付法蔵の二十四人
(ふほうぞうのにじゅうよにん
) 関連語句 付法蔵。付法蔵伝。西天の二十八祖 釈尊の滅後にその教えを次々に継受していった二十四人の師のことで、『付法蔵因縁伝』によると次の通り。摩訶迦葉・阿難・摩田提(阿難伝中から別出)・商那和修・憂婆多・提多迦・弥遮迦・仏陀難提・仏陀密多・脇比丘・富那奢・馬鳴・比羅・竜樹・迦那提婆・羅羅・僧伽難提・僧伽耶舎・鳩摩羅陀・闍夜多・婆修槃陀・摩奴羅・鶴勒那・師子。この二十四祖(あるいは二十三祖)説は天台宗が説くのに対して、禅宗では迦葉より菩提達磨に至る二十八祖を主張する。『富木入道殿御返事』〔26570〕等に言及されている。 |