甚ノ助谷の崩壊



 平成24年8月27日に観光新道から白山御前ヶ峰、大汝峰に登ってきました。
天候は晴れ。
 殿ヶ池避難小屋の建替え工事がはじまっていました。資材を運ぶヘリコプターが殿ヶ池避難小屋、室堂センター、甚ノ助谷の工事現場へ頻繁に飛んでいました。
 下りはエコーラインから下山しました。
 今日、大変気になったことがあります。それは、南竜ヶ馬場に2箇所、鉄塔が建っていました。それから中飯場に大きな構造物ができていました。どうもロープーウェーの支柱と基点らしいのです。
 今、甚ノ助谷では大規模な砂防工事が行われています。甚ノ助谷の地すべり対策で排水ボーリングや排水トンネルを造っているそうです。
 それらの資材を運搬するためのロープーウェーらしいです。詳しくはわかりませんが、甚ノ助避難小屋の東側を覗いてみると谷が大きく崩壊しているのがわかります。ここ数年、とくに崩壊のスピードが速くなっているようです。
 工事が済んだら撤去するらしいのですが、このロープウェーを使って登山するような事ににならないよう切に望みます。

南竜ヶ馬場と別山 2012年8月


南竜ヶ馬場、下部の鉄塔と別山 2012年10月


甚ノ助谷と甚ノ助避難小屋 2012年8月


中飯場から延びるロープウェー 2013年10月


南竜ヶ馬場と工事用モノレール 2013年10月


白山砂防 甚ノ助谷概念図 2013年10月


100年間続く土砂災害防止への挑戦 2013年10月


万才谷排水トンネル 2013年10月




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