日本初登場!(伝承)お座敷遊びの男芸


京都 上七軒
 


 いよいよ「天高く馬肥ゆる秋」となりまして、お酒が益々美味しく頂けます季節となりました。
 秋になりますと、馬も立派に成長致しますそ〜ですが、この馬でさえ「恐れ入りました」と頭を下げるほどの持ち主を「馬敬礼」と申しますそうでございまして、じっくり皆様と酒席にてお話し致したく存じます。

重陽の節句

 易学で陰陽の陽の極数で最高数は九、この九が重なる9月9日を重陽と申しますそうで、前の晩に菊花に綿をかぶせて露に湿らせた物を「菊の着せ綿」と申します、これで体を拭くと長寿が保て、また菊花を浸したお酒を召し上がりますと、長生き出来ますそ〜で、「菊の節句」とも言われております。

 しかし、お遊びの世界では「菊」と申しますと、「菊花の契り」「後庭花」とお坊様の芳町通いのお話をお座敷で致したくなって参ります。 

中秋の名月

 古くは、里芋の収穫祭も兼ね「芋名月」とも言われましたそうでして、秋の草花と共に里芋をお供え致しまして、この里芋に箸で穴を開けて片目づつ月を眺め「何時までも目が良く見えますように」と願うそ〜です。

 江戸古川柳に「月を見る頃にはススキ土手に生え」とございますが、さて?『太鼓持あらい』は根っからのスケベな者で「月」と聞けば何故か女性を、「土手」と聞けば気持ちが高ぶって参りまして、も〜お話したくってウズウズして参ります。

10月・神無月

 八百万の神々が出雲に集まりて、諸国は「神無月」となるそうで、この旅立ちの日には神様は人のお尻を撫でに来るそうで、夜おトイレに入らない習慣があったそうです。

 では、お集まりになられた神様達は何をご相談するのでしょうと、さる先生にお聞き致しました所、いわく、「すべての生き物の愛の行為の時期と回数を定める」のだそ〜です、本当でしょうかネ?

 


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