横浜開港記念会館


「上 々 横 浜 四之巻」

横浜開港記念会館、1997年11月23日(日)、開場 15:30 開演 16:00、前売り ¥3,600 全席自由、

横浜開港記念会館  神宮外苑の銀杏並木は天気も回復してちょうど見頃、昨夜の雨に打たれた枯葉が快晴の風に吹かれて舞い散るのをベンチに座ってぼーっとながめてから横浜まで足をのばす。外苑の芝生広場ではフリスビードッグや気球やウォークラリー?なんかをやってスポーツ大会みたい、絵画館でも絵画館教室展示会をやってるみたいだけどだれも入って行かないんで入りづらくてとりあえずまわりを一周、明治天皇葬儀記念樹が真後ろに、外苑の銀杏並木は時間がたってどんどん人が増えていく。
 関内の駅を出るとけっこう北風が強い、無性に吉野家の玉入り牛丼を食べたいんだけど適当な所がなくてどんどん歩いて行くと横浜開港記念会館を発見、予約してあったチケットを購入して開場時間なんかを確認。さてどうしょうかと角を曲がるとおお!目的の吉野家を発見!早速大盛り卵にビールを注文、歩きまわったあとのビールはうまい。
 食後港方面に向かって歩いて行くと赤レンガ祭りをやってるんで山下公園はパスしてこっちを見学。その名の通り赤レンガの倉庫や東京からの引込線や税関跡でフリーマーケットをやっててCDとかデイパックの出物なんかを探してうろうろ。天気はいいけど北風が冷たくてあんまりのんびり出来ないんで、2時頃に茶店に入ってしばらく休憩。暖房の入った店内にいると睡魔が襲ってくるんで、メモを付けたりチケットをデジカメで撮ったりどうせ画質は良くないだろうな、して3時頃会場前へ行くと待ち人数名、で空いてる所にならんで開場を待つ。よくわかんなかったけど列は整理番号順だったの?全然気にしないで並んでいた。
 ホールの床はタイル張り、クッションのへたった椅子は九段会館なみに狭い、天井にはシャンデリア?がぶら下がってて壁紙の一部ははがれかかってる、かなり赴きのある会場。2階席もあるみたいでそれもいいんじゃないかな、定員521人で先斗町歌舞練場ぐらいか?5分前にベルが鳴ってきっちり4時に開演。

 1.上 々 颱 風 のテーマ

映美ちゃんが銀色、郷ちゃんが金色の髪飾りを付けた2人がいつものように後ろから登場、衣装の腕のところは映美ちゃんが白で郷ちゃんが青のファスナーで止めてあるんだ、初めて気づいた
 2.花のように鳥のように
よしみちゃんがアコーデオンを担当、紅龍は素の眼鏡
 3.美は乱調にあり
時は元禄15年、山鹿流陣太鼓...
 MC.
この会場は国宝じゃなくて重要文化財なんで壊さない程度にコンサートやりたいと重います、横浜は92年に来て以来ですが今日は一人一人の顔までよく見えますんで親戚にでも来たつもりでゆっくりしていってください、わたしたちは電気を一切使わないコンサートとか普通のコンサートとか色々やってますがマントなんか地べたに座って物を売ってる人みたいですが、今日はその中間で半生です
 4.クンタクンタ大明神
アンプラグド、にしやんは楽器をもたずに手拍子で参加
 5.駱駝のこぶにまたがって
今日は3枚目のアルバムのおさらいかな?
 6.秋刀魚の唄
十匹
 MC.
駱駝とか秋刀魚とかこんな曲ばっかですが...さっきから気になって気になってしょうがないんですがってステージを降りて右後ろのおじーさんのとこまで行って、ここまでしかマイク届かないんで30cm前にきてもらえません?って言いながら、

おとーさんどこから来たの?
横浜、
どーしてこのコンサートに来たの?
広告見て、(拍手)

東北のライブでも一番前におじーさんがいて、なして来たのって聞いたら息子に連れてこられたって行ってました、これからはシルバー世代をターゲットにしていきたいと思います(それじゃ先がないってば)

 7.三味線ロック

    よしみちゃん ♪ピアニカ新曲?

            リズムをとり損なって、ワン(笑)
            けどあれはたしかにリズムとりにくい曲だわ

    ごとやん   ♪ぞうさん

            壷でぞーおさんぞーおさん...わかるかな〜
            いんどはなますてよ、って聞こえたんだけどな
            あとはよくわかんない

    にしやん   ♪

            ウクレレを抱えて歌を歌います

    マント    ♪名月赤城山

            昨日は3つまでだったんで今日は4つめの注意を
            4つ

    紅龍     ♪神田川

            ?、長い髪の少女に続いて基本に帰る神田川、コーラスは2人

    映美ちゃん  ♪圭子の夢は夜開く

            プラグの抜けてるごとやんギターと目と目を合わせて熱唱!
            2人の緊張感がビシビシ伝わってくる
            客席のお客さんを巻き込んで
            なんか思わず目をそらしてしまう!

    郷ちゃん   ♪蘇 州 夜 曲

            あれだけ濃ゆい人たちの後だとほっとする

 8.いつでも誰かが

 MC.
今年は毎年やってる年末公演の替わりに新春上々ショーをやります、それもオールリクエスト大会ですんでどんどんリクエストをください、
天城越えをひとつ(紅龍)唄い出す郷ちゃんに映美ちゃんびっくり!
一応私たちの曲に限らせていただきますが、今一生懸命練習してますが何かリクエストはありますか?
もしもじいさんになったら!
よく知ってますね、どこで聞きました?
九州、
 9.八十日間亜州一周
 10.密林ビート
映美ちゃん郷ちゃん紅龍ごとやんで鐘で音を繋いでいく
 11.ハイ・ハイ・ハイ
 12.名もなくまぶしくスチャラカに
ハイ〜からの転調は今日は成功してスチャラカ踊りへと突入
 13.エンド・テーマ
やっぱり最後はエンド・テーマでしめるのが一番
 ENCORE

 14.船を出そうよ

 15.瞳の中の青い海
アンプラグドで会場を練り歩く
 わたしたちは明日からインドです(紅龍)の挨拶で終わり。会場の雰囲気と懐かしい曲や映美ちゃんのMCがマッチしてなかなか良い感じのコンサートだった、これぐらいの規模の会場が一番いいんじゃないかな?
 隣の茶店でレモンティー飲みながらリブで記憶を掘り起こす、曲順やMCの内容思い出しながら思い付くままに書いて行く、終わってすぐに反省会しないとどんどん忘れてくからな。この茶店ってモバイラーが意外といてワープロ叩いてる人やモバイルギア引っ張り出す人なんかがいてさすが横浜?うしろのおねーちゃんなんかコンサート前からいたもんな、長居する人が多いのね、休みは空いてるからか。
 来た時と逆のルートで外苑まで戻る。いつもの吉野家で大盛り玉子酒おしんこ?、人間腹いっぱいになるとしあわせな気持ちになる単純な生き物だってことが実証される。朝降ってた落ち葉は踏み潰されて粉々になってる、風がおさまったんで居心地はいいけど夜になってかなり冷え込んできたからあまり長居はできない。この寒いのにテーブル持ってきてお食事会始める物好きがいるよ、って人の事は言えないか。
 唯一空いてるミスドで朝飯食ったらスクラッチ10点でティポット1コ入手、そのままぶらぶらぶら下げて出社して土曜日の残務をこなす。


演し物

 1.上 々 颱 風 のテーマ
 2.花のように鳥のように
 3.美は乱調にあり
 MC.
 4.クンタクンタ大明神
 5.駱駝のこぶにまたがって
 6.秋刀魚の唄
 MC.
 7.三味線ロック
 8.いつでも誰かが
 MC.
 9.八十日間亜州一周
 10.密林ビート
 11.ハイ・ハイ・ハイ
 12.名もなくまぶしくスチャラカに
 13.エンド・テーマ
 ENCORE
 14.船を出そうよ
 15.瞳の中の青い海