熊との遭遇 その3



 平成26年8月11日から13日に二泊三日で妻の実家へ行ってきました。伊豆大島です。福井から車で東名高速を使って沼津インター、そこから熱函道路から熱海へ。熱海から高速船で45分で伊豆大島です。草むしりをして、お墓参りをしてきました。
 熊と遭遇したのは伊豆大島で。いいえ大島に熊はいません。大島からの帰路、富士宮から、途中で桃と巨峰を買って、甲府南インターから中央高速へ。順調に小淵沢、諏訪、駒ヶ根、飯田、恵那山トンネルへ。
 熊と遭遇したのは何何と高速道路上です。18時35分頃、恵那山トンネルを過ぎて神坂パーキングエリア手前2km付近で右から左へ大きな黒い動物が目の前を横切っていきました。思わずブレーキを踏みました。幸い何事もありませんでした。
 熊を見たのは私はこれで3度目です。妻は自然の熊を見るのは初めてです。体長は前走車の車幅くらいありましたので1m70はありました。かなり大きな成獣だと思います。かなりの車の通行量がありましたが事故にならずにホッとしました。山でもなかなかお目にかかれませんが、まさかこんなところで。神坂パーキングエリアから非常電話で道路管理者には一応報告しました。中央高速の動物注意の標識は鹿のマークが描かれていました。北陸自動車道に入ってから今庄付近では熊のマークが描かれていました。熊と出合って、なんだかうれしくなったり、熊が無事でホッとしたり、ずうっと記憶に残る出来事でした。
 「伊豆大島一口メモ」
 伊豆大島は東京都大島町、車は「品川」ナンバーになります。周囲52km、人口は約8300人。海洋性気候で夏でも夜になると風が通って蒸し暑くありません。冬は西風が吹いて、昔は天気がよくても船が欠航することもありました。今は高速船で東京から1時間45分、熱海から45分でいきます。羽田からジェット機で40分です。
 御神火(ごじんか)様として島の人たちに親しまれている三原山は活火山として世界的に有名です。荒涼とした裏砂漠は映画の撮影にもたびたびでてきます。海水浴場、ダイビングスポットがあります。砂浜は溶岩が細かくなったもので黒い砂です。
 いろんなアドベンチャーツアーが行われています。マラソンの合宿が行われています。都立大島公園には国内最大規模の椿園、動物園があります。大島からは海を挟んで伊豆半島、富士山が。夜になると伊豆半島の灯りや花火もみえます。満天の星空が私たちを迎えてくれます。
 島の言葉は静岡弁に近いと思います。「そうずらー」、お前のことを「にし」と呼びます。若い人は普通に東京言葉です。
 日帰りでは大島のよさはわかりません。ぜひ島に泊まって、みなさん伊豆大島へ遊びにきてくださいね。
 伊豆大島の情報は東海汽船大島観光協会東京都大島町公式サイトへお越しください。


伊豆大島 岡田港から富士山


伊豆大島から富士山(冬)



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