NeNe Thomas さん復活プロジェクト(仮題)

 最近の NeNe Thomas さんとのメール交換の経緯で発案した“ Magic を日本人向けにする運動”に関する記事です。

● 日本で Magic が“今一つ・・・”な理由

 日本人デュエリストやコレクターの中にも最近の Magic カードイラストに関しては様々な意見があります。しかし昔から Magic を続けている方々の中からは「昔程の華がない。」「レベルが落ちたのでは?」といった意見も少なからず聞かれます。確かに最近の Magic カードイラストは一見すると綺麗にはなりましたし、統一感も出て来て製品として見た時の品質は向上していると思います。でも“個性”あるいは“魅力”という点から見た場合に、果たしてどうなんでしょうか?。

 私個人は「最近の Magic のイラストには引かれる物がない。」と感じています。私はたった1枚のカードとの出会いで Magic を始め、そしてやはりたった1枚のカードで英語版ユーザーになり、そしてそのおかげで今はこんなに駄目な人になってしまいました(嫌爆)。また私と同じ時期に Magic を始めた方々の中には、やはり私と同じように Magic のある特定のカードに傾倒し、ある人はテーマデッキを作り、そしてある人はコレクターとなり Magic を楽しんだのです。そういう方は決して少なくはなかったですし、何よりもそういうテーマを持って始める Magic は面白いし長続きしたのです。

 では、最近はどうでしょうか?。私は日本の中では日本人の Magic コレクターに関する事情に精通した人間の1人だと自分では思っています。そういう人間から言わせると「最近のカードには熱心なコレクターが現れにくい。」という事です。こういう状況はトレーディング・カードゲームの“トレーディング”の部分の動きが鈍くなっている事を示す訳で、これはゲームとして Magic を楽しんでいる人達にも少なからず影響を与えています。例えば最近の特定のシングルカード高騰の一因もここにあると思われます。要するに100人デュエリストがいたら100人全員が同じカードを欲する、これでそのカードが高騰しない訳がありません。でも、そんな中にそういう人気カードには目もくれずに他のカードを収拾する人間が少なからずいれば、間違いなくそういったカードの高騰は押さえられているはずなのです。

 確かにカードイラスト制作上のテクニックは、昔と比べて数段向上しているのかも知れません。しかし、残念ながらそういうイラストが必ずしもファンを引きつける物にはなっていないのです。要するに私が昔から書いている“破壊力がない”という状態なのです。少なくとも昨今の Magic のイラストは日本人の趣向からは大きく離れつつあるというのが私個人の印象です。この傾向が更に加速すれば、日本でこれ以上 Magic 市場が拡大する事は到底期待できなくなります。

● 1発のアッパーは10発のジャブに勝る(!?)

 要するに私が提唱する“ NeNe Thomas さん復活”というのは、 NeNe さんご本人の Magic への復帰を含めた“ Magic イラストの日本市場への配慮”をWoCに訴えていこうという事です。あ、この件は(まだ) NeNe さんご本人には連絡していません。 (^^; この活動で NeNe さん復帰を願うファンが相当数集まったら、その後押しを頂いて・・・と考えています。(何しろ NeNe さんと私は“メル友”なので《爆》。)あとWoCに対しては、場合によっては NeNe さんへのアプローチと同時期位に何らかのアクションを起こすかも知れません。ただ、どうやら最近うちは少なくともWoCの関係者にはお読み頂いているようなのですが(笑)。

 正直言って Magic は日本市場では話題性に乏しいのが実状です。日本人はこういったゲームに手を出す際、ゲームシステムの出来といった面を見る前に“話題性”とか“キャラクタ”を見ます。要するに自分が好みとするキャラクタが無い物に日本人は手を出しにくいのです。例えば100枚セットのTCGの中に自分の好みに合わないイラストのカードが90枚位あっても、たった1枚自分の急所を直撃したイラストがあればファンは満足します。しかし100枚すべての使用イラストが中の上(あるいは上の下)止まりというTCGはその人の印象に残らないし、多分遊び手には選ばれないのです。

 確かに Magic は日本国内で発売されているどのTCGと比べてもゲームシステムは良くできていると思います。しかし逆に、日本国内で発売されているどのTCGと比べても日本人に購入動機を与え辛いのです。その辺をWoCは分かっていると思うのですが、でもだからと言って何か対策をしてくれている気配が見られません。日本の代理店が具体的な提案活動をしているとも思えないですから、このままだと Magic はいよいよ“日本では売れないTCG”になってしまう危惧があります。これでは競技 Magic のレベルアップはおろか、その維持すら難しくなるでしょう。

 たとえ1つのエキスパンションに1つか2つでもいいのです。日本人が見て「これ綺麗だね(可愛いよね)。」といったカード(イラスト)があれば、これを象徴として日本での Magic 販促は進められるのです。そして Magic に関わったアーティストの中で、そういうイラストを生み出せる可能性を最も持ったアーティスト、それは(あくまで私個人の意見ですが)現役メンバーでは Rebecca Guay さん、そして卒業組まで含めて考えると NeNe Thomas さんであるというのが私個人の見解です。

● カスレアをトップカードに!?

 私が最近の Magic カードに不満を持っている更に別の理由、それはズバリ“現状のやり方ではカスレアが救済できないから”です。

 昔の Magic のカードって、能力のヘボいいわゆる“カスレア”に個性的なイラストが使われていたりします。特に昔の Magic ではそういうカードは多くのコレクターの“壺”にはまっていました(笑)。カスレアは少なくともトーナメントでは全くお目にかかれない訳ですが、しかしそういうカードをパックから引き当てても別に「外した。」と思う人はいなくて、それこそコレクターに渡せばそれ相当の物とトレードができた訳です。

 ところが最近はカードイラストが画一化していて、要するに突出して美麗な物とか個性的な物が現れにくいのです。WoCは基本セットやエキスパンションの商品としての特性上、間違いなくその中にカスレアを収録します。昔はそういうカスレアでも重宝された訳ですが、最近はそれがないのです。カスな物は本当にどうしようもない位カス。これでは我々デュエリストのカード購入が促進される訳がありません。

 極端な話、ラスゴやゲドンのイラストなんて子供の落書きで良いのです(笑)。それでも皆有り難がるしパックから引き当てれば当たりだとしか思わないでしょう?。でも Magic のカードの中に多かれ少なかれ外れがある、だとしたらそういう物にちょっと力の入ったイラストを張り付けてやって人気カードにしてやる、そういう配慮が昔の Magic にはあったと私は思っているのですが。ですから「そういう配慮を復活させたい!」という意図もこの運動には含まれています。

● 具体的には・・・

 さて、では具体的に何をどうするのか?、これに関してはちょっと難しい物があります。何しろ相手は天下のWoCですし(笑)。

 私自身は現在、結果的に日本国内での Aysen Crusader(HL) の知名度をかなりアップさせたと思っています。これをそのまま“ NeNe Thomas さんの日本での知名度アップ”に結び付けたいな、というのが今のところの計画です。その上で Magic のカードイラストに関する意見を集め、今は Magic にはいないイラストレーターまで含めた“日本人に取っての Magic イラストの理想像”を語り、その集約結果をWoCにぶつける。流れとしてはそういう感じになるかと思われます。

 実際問題として、1度 Magic を離れたイラストレーターの復帰というのは簡単ではないだろうと思われます。ただ、私個人は同時に「このまま何もせずに終わらせるのは嫌だ。」とも感じています。せっかく ぎゃざる もある程度の知名度を得てこの手の活動が出来る土壌が整っている訳で、それだったら駄目元で・・・という事です。

 つきましては、この活動の賛同者を広く募集したいと思っています。 NeNe さんファンでなくても構わないので“今の Magic のイラストに不満がある方々”あるいは“昔の Magic イラストの復刻を望む人達”のご賛同を頂ければと思っています。 m(__)m この後何をどう進めていくか?、それは集まったメンバー同士でワイワイやって決めていきましょう。


   
なお、このページの内容に関する文責はすべて私 あいせん にあります。