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福井県立恐竜博物館



恐竜博物館
長尾山に忽然と現れる銀色の卵が
「福井県立恐竜博物館」(クリックで拡大)

勝山市は何を隠そう、日本一の恐竜化石の発掘地で、日本で発掘された恐竜化石のほとんどは勝山から出たものであると言っても過言ではありません。北谷町(市の北部)杉山川上流の中生代ジュラ紀から白亜紀の地層(手取層群)の発掘現場からは、8種、数千百個もの化石が見つかっています。

そこで福井県では「福井県立恐竜博物館」を長尾山総合公園「かつやま恐竜の森」に建設しました。35体の恐竜全身骨格化石標本(うち6体が実物)展示されまています。

また同公園内の「どきどき恐竜発掘ランド」では勝山市が企画する恐竜化石の発掘体験もでき、家族連れに大人気です。こちらからも恐竜皮膚痕化石が発見されたことがありますよ。

化石
恐竜博物館内は恐竜化石がいっぱい
(クリックで拡大)

毎月第3日曜日は常設展示無料です。

開館時間 午前9時〜午後5時
休館日 特になし
(但し展示替え等の臨時休館あり
カレンダーをチェック)

入館料 大人 500円
高校・大学生 400円
小・中学生 250円
勝山市北谷町杉山で化石が発掘された恐竜たち
ニックネーム
科 名
食性
体長
体重
カツヤマリュウ アロサウルス科
肉食

12m

1〜2t
キタダニリュウ ドロマエオサウルス科
肉食
6m
ツチクラリュウ メガロサウルス科
肉食
9m
1t
フクイリュウ イグアノドン科
草食
9m
5t
スギヤマリュウ プラキオサウルス科
草食
18m
50t
タキナミリュウ シッタコサウルス科
草食
2m
キジヤマリュウ ヒプシロンフォドン科
草食
4m
エチゼンリュウ プロトケラトプス科
草食
4m
180kg

恐竜の名前のつけられかた

 恐竜化石は日本各地で発見されています。たとえば肉食恐竜の歯の化石が出てきたとすると、これまでの学説・論文と照らし合わせて「あっ。これはナントカザウルスの仲間だな」ということになり、そこがホニャララ村だったりすると「ほにゃらら竜」というニックネームがつけられます。・・・で行政・村民あげての「ほにゃらら竜まつり」が開かれるというのがパターンですね。

 ところが勝山のようにザクザク化石が出てくると、そういう大雑把なニックネームですますわけにはいかなくなってしまったのです。

 フクイラプトル・キタダニエンシス
フクイラプトル・キタダニエンシス
恐竜博物館内で展示 (クリックで拡大)

・・・これは完全な種の識別ができる・・・

 というわけで、2000年12月、発掘されたほぼ完全な化石のうち獣脚類の肉食恐竜の1種(新種)が確定しました。学名は
フクイラプトル・キタダニエンシス
(Fukuiraptor kitadaniensis)

だそうです。(・・・憶えられないです) カナダの専門誌に掲載され、学名として有効になりました。