チブリ尾根・別山・2014





 平成26年7月13日、チブリ尾根、別山、南竜ヶ馬場を周回してきました。今回は単独です。
 福井を4時に出発。途中のコンビニで朝食のおにぎりを3個買って市ノ瀬へ。ここは白山の表玄関です。マイカー規制の期間でたくさんの人が別当出合行のバスを待っていました。チブリ尾根へはここからスタートします。
 天気のほうは当初の晴れマークが当日は曇り一時雨。予想通り途中から雨。チブリ尾根避難小屋を過ぎたころから予想に反して、暴雨風。顔に当たる雨粒が痛い。御舎利山の上りが特にひどかった。西風がまともに稜線へぶち当たる感じ。稜線上の登山道は風下になるので何とか耐えられました。
 以後、別山から天池、油坂、南竜山荘、別当出合までずうっと風雨が強かった。今回は晴れ男を返上、暴風雨男に名前を変更。久しぶりにこんな天候を味わいました。
 大部分の登山者はチブリ尾根避難小屋でひきかえしました。長野からこられたお一人と南竜山荘まで、つかず離れずで歩きました。その方は南竜山荘に泊まるそうです。私のほうは南竜山荘でカップラーメンを作って、頑張って下山しました。
 高山植物の方は稜線上でミヤマキンポゲが見ごろ、コイワカガミが見ごろ、ミツババイカオウレンが見ごろ、ハクサンコザクラはちらほら見かけました。コバイケイソウは花はまだでていません。チブリ尾根避難小屋手前でニッコウキスゲが見ごろ、ササユリも咲いていました。天池は半分残雪に覆われていました。油坂の下部にはかなりの残雪がありました。赤谷を渡ったところにも残雪が登山道を覆っていました。
 ここでちょっと雨具を着るタイミングについて考察します。今日は雨が降ってきても樹林帯の中を歩く分には、まわりの草の葉っぱには水滴がつきません。葉っぱに水滴が付きだすとタイミングかなと私は着用します。でも雨具を着るとどうしても蒸れるので、目的地が目前だと着ないこともあります。今日気がついたことは、年配グループの人たちが、雨が降り出してもすぐに着ないで暴風雨の地点まで来てあわてて着ていました。タイミングが遅いように感じました。もう一つは若者のグループで今流行の短パン、スポーツタイツで雨具を着ていない人も見かけました。夏山でも低体温症になりますよ。
 今日はカメラをもって行きましたが、写真を撮る状況ではありませんでした。ちょっと残念。防水仕様のデジカメがほしいな。
 天気のいい日に是非このコースを尋ねてください。白山主峰とは違う静けさがあります。
 帰りは15時30分発のシャトルバスで市ノ瀬に戻りました。天望の湯で汗を流し無事福井に帰りました。
 コースタイム
 5:45市ノ瀬 ~ 6:10猿壁 ~ 8:50チブリ尾根避難小屋9:00 ~ 10:10御舎利山 ~ 10:25別山10:35 ~ 12:35南竜山荘13:05 ~ 13:40甚ノ助避難小屋 ~ 14:30中飯場14:40 ~ 15:05別当出合




  他の山行へ


  登山コースへ戻る




   ホームへ戻る