蠑螺ヶ岳(サザエガタケ)~西方ヶ岳 縦走 2019





 平成31年4月22日(月)、敦賀半島の蠑螺ヶ岳(サザエ)~西方ヶ岳を縦走登山してきました。天候はくもりのち晴れ。今回は単独です。
 福井を6時に出発。敦賀半島の常宮に7時着。ここから7時20分常宮バス停発のコミュニティーバスに乗り換えて、7時30分浦底バス停着。浦底が今回のスタートです。
 自家用車を使って縦走しようと考えたとき、常宮をスタート地点に縦走して浦底に下りると、帰りのバスは18時18分浦底バス停発になります。あるいは徒歩で1時間40分かけて常宮までもどることになります。ちょっと無理、無理。常宮での駐車場は県道わきに駐車スペースがあります。そこを利用しました。常宮神社の駐車場は参拝者のためのものでご遠慮いただきたいそうです。
 さて、浦底では県道に「サザエヶ岳登山口」の標識があり、それに従って歩いていきます。10分で蠑螺ヶ岳登山口です。ここから登山道になります。
 よく整備された道です。30分ほどで敦賀湾の水島が見える場所を通過します。そこから40分で長命水と呼ばれる水場につきます。谷川ではなく小川という雰囲気で休憩するのにもってこいの場所です。冷たい水が美味しい。そこから20分で最初のピークです。小さなアップダウンを繰り返し、浦底から約2時間で蠑螺ヶ岳685.2mに到着です。
 眼下には敦賀湾が見えます。ここから西方ヶ岳までは気持ちの良い稜線歩きです。ブナ林があります。カモシカ台からは美浜方面が見えます。蠑螺ヶ岳から1時間、西方ヶ岳に到着です。避難小屋があります。浦底から約3時間少々。
 眼下には敦賀湾、気比の松原、敦賀市内がみわたせます。ちょうど貨物船が汽笛を鳴らして敦賀港を出ていきました。西方ヶ岳からは、ひたすら下ります。一枚岩のオウム岩。岩の隙間から湧き出る銀命水。奥の院展望台。12時30分ゴールの常宮に到着です。西方ヶ岳から1時間40分。浦底から約5時間の縦走でした。
 お花のほうは、イカリソウ、イワウチワ、ミヤマスミレ、ミヤマカタバミ、ミツバツツジ、ショウジョウバカマ、アセビ、タムシバが咲いていました。ブナが芽吹いていました。
 常宮神社は地元では「お産のじょうぐうさん」と呼ばれ、安産の神様として親しまれています。国宝の「朝鮮鐘」が奉納されています。しだれ桜が有名です。
 敦賀半島の山々は、花崗岩質で大小の岩があちらこちらに点在しています。稜線に近い所に水場があるのも驚きです。滋賀県の武奈ヶ岳の雰囲気にもにていました。
 今日も無事福井に帰りました。

常宮バス停


水島


敦賀湾


常宮神社のしだれ桜 2019/4/15





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