第八回日蓮正宗法華講全国大会

 
       裁判の現況報告  正信会弁護団 河合怜氏

    無謀な論理は必ず破綻

    管長裁判 上級審での勝訴を確信


 ただ今ご紹介いただきました弁護士の河合でございます。

 本日、第八回日蓮正宗法華講全国大会が、かくも盛大に開催されましたこと、まことにおめでとうございます。

正信会弁護団を代表いたしまして、一言ご挨拶を申しあげ、あわせて裁判の経過をのべさせていただく機会を与えられましたことを感謝いたします。正信会の御僧侶方と創価学会派との訴訟事件は、現在、北は旭川から南は沖縄まで、全国四十五の裁判所において、百十五件の事件が審理されております。また、これらの事件については、わたくしども弁護団は、大阪三名、東京十名の他、全国各地に二十九名の弁護士が訴訟の遂行に当たっております。

 訴訟の進行状況と見通しについて簡単に報告いたします。

 まず、昭和五十五年の第五回全国檀徒大会の開催に関連して処分を受けられた、小田原教会佐々木秀明御尊師の他四名の方々の地位保全の裁判があります。この裁判につきましては、小田原、東京、千葉、静岡、尼ヶ崎の各裁判所で審理が進められ、本年三月には、東京・妙真寺山口法興ご尊師の審理が終わりました。来る六月二十三日の判決言渡しを待つ状況です。他の四件につきましても、遠からず審理を終える見込みであります。いずれも勝訴の判決が下されるものと確信をいたしております。

    各種裁判順調に進展

 次に、阿部日顕が日蓮正宗の法主の地位をせん称しているということで、阿部が、管長、代表役員にないことの確認を求めた裁判があります。この裁判について学会派は、阿部が日達上人より相承を受けた事実の証明は不可能であるとして、立証を拒むという戦術に出ました。そこで、静岡の裁判所では、この問題についての判断を避け、事実審理をしないまま、事件は本年四月より東京高等裁判所に移され、現在、審理が開始される状況にあります。

 ところで、日蓮正宗というのは、法律で設立した法人です。したがってその代表役員が正しく選ばれたかどうかということは、必ず裁判所で判断されることになっています。よって、東京高等裁判所においては、阿部師に対して、自分が正しく選任されたこと、すなわち日達上人よりご相承を受けたということの事実証明を求められることは必至であります。すると、実は阿部師は大変困った立場になるのです。と申しますのは、阿部は静岡の裁判所で、事実の判断を避けたいために大変重大なことをいってしまったからです。すなわち、それまで阿部は、五十三年四月に日達上人よりご相承を受けた、ということを人にいってきたのであります。ところが裁判所では、このことは実は、客観的な事実ではなくて、自分達がそう信じているだけだ、とこういってしまったのです。裁判所から事実証明、阿部が正しく選任された、相承を受けたということの事実証明を求められて証明ができなければ、裁判の結論は明らかであります。

 したがいまして、最終的に阿部が、現在の地位を裁判所に否定されることは明白です。

 この裁判に関連して創価学会派は、正信会の御僧侶方が、日蓮正宗の教義に違背しているとして処分を行い、これが現在きわめて重大な裁判に発展しています。

 すなわち、彼らは昭和五十六年の久保川法章ご尊師に対する処分を皮切りに、昨年二月以降、百七十六名の正信会ご僧侶を、先にのべました阿部の管長、代表役員地位不遜罪訴訟を提起したことを理由に、これが日蓮正宗の教義に違反しているということで、擯斥という暴挙に出てきました。これに対してわれわれが、その処分の無効を主張し、地位の確認を求めている裁判があります。

 現在、全国四十二の裁判所で、百八件の事件が審理されております。が、古今東西を問わず、いやしくも裁判制度を持つ社会で、裁判所に裁判を求めたことを理由に、不利益な処分、首を切るというような処分が行われることが、裁判所によって認められた例はありません。

 もし、そんなことを認めたならば、誰も裁判所を利用できない、裁判所に訴えることなどは誰もできないことになってしまいます。そのことは裁判制度の否定です。したがいまして、今回のこのような擯斥処分は、全く無効なものであります。それゆえ、早ければ本年末以降、全国各地で次々と勝訴の判決が聞かれることは疑いないものと確信しております。

    不当処分は焦りから

 ところで、創価学会がいかに愚かであっても、こんなことがわからないわけはないはずです。それにもかかわらず、どうしてこういう無茶な処分を行ってきたのか、理由として考えられることはただ一つです。すなわち彼らは、正信会のご僧侶方と、そのご指導に従う法華講員、檀徒の皆さまの正しい信念と行動の前においつめられ、そのあげく、全く成算のない暴挙たる、最後の手段に出たわけです。

 ところが、そのもくろみも正信会のご僧侶方、法華講員、檀徒の皆様の信念と結束が、ますます強められたことにより、完全に失敗に終わりました。とはいえ、創価学会側は目的のために手段を選ばない団体です。わたしどもは最後まで気を許すことなく、最善を尽くしてまいりたいと思っております。

 どうか、法華講員、檀徒の皆様におかれましては、今後ともわたくしどもに対し、なに分お力添えをたまわりますよう、お願いもうしあげるしだいでございます。

 最後に、正信会ご尊師の方々、法華講員、檀徒の皆さまのご健康と、正信覚醒運動のますますのご発展を願い、簡単ですが、ご挨拶とご報告にかえさせていただきます。

 ありがとうございました。

     

     

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