悪略の代償<3>

 


 

 

 


 
何でよりにもよって、こんなところにこんな場面でこの人が来るのか。
 天化は恐怖と混乱で思考が上手く定まらなかった。
 とにかくどうにかしなくては、と滅裂な焦りだけが胸をつく。
「あ、ちっ、違うさ!王サマ酔ってて、ここに運んだら倒れこまれて……ね、王サマ…………って…………」
(寝てる〜〜〜〜〜〜っ!!!!)
 自分を寝台に押し付けるようにして、くーくーと彼は寝息を立てていた。その寝顔があまりに幸せそうで、思わずどつきたくなったほどである。
(王サマのバカ野郎ぉぉぉぉっ!!何で俺っちがこんあメにあわんきゃいけないのさっ!!)
 何にも悪いことはしていないのに。いや、むしろ良いことをしたっていうのに。
 そのお返しがコレでは、あまりにヒドすぎる。
 すっかり竦み上がってしまった天化の眦に、じわりと涙が浮かんだ。
「ふ〜ん、寝台に組み敷かれて、抵抗もしないで………それで何もなかったって君は言うんだね。そう、そんなに僕を怒らせたいんだ?」
「な………そんなゴカイ……っ!俺っちはただ………!」
「もういいよ」
 もつれた弁明を一言で切り捨て、楊ゼンは姫発の身体の下から、天化を片腕一本で引き出す。そのまま、天化の両腕をがしっと掴んで、睫毛が触れ合うほど間近に彼の顔を引き寄せた。
「ひっ…………」
 途端、天化が怯えきったような声を漏らす。
 楊ゼンの奇麗な紫の瞳の奥に、獰猛な何かを垣間見た気がしたからだ。
 いつも無表情な彼からは、生憎と表情を読み取ることはできないが………それでも自分が何をされるのか、は嫌というほど教え込まされた天化である。
 同時に、楊ゼンの独占欲の強さと、性格の悪さも。
「………さぁ天化君。昨日の分もあわせて、しっかりと償いをしてもらおうか」


 その後、天化の助けを求める悲鳴が、楊ゼンの唇によって塞がれたことは言うまでもない。

 

 

 

 




 そうして、天化と楊ゼンが(正しくは楊ゼンに捕まった天化が)去った後の姫発の居室。
 そこに、太公望がひょっこりと顔を出した。
 そのまま、スタスタと寝台に歩み寄り、いまだぐーすか寝ている姫発に向かって、
「武王、もうよいぞ」
 そんなひそやかな言葉を投げる。
「おぅ」
 すると、今まで泥のように眠りこけていた姫発がぱっちりと目を開いた。とても酔っ払い者とは思えないほどのしゃんとした動作で寝台のうえにあぐらを書き、ずれた頭の布を巻き直し始める。
「どーだ。迫真の演技だったろ」
「何がじゃ。私情いれまくっておったくせに」
「ひでー。お前が協力してくれって言ったから、わざわざ人様の恋路にちょっかい出す野暮な役引き受けたんじゃねーか」
「だから仙人界秘蔵の酒をくれてやったであろうが。………まあ、確かに助かったがの」
「だろ?それにしてもえげつねーこと考えるよな、あんたは。あれじゃあ天化が可哀相すぎだぜ?」
「勿論承知の上だ…………が、この場合しょうがないであろう。あやつが嫌がって楊ゼンの相手をしてやらんものだから、最近のあやつはぼ〜っと煮詰まっててまったくの役立たずじゃ。山ほど政務が溜まっておるというのに」
「………だから、俺に天化を捕まえさせて、あんたは楊ゼンを俺の部屋に向かわせたってわけか」
「その通り。あの自尊が山の如く高い天才が、情人の濡れ場を発見すれば、その後どうなるかなぞ、容易に想像できるというものだ」
「………やっぱりお前って可愛い顔しながらサイアクな性格してるよな。見習いたいぜ」
「そう誉めるでないよ。さぁ姫発、おぬしもとっとと政務に戻らんと、天化同様料理してやるぞ」
 にやっと人差し指をあごにつけつつ笑いを漏らす太公望に、姫発は軽く嘆息しながら、ひらひらと片手を振って、
「おーっと冗談じゃないぜ。わぁーったよ、戻る戻る」
「ふふん、最初からそう言えばよいのだ。………さて、何にしろ明日明後日あたりは二人とも寝室から出てこぬだろうし、天化はその後も使い物にならんだろうから………これは忙しくなるのぅ」
「楽しそうだよねー、アンタ………」
 そう呟きつつも、役得だったな、と満足気に笑う姫発だ。

 

 

 

 

 

 




「ぅ、わ………っ!」
 力任せに引き摺られながら、寝室に連れ込まれたかと思うと、楊ゼンは粗野な動作でドンッと天化を床に突き飛ばした。
「………っ………」
 恐怖に引きつった身体を言うことを聞かず、そのまま天化はしたたかに頭をぶつけてしまう。
 だが、それに呻く間も身体を起こすいとまさえも与えられなかった。
 鍵をかけ終えた楊ゼンが、また天化の身体を掬い起こし、忙しなく彼を寝台に叩きつける。
「……っ、ごほっ………」
 思わず天化は擦れた喉から咳をもらす。
 体重を乗せて胸を抑えつけてくる掌が、酷く苦しかった。
「……よ、楊ゼンさ………離し…………ッ!」
 弱々しい拒絶の声が、鈍い張り手の音に遮られる。
「まったく憎らしい子だよ君は………どうしてそうなのかなぁ」
 苛正しさが浮き彫りになったような口調で言って、楊ゼンは空いた方のしなやかな手で立て続けに天化の頬を打った。
「………っ………ぅっ………!」
 弾けるような痛みが、直接頭の芯に響いてくる。
 激しい衝撃に、くらりと意識が暗転しそうになった瞬間、シュルと衣擦れの音が耳に入ってきた。
 同時に、頬を苛んでいた手が、そのままスッと首筋に合わせられる。
 じんじんと痛む頬の横を堪えて恐る恐る眼をあければ、自分に馬乗りになりながら上衣のジッパーを腰近くまで下げた楊ゼンの姿が、視界に飛び込んできた。
 その瞳は、怒りの所為か驚くほどに冷徹なもので。
 天化の胸中で言いようのない戦慄が急激に膨れ上がる。
 もうそれを、情けないとかみっともないとか思う余裕もなかった。
 とにかくこの場から逃げ出したくて、闇雲にじたばたと足を足掻かせる。
 いくら力では楊ゼンにかなわないとはいえ、そこまで必死に暴れられれば、さすがに行為が続行しづらく、チッと彼は舌打ちする。少しも思い通りにならない情人に腹が立って仕方なかった。
「暴れたって無駄だよ。わかってるんだろう?………なら最初から大人しくしてた方が、必要以上に痛い思いをしなくてすむよ」
 そんな台詞をおざなりに吐かれて、素直に聞き入れることができるはずもない。抵抗しない方が断然マシだと頭でわかってはいても、痛みを覚えてしまった身体が勝手に拒絶を返す。
 天化自身、あまりの恐怖でまともに呼吸することすら難しくなっていた。
 がくがくと震えながらも、弱々しく逆らってくる天化を、楊ゼンはしばらく射殺しそうな眼光で睨みつけていたが、
「……………」
 ふと、天化の脇に転がっている物体に目を留める。
 黒い円筒状の、見覚えのある宝貝。
 どうやら天化の腰に携えられていたものが、もみ合っている内に零れ落ちてしまったようだ。
 楊ゼンはしばらく無言でそれを見つめ、やがて何かを思いついたかのようににやりと笑った。
「ねえ天化君、君って本当に聞き分けがないよね。そういう子には………たっぷりと思い知らせてあげれば直るかな」
「?………な、なに…………?」
 突然、自分を押さえつけていた手の力が緩んだのを訝しく思って、天化は涙で潤んだ瞳を楊ゼンにどうにか合わせる。
 彼は少しも和らがない威圧感を保ったまま、にこにこと顔だけは笑っていた。
 それに余計背筋が寒くなって、ずり上がりながら逃げようとしたところへ、
「うん、まあ………ちょうどいいかな」
 側にあった莫邪の宝剣を手に取り、楊ゼンは独り言のように呟く。
そして、いきなりそれを天化の唇に押し当ててきた。
「…………!?」
「舐めて、ちゃんと丁寧に。でないと、後で君が辛い思いする羽目になるよ」
 そんな突拍子もない命令をされて、天化は混乱で頭がまったく働かなくなる。この人は一体何をしたいのか、もうなんでもいいから早く解放してほしかった。
「なん、で………っ!もう、や………っ!」
「いいから、ほら」
 必死でかぶりを振る天化を気にした風もなく、有無を言わさず楊ゼンはその宝貝を口の中にねじ込んでくる。
「ぐ………っ!」
 喉の奥まで太いそれを突っ込まれて、天化はむせ返りそうになった。同時に激しい吐き気も湧きあがってくる。
 顎を強い力で押さえこまれている為、天化はただされるがままになるしかなかった。唾液が口端を伝い、それを拭うことすらも許してくれない。
 あまりに苦しくて、涙が眦に溜まったところで、ようやく圧迫感が口内から去った。
「っ……ごほっ……ぅっ………」
 天化は楊ゼンから顔を背けるように身体を逸らして、涙声で咳を繰り返す。
 せめて、呼気が落ち着くまで待ってほしかった。
 なのに、
「な………なにすっ………!」
 冷や汗の伝う腰を無遠慮に引き寄せられて、天化は弱く疲れた声で叫ぶ。
 そしてその意図をはかる前に、下衣を乱暴に剥がされた。
「なっ…………!」
 弾かれたように抗い出した天化の足の奥に、何か濡れたものが押し当てられる。
 その固い感触の正体を知って、天化は急激に血の気を失った。
 それを振り払うこともできず、ただがたがたと歯を鳴らす彼に、それでも楊ゼンは薄く笑ったままだ。
「いきなりじゃキツイでしょう?だからこれでしっかりと慣らしてあげるよ………少し、苦しいとは思うけどね」
 少し、なんてもんじゃない。理不尽すぎる彼の行為に、心底天化の頭はおかしくなりそうだった。
「い、嫌さ、もうやめるさ、やめっ………!」
 その必死の訴えも聞き入れられることはなく、自分の唾液で濡らされた堅い宝貝が、脊髄を刺激するような痛覚と衝撃を伴って後孔を貫いてきた。
「ぅっ………ぅーーーっ!!」
 信じられないような楊ゼンの仕打ちに、固く瞑った眼の内から滝のような涙が溢れ出てくる。
 激痛に強張った身体ではなかなかそれが飲み込めなかったが、楊ゼンは構わず無理に押し込めて、
「どう、天化君……これで少しは反省してくれるかな?」
 苦痛に喘ぐ天化の耳元にそんな台詞を囁いて、楊ゼンは一旦根元まで捻じ込んだ宝剣をずるりと引き抜く。そしてまた一気に突き立てた。
「ぁぁ………ぅっ………!」
 ひくっと背を駆けた電流に、天化の喉が竦み上がる。背筋はおぞましさに鳥肌立ち、胸は絶えず吐き気を訴えてきた。
「痛……痛、い……さっ!も、やめ………っ!」
「駄目だよ。言ったろう………仕置きなんだって」
 くすりと楽しそうに笑み、直も楊ゼンはぐり、とそれを天化の内に突き入れる。
「ぁ………ぅぁっ………!」
 途端、びくんっと天化の身体が更に緊張し、新たな涙が頬を伝った。
「ぅ……っ………ぅ、ん………」
 もう打たれた紅くなった顔は涙でぐしゃぐしゃだった。引き攣る喉は、ひくりと間断なくしゃくりを上げる。
 痛みと苦しさと恥ずかしさで、天化は既に恐慌状態に陥っていた。
 誰にでも優しく接する楊ゼンが、何故自分に対してだけはこうも冷たくなるのか。
 その事実が何より辛くて、ぎゅっと天化は濡れきった顔を布に擦り付ける。
 今はとにかく、この拷問のような時が早く過ぎ去ってほしかった。
「ぅ………っく、………っく………」
 がちがちと蒼白になって震えながら、天化の身体の奥に入り込んでくる宝貝の無機質な感触に耐える。
 これ以上下手に逆らって、何をされるか恐ろしかった。
「はい、よく我慢できたね。ほら根元まで挿入ったよ、キモチイイ?」
「は……っ、はぁっ………」
 する、とぬめった内股を撫でられ、天化はびくんっと跳ね上がる。その拍子に後孔に埋め込まれたものが動いて、また耐え難い痛覚に襲われた。
「よ、楊ゼンさ……っ!も…抜い……っ!」
 こんな状態がこれ以上続けば、自分は間違いなく狂ってしまう。
 もう恥も外聞もかなぐり捨てて、天化は楊ゼンの胸に縋り付きながら哀願した。
 それに、楊ゼンはようやっと気分を良くする。
 自分の腕の中で泣いて擦り寄ってくる天化の髪を、幾度か愛おしそうに撫でると、
「そう?………じゃあ、いいよ。許してあげる」
「な……なら、早く………っ!」
「でもそれじゃあつまらないから、天化君自分で抜いて見せてよ」
 何でもないことのように言われて、天化は一瞬意味がわからなかった。
 涙に濡れた顔で呆然と楊ゼンを見上げれば、相変わらず綺麗に笑っている。
「……よ、楊ゼン……さん?……今、何て………」
「あれ、聞こえなかった?自分の指でソコを広げて、抜くとこ僕に見せて、って言ったんだけど」
「な…………」
「できない、なんて言わないよね。だったら天化君ずっとそのままだよ」
 とんでもない脅しと命令。
 てんかにそんなことできっこないのをわかっていて、あえて要求しているのだ。
 彼の頭からはすっと血が下がり、視界がぐらぐらと歪み出した。
「で、できるわけな………」
「駄ー目。できるよ、ほら僕を受け入れるときみたいに、肢を大きく開いて………やらないなら、もっと酷いこと要求するよ。それでもいいの?」
「ッ!」
「…………よくないよね。だったら早くしてほしいなぁ。僕の気があんまり長いほうじゃないの、君が一番よく知っているはずだろう?」
 表面の声はまだ笑っているものの、含んでいる感情は段々不穏な調子になってきている。このまま拒否していても、きっと言葉通りもっと酷いことを強いられるだろう。
 ………だったら、そうなる前に。
「ぅ…………」
 天化は堪えることができないように、ぼろぼろと涙を流しながら、無言で手を後ろに伸ばした。
 すぐに硬い感覚が指に触れて、びくりと背を反らせる。
「そうだよ、もっと肢を開いて………」
 楊ゼンに後ろ抱きにされるように背後から肢を開かされて、天化はあまりの羞恥に眩暈がした。
 それでも、機械的に腕を動かす。
 そしてやっとの思いで、その黒い物体を僅かに前に動かした。
「ぅ………!ぅぅッ!」
 途端、凄まじい感覚が背筋を走って、天化は反射的にそれから手を離そうとする。が、前触れなく伸ばされた手に、彼は更に驚愕した。
 自分のぶるぶると震える手が、楊ゼンの筋張った掌に覆われる。
 そして、呼吸を整える間すら与えられず、楊ゼンは天化の秘部からその宝貝を無造作に抜き出し始めた。
「ぁ………ぁ、やぁっ!やめっっ!!」
 楊ゼンの動作とはいえ、自分の手を通している所為か、いつもより尚感覚が激しい。いいとか悪いとかの前に、天化にはキツすぎる衝撃だった。
「ぅ、ぅっ………ふ、ぅっ……ぁぁっ………!」
 ぐちゅ、くちゅっと卑猥な音を伴って、愛用の宝貝が引き抜かれてゆく。
 もう天化の精神が限界にまで達したとき、ようやくそれがすべて抜き終えられた。
「っく、ぅ…………ぅ、ぇっ………」
 しばらくはぶるぶると余韻に身体を震わせていた天化だが、そのうちに抑えがきかなくなったのか、嗚咽を漏らしながら泣き始める。余程に辛かったらしい。しがみついている相手が楊ゼンなのも忘れ天化は激しくしゃくりをあげ始めた。
 情けないことこの上ないが、涙が止まらないのだからしょうがない。
 しかし、
「ああ、そんなに泣かないでよ。本番もまだなのに」
 その気配りも何もあったのものではない台詞に、天化の動作がびくっと止まる。
 そして、これ以上何をする気なんだと、赤くなった瞳で楊ゼンを仰げば、彼はさも心外だと言わんばかりで、
「だってまだ僕は入れてないんだよ?………ココが馴染んでいる内に、早くやっちゃおうか」
 言うが早いか、ぐっと身体を押し返され、楊ゼンに手早く腰を抱かれる。
「じょ、冗談じゃね………っ!もう嫌だ、やだって言ってるさ!」
「またそんな可愛げのないことを……君だって早く済ませたいでしょう?一度後ろからやってみたかったんだよね、君も楽しんでくれればいい」
「んなの無理……っ!いいから離……!」
「行くよ」
 焦りまくった天化の枯れ声をまるきり無視して、楊ゼンはズッお一気に根元まで埋め込んできた。
「あぁぁっ!」
 さっきの宝貝の所為で、だいぶ鳴らされてはいたものの、それでも脳天まで貫くような激痛に、天化は悲痛な叫びをあげる。遠のいた意識が、容赦ない抜き差しによって無理に繋ぎ止められて、
「ぅ、ぅぅ……っ、ぁっ………よ、楊ゼンさ……っ……!」
 がくがくと後ろから腰を抱かれて揺さぶられ、秘部を擦られる感覚に、天化がどんなに声を抑えようと思っても無駄だった。
 断続的な喘ぎが、尽きることなく喉奥からせり上がってくる。
「随分イイみたいだね………さっきまでとは大違いだ」
 くっくっと意地悪く笑って、楊ゼンはいっそう強く突き上げてくる。
 それにいちいち過敏な反応を返し、天化は楊ゼンの思うままに啼き続けた。

 

 

 

 



 そんな(天化のとっての)悪夢から数日後。
 自分の部屋を訪れてきた楊ゼンを、太公望は予期していたようににやにやと笑って迎えながら、
「おお、すっきりした顔をしておるのぅ。三日近く部屋から出てこずに……それで少しウサは晴れたか、楊ゼン」
「おかげさまで。………どうせ嵌めて下さったのでしょうが、一応礼を言っておきますよ」
「ふん、おぬしに素直に礼を言われると気持ちが悪いのぅ………それで、天化は?」
「さあ、良くて動けるのは三日後ですか。大丈夫ですよ、ちゃんと僕が看病しますから」
「『看病』ね………まあよいが、延期させるようなマネはするでないぞ。あれで役に立つことが多いのだからな」
 呆れるのも馬鹿馬鹿しいと片眉をひそめる太公望に、楊ゼンはにっこりと華も顔負けのような笑顔を浮かべて、
「ええ、善処しますよ師叔」



 あまり自信はないけれど、ね………

 

 

 

END


あああっ!もう言い訳なんてとてもできないほど遅れてしまって申し訳ありません!!
それにしても何でしょうこの話は…こっちの方も言い訳の余地がありません(流汗)
最後までお付き合いいただいて、どうもありがとうございましたっ;;

 

 

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