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2010年5月5日 AM6:00〜 しば神輿つくり                             福井市味見河内町  住吉神社
 柴神輿(しばみこし)材料

たくさんのブナの若木

たくさんのツバキの若木


   主材料

しば神輿みこしの主な材料
ブナ、ツバキ、シデ、杉丸太
  スギ葉、ネソ、フジ

朝6時ごろより
大量のブナを得るために、山の尾根付近まで取に行きます。                      

 ネソ練り(ねり)

             伝統のネソ結びの材料加工

今日とってきたばかりネソの若木
 全体をねじって、木の繊維をほぐします。
   (足で押え雑巾を絞るようにねじり上げてほぐします)
一昔前は、稲を乾燥するはさ木を縛る材料などに
 普通に使われていたそうです。
もっと昔は、茅葺かやぶきの屋根の骨組みなどの固定(結び)に
 一般的に使用されていた建築材料でもありました。                  

    ネソ=マンサクの木(?)

やわらかくなっていないのがあって、使いにくいのか?
 その材料を「ネソが練れてないぞぉ〜」と文句がでる場面がありました。
 ネソ結び

このネソをロープ代わりに!

結び方は、大変技巧的、
 引っ張れば引っ張るほど
  締まります。

化学繊維のなかった時代
 普通に使われた縄です。                      

 ネソ締め

ネソ締め

片方の端を引っ張りながら
もう片方を巻きつけるように
ねじる、その先が戻らないように縛るだけで緩まない。

昔から伝わるネソ締めの技
                       

 ご神体のより代造り

より代造り

まず木の枝(必ずYの字形)の先を削り刺さりやすくします。その途中に返し(ヒッカカリ)をつけ抜けにくくします。

一掴みほどの季節の花をそろえて、Yの字上に縛ります。


例年なら底筒男命、中筒男命、上筒男命のご神体3体のより代を造ります。 

今年は、ショウブ、コブシ、スイセン、ツバキの花が使われた4体のより代が造られました。                  1人でも多くの人が福を得られるようにとの配慮です。  

 本体の造り方(手順)

井桁の上にツバキの若枝を敷き詰めるように乗せます。
一抱えほどの杉の葉を束にして3束造ります。
これをまとめて杉丸太で作った井桁にくくりつけます。
昔は、この杉の井桁も太いグンドフジでくくって造ったそうですが、現在の井桁は、金属製の金具にて留られていました。                      

ネソで縛ります。
ネソの両端にロープをつけ両側から数人で引っ張ります。
このときカキヤで打ちながら強く締めます。
玉状のカタマリを少しずつ広げ、周りからブナやシデの枝を差し込みます。
形が整ったらご神体のより代を中央に埋め込みます。
このとき打込むために使う棒もやっぱりYの字形をしたものを逆さにして、ご神体のYの字と重ねて上からカキヤで打込みます。
朝から20〜30名の男衆が一生懸命がんばって、午前11時すぎようやく完成しました。

この日だけは、この町内出身の方が大勢帰ってきて、にぎやかな1日でした。


    
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