令和2年6月22日、日帰りで荒島岳に登ってきました。天候は曇り。今回は単独です。
福井を6時30分に出発し、登山口の勝原スキー場へ。
コースはいつもの、勝原スキー場~リフト終点~白山ベンチ~しゃくなげ平~もちがかべ~山頂。同じコースを下山します。
登山口で群馬県前橋市から来られたブラジル人のご夫婦に会いました。今から荒島岳に登って明日は白山に登るそうです。流ちょうな日本語で話しかけられました。背が高くてお二人ともカッコイイ!! 天気が良いといいな。
6月のこの時期に登るのは初めてです。旧勝原スキー場のリフト終点までは草木が背の高さほどに生い茂って視界を遮ります。
いつものブナの原生林の中を歩きます。若葉がまぶしい。気持ちがゆったりします。が、トトロの木が根元から倒れていました。他にも倒れてるブナがありました。老木は強風で自分の重さを支えきれずに倒れてしまうのかな。そこからまたしばらくすると新芽が芽吹くはずです。自然のサイクルです。
山頂は曇っていて風がありました。白山は見えません。下山時に先ほどのご夫婦と少しだけお話できました。「雲が切れて白山が見えるといいな~。」きっと見えますよ。すっごく前向きなお二人でした。
お花の方はスキー場~リフト終点でササユリ、アザミ。ブナ林ではミツバツツジが少々。山頂手前では黄色い花のタカネニガナが咲いていました。ヘビが3匹横切りました。たぶんマムシです。歩く時の振動を感じて逃げるのだと思います。
今日も無事福井に帰りました。それにしても木漏れ日の中の登山道を歩くのは最高です。