南アルプス(赤石山脈)

北岳(3192.4b)


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北岳
北岳
日本で2番目に高い山、北岳を中心に間ノ岳(3189b)農鳥岳(3026b)の二山を合わせて白根三山と呼ばれ、親しまれている。 また、南アルプス北部の代名詞にもなっている。 キタダケソウをはじめ、北岳は高山植物の宝庫でもある。

 北岳を語るのにバットレスを落とすことはできない。 このバットレスは、北岳の登路である大樺沢の源頭を成す北岳東面一帯の岩壁をいう。 岩登りゲレンデの少ない南アルプスにあって、甲斐駒ヶ岳一帯の岩場と並ぶ大岩壁である。
 バットレスを代表するものは、山頂付近から一気に大樺沢まで600bを落ちる最大の岩壁・第4尾根とその右手奥の急角度の岩綾・中央稜であり、登攀グレードはともかく、形態上、控壁の形をもっともよく表している。


 南アルプスは奥深い山として入山者を拒んできたが、1960年代から70年代にかけて林道の開通が相次ぎ、ぐんと身近に感じられるようになった。 それに伴ってバスが走るようになり、短時間で山に入れるようになった。 奥深く人里離れた南部より、急峻だが変化に富み、しかもアプローチの短い北部の山々への入山者が圧倒的に多く鳳凰三山白根三山などは登山者が急増した。


北岳登山

              平成12年7月22日(土)晴のち曇り 23日(日)晴れ           登山参加者 5名

  予定行程
 (1泊2日)

1日目

広河原駐車場−2:30−大樺沢二股−2:00−
八本歯のコル−1:00−北岳−0:50−
北岳山荘北岳山荘 泊
                6時間20分

2日目

北岳山荘−1:15−北岳−0:20−肩の小屋−
0:20−小太郎山分岐−1:40−白根御池小屋−
1:45− 広河原駐車場   帰 宅  
                5時間20分


実行程 
 

22日(土)
広河原駐車場  6時20分
大樺沢二股   8時15分
休憩       8時40分〜9時00分
八本歯のコル 11時10分〜12時10分
北岳山荘    13時40分
               7時間20分
23日(日)
北岳山荘     6時00分
北岳時      7時05〜40分
肩の小屋     8時00分
小太郎山分岐  8時20分
白根御池小屋  9時50〜10時25分
広河原駐車場 11時50分
               5時間50分
帰 宅           

登山日記
肩の小屋より富士山を望む
 今回の登山は、南アルプスをということになり、甲斐駒ヶ岳の名があがりました。 黒戸尾根から登るコースで検討に入りましたが、しかし、そこはちょっとつらいのではという意見が出て(理由:日本三大急登のひとつらしい)それではということで、北岳に決まりました。
 私は、南アルプスはまだ行ったことがなく、八ヶ岳までです。 理由は、遠いこと。 しかし富士山の勇姿はぜひ見たい。 というわけで、楽しみな登山となりました。


 前日夜9時に家を出て、朝3時頃広河原に到着。 駐車場はすでに満車で、道路脇にもずらりと違法駐車の列。 結局、100bは戻った所にスペースを見つけ駐車。 朝5時半起床。 6時すぎ広河原の吊り橋より登山に入る。 ここから北岳の岩山が間近に見える。 天気は快晴で暑くなりそうだ。

 橋を渡りすぐ森の中へ入っていく。 山道を快調に登ってゆく。 大樺沢二股の分かれ道までくると雪渓がある。 これからがきつくなるので、ここでまず休憩。 八本歯のコルを目指し、登り始める。 さすがつらい。 途中何度も呼吸を整え登り続ける。 八本歯のコルに近づくにつれ雲が増え、ガスもでてくる。 やばいなあと思いながらようやくたどり着くと、もうガスで北岳山頂も見えないほどになっていた。 ここでとりあえず昼食となる。
甲斐駒ヶ岳 食事の後、気を取り直し北岳山荘に向け出発。 しかし、ここから山荘直行のコースを選んだのだが、そのコース沿いにはお花畑がずーっと続いてた。 さらに高山植物の種類がやたら多いのにはびっくりした。 話には聞いていたが、これだけでも来た甲斐があったというものだ。 それにガスって山が見えないのが幸いし、花に集中しながら写真を撮りまくることができた。

 山荘に着くと一息入れ、ガスが収まるのを待っていたが、風も強くなり見通しは悪くなる一方で、もう寝るしかない。 
 翌、5時起床。 夜中は風が結構強く、ご来光などは見られないだろうと覚悟していたが、やはりガスはひどくあきらめて、とにかく北岳頂上を目指すことにした。

岩場にとりついていると、風で時々ガスが飛び下界が見えだして、これならその内晴れると安心した。 しかし、頂上到着時でもまだ晴れず、ようやく肩の小屋に着いた頃ガス・雲とも流れだし、すばらしい山並みが目の前に出現。 以前からの願いであった富士山が、こんなに大きく拝めたのは初めてだった。 八ヶ岳でもこんなには大きくはなかった。 感無量でありました。

 もう後は下りるだけ。 下山途中のお花畑にクロユリがいっぱい生えていた。 私はクロユリの画像もねらってきたのだが、まさかこんなにあるとは.。 ひっそりと咲くクロユリ”のイメージが壊れそうです。
 白根御池小屋で小休止して、急斜面をいっきに駐車場まで下りてしまった。 おかげで足はガクガクになってしまった。

 というわけで、南アルプスは初めてでしたが、やはり予想以上によかったです。 これからは、こちら方面の山が計画に入り込みそうです。

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