石徹白道(南縦走路)2019





 令和1年9月15日、日帰りで石徹白道(南縦走路)を三ノ峰まで往復してきました。天候は快晴。今回は単独です。
 福井を3時に出発。国道158号線の大野市朝日から白山中居神社朝日線を通って石徹白にぬけ、石徹白川沿いの石徹白登山口へ。駐車場と休憩舎とトイレがあります。
 今回のコースは、石徹白登山口~神鳩ノ宮避難小屋(かんばたのみやひなんごや)~銚子ヶ峰~一ノ峰~二ノ峰~水呑釈迦堂跡~三ノ峰避難小屋~三ノ峰。
 5:35 登山口出発。神鳩ノ宮避難小屋まで緩やかに登っていきます。避難小屋は小ぎれいです。トイレは携帯トイレ専用でした。「小屋周辺で排泄はお止めください」の張り紙がありました。小屋からは銚子ヶ峰がみえてきます。母御石をすぎると笹原が銚子ヶ峰山頂まで続いています。山頂からは一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰、別山が見えてきます。一ノ峰に向かいます。ピークを二つほど越して最後に一ノ峰まで直登します。山頂は休憩するにはちょうど良いスペースです。そこからいったん下って登り返して二ノ峰です。山頂の脇を通過します。すぐに水呑釈迦堂跡につきます。ちょっとした広場です。水場への道もあります。確認はしていません。ここは三ノ峰避難小屋、正確には打波ノ頭の直下です。左から鳩ヶ湯新道がせまってきています。目の前の大きな山体を右にトラバースしながら三ノ峰避難小屋に到着します。10:05到着。三ノ峰山頂まで行って、避難小屋で昼食をいただきました。連休中日で、上小池からの登山者がたくさんきていました。今日はここで引き返します。
 今日は大変暑く、銚子ヶ峰から三ノ峰までは頭上を遮るも物がほとんどありません。持ってきた4リットルの水分を全部飲み干しました。熱中症になりかけました。石徹白登山口からの登山者は10人位で、日帰りの人は5人位でした。下りで銚子ヶ峰の山頂には誰もいませんでした。
 神鳩ノ宮避難小屋と銚子ヶ峰との間に、クマのフンが二ヶ所、登山道のど真ん中にしてありました。人間に対する何らかの合図でしょう。
 お花の方は、オヤマリンドウ、ミヤマアキノキリンソウ、タカネマツムシソウが咲いていました。ウメバチソウを白山では初めて見ました。花はハクサンイチゲに似ていますが、まあるい葉っぱをしています。ナナカマド、ゴゼンタチバナ、オオカメノキが赤い実をつけていました。
 14:55に登山口に下りてきました。2011年7月にも同じコースをきました。その時はカメラを持ってくるのをわすれました。今回は、バッチリ写してきました。三ノ峰までの日帰りは大変きついです。銚子ヶ峰までならちょうどいい距離、時間です。ファミリー登山にお薦めです。
 今日も無事に福井に帰りました。

石徹白道(南縦走路)登山口


銚子ヶ峰山頂


銚子ヶ峰から一ノ峰・二ノ峰・三ノ峰・別山


ウメバチソウ 二ノ峰にて


ヒョウモンチョウ 銚子ヶ峰にて





  他の山行へ



   ホームへ戻る