証の簡略化や情報セキュリティを強化するため、ICチップ付きの新職員証を発行するのに合わせて「イルカ」の機能を追加することにした。このほど本庁舎の約1150人に交付したのを初め、2010年度末までに再任用を含む正規職員約3850人の職員証を順次切り替える計画で、IC化の諸経費は約800万円の見込み。
 「イルカ」は高松琴電とことでんバスの乗車券としてだけでなく、市内約150店舗での買い物や、市役所など公共施設20箇所での料金支払いにも利用できる。発行枚数は約15万6千枚(09年12月末現在)で、香川大学でも昨春、学生証に導入している。
(2010/1/6)






「公共交通トピックス」
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