平成２７年１２月７日、石川県のブナオ山観察舎に出かけてきました。天候は快晴。初めてイヌワシを観察できました。
最初は山毛欅尾山（ブナオヤマ）の稜線の木にとまっていました。その後飛び立って、上空をゆったりと何度も旋回し、湯谷ノ頭（ユダニノカシラ）の向こうへ飛んでいき視界から消えました。ほぼ同時に湯谷ノ頭（ユダニノカシラ）から別の一羽がやってきました。視界から消えた一羽も戻ってきて山毛欅尾山（ブナオヤマ）の上空をペアで旋回していました。やがてペアは山毛欅尾山（ブナオヤマ）の北の方角へ視界から消えていきました。この間約４０分。肉眼では米粒ぐらいの大きさですが、双眼鏡で見るとはっきりとわかります。翼長は２メートル以上です。ほとんど羽ばたかずに上昇気流を捕まえて、ゆったりと飛行していました。その姿に感動しました。
クマを観察するつもりで来ましたが、イヌワシを見れて本当にラッキーでした。それもペアで。写真に撮りましたが、黒い点にしか写っていません。ちなみにイヌワシは石川県の県鳥です。
ブナオ山観察舎は一里野温泉スキー場の先にあります。
