出雲大社御本殿拝観の事 2008/05

 5月16日(金)晴れ。 PM9:00出発。 拝観の際は失礼のない服装でということで服なども新調して挑みました。杵築大社境内図 しかし・・・。
北陸高速より名神に入ったとたん、工事のため夜間一車線、大津−京都間通行止め。 京滋バイパス経由のみ。 よって大渋滞の低速走行。 予定では、津山ICにAM1:00で宿泊の予定でしたが、宝塚にようやく1:00の有様でした。 ここで泊まろうとも思ったのですが、明日のことを考えるとなるべく出雲に近い方がいいので、津山まで走りました。 AM3:00ホテル着。

 5月17日(土)晴れ。 AM8:30ホテル発。予定では7:00発でしたが起きれるわけが無い。 米子道蒜山SAで朝食を取り、後は出雲大社めざしひたすら走るのみです。 出雲は五年ぶりですが高速道路がだいぶ整備されています、米子道より山陰道と進み斐川ICまでできており、順調に出雲市まで到達いたしました。10:45

 しかし大社の近辺に入ったとたん大渋滞となり、通りの臨時駐車場は満車。 どうしようかとのろのろと進むうちに大社前まできてしまい、空き地の臨時駐車場になんとか入れることができました。11:50
 この混み方はひょっとしてと不安が増大し、急ぎ境内に入ると長蛇の列。 これは半端な列ではないと途方に暮れていると、近くで休憩していた方より状況の説明を聞くことができました。

 まず、現在、拝観5時間待ち。 天気は快晴。 気温上昇(27℃ぐらい)。 この時点で拝観はあきらめました。 その方は、朝9時に並んで2時間待ちだったそうです。 私たちも名神高速が順調であったなら、9:00に来ていたはずなのです。
 とりあえず参拝し、奉賛を募っておりましたので多少ながら納め、本殿の周りを歩くと拝観の列は本殿の周りを2週もしており、待ち時間5時間はやはりかかるなと、うらやましくもありまたこんなには待てないという複雑な気持ちでした。 さて帰ろうかと思っていたところ妻が非常に不満だったらしくて、「くやしいから明日また来よう」と言い出し、結局一泊することになりました。13:00

 泊まりとなったら気分爽快。 以前に来たときは御朱印をもらっていなかったのでいくつか神社を巡り、電話帳にてホテル探しとなったのですが、大社町近辺のホテルはすべてだめ、広告を見て電話していったらようやく空きがありました(東出雲市)。
 国道沿いのビジネスホテルですが、道路の反対側に森(杜)阿太加夜神社本殿があります。 神社でした。 「阿太加夜神社」といって式内社ではありませんが、祭神が「阿太加夜奴志多岐喜比賣命」で「大那牟遅(大國主)命」の御子を祀っていました。 出雲の神のサービスなのかな、とこの偶然に感謝しました。

 5月18日(日)晴れ。 AM6:50ホテル発。 受付1時間前には並ぼうと早朝に出ました。 大社駐車場 AM7:50 しかしすでに満杯寸前、みんな足早に境内に向かっています。 本殿に着くと行列は本殿の周り3分の1ぐらいで、しかも拝観がすでに始まっておりました。 大社側も前日のあまりの混みように拝観開始時間を大幅に早めたようです。 おかげで1時間で拝観を終えることができました。 AM8:50

 予定より早くなったので、もう一社御朱印をもらい、帰りは日本海(山陰道)コースを通り、鳥取県の白兎神社(御朱印がほしい)を目指します。 AM10:00

 山陰道は鳥取県側もかなり進んでおり(名和ICまで)時間の短縮になりました。
 白兎神社に着くと、以前とは様相がとんでもなく一変していました。 以前は海岸沿いの田舎の村落といった中に神社がありました。 神社の石柱をみて、ああここだといった感じで参拝したのですが、現在は神社前、国道沿いに大型の道の駅「神話の里 白うさぎ」がどかんと建っておりました。 神社の鳥居の前で、あまりにも露骨な位置に建ててあるのにはあきれました。 結局「白兎神社」はたんなる客寄せとしか考えていないのでしょう。 PM00:30

 失意のうちに、神社を後に家路へと走ったのでありました。 PM19:00 自宅。               走行距離 1372q  

御本殿拝観の感想


 4月の新聞に、「出雲大社六十年に一度の本殿修造」の記事が載っており、これに合わせて本殿内を拝観させてもらえるということで、これは絶対に行かねばと思っておりました。 5月17日(土)、ようやく休みの合う日ができたので決定しましたが、拝観日を調べていたら5月は最後の週でありました。 おまけに次回は8月に1週間あるだけでそれで最終となります。 非常に危ないところでした。

 予定としては前日の夜に出発して(6時間以上かかる)途中1泊、午前9時受付開始なのでその頃に着くように出ればいいと、ちょっと軽く考えていました。 しかしそれは非常に(とんでもなく)甘かったと云うことですが・・・。

出雲大社本殿拝観道中記

本殿


 拝観は八足門より入場となります。 敷地内に入ると御本殿への高い階段を上がり、大床と呼ばれる外側の縁をぐるりと回って正面に戻ります。 正面の二間(蔀、外扉)が外してあり、そこから内部を拝観するという内容です。 

 内部は中央に「心御柱(岩根御柱)」という大きな柱が立っており、その柱より上下(前後)の両段に分かれています。 上段の右側に「御神座」がありますが、西向き(左側を向く)の為板壁に遮られ扉がわずかに見えるだけでした。 左側奥の板壁に接して五つの「御客座」があります。

 「御神座」西向きなのは大社の西側に稲佐の浜があり、そこに日が沈む為とも云われており、出雲大社が「天日隅宮」とも呼ばれているのはそのためと思われます。
 ちなみに、大社北西の日御碕に鎮座する「日御碕神社」は「日沈宮」と云われております。

 御本殿(延享元年−1744御造営−)は内も外も一切装飾がありません。 円い柱と板壁のみであります。 唯一、天井に御造営遷宮に際し描かれたという、彩色豊かな「八雲の図」があるだけです。
 「八雲」なのに「七つ」しかありません。 理由は不明だそうです。

 この御本殿は、非常にシンプルな構成なのですが、それが反って重厚な雰囲気を醸し出しているように思え、日本の心、詫び寂びの心といいますが、原点はまさにここにあるのではないかと思えました。 

 

出雲大社  平成の大遷宮


  神社  話題  登山  今立町



「・・・・現在の国宝本殿は、延享元年(1744)に御遷宮御造営され、以来、文化六年(1809)、明治十四年(1881)、昭和二十八年(1953)と3度にわたり御遷宮御修造がお仕え継がれてきました。 そして、このたび、「平成の御遷宮」をお仕え継ぎいたします。

 平成二十年四月二十日には大國主大~様を仮のお住まいの御仮殿(現拝殿)にお遷し申し上げる「仮殿遷座祭」をお仕えいたし、御修造がととのいます平成二十五年五月にはもとの御本殿に御遷りいただきます「本殿遷座祭」をお仕えいたします。 また御修造は、御本殿のみならず、境内境外の摂社・末社等も、御本殿修造に並行して、またその後の平成二十八年に至る間、お仕えさせていただきます。 ・・・・」        出雲大社HPより


本殿後方より
二の鳥居より