祝・アリーナリーグ開催!

 ホビージャパンがついに(今回は純粋に良い意味で (^^; )やってくれました!

● アリーナリーグについて

 日本でもついに今年の11月から“アリーナリーグ”が開催されます。

 詳細な資料が無いので私も詳しくは書けないのですが、アリーナリーグは主に北米で昔から開催されている M:tG のトーナメントです。確か北米の物はシーズン毎にフォーマットが決まっていて、そのシーズン毎に大判カード等が賞品として提供されているというのが私の知識です。

 これに対して日本のアリーナリーグは、賞品となるプレミアムカードが季節毎に変わるのは同じなのですが、リーグのフォーマットに関しては開催店に任されているようです。開催店はHJから××円(金額はあえて伏せます)でリーグキットを購入し、6週間程度の期間の間にリーグ参加者に対戦してもらってポイントを集計し、その合計ポイントを元に表彰するという流れになるようです。また賞品として提供されるプレミアムカードは、北米ではFNM(フライデーナイトマジック)で配られていた6EのFoilカードになるようです。

 この中で“フォーマットを開催店舗の判断で決められる”というのが、かなり画期的な措置だと私個人は思っています。つまり開催店の裁量1つで Type-I や変則フォーマットでの開催も可能なのです(笑)。11月にはDCIJ創立4周年記念のイベントが、全国的に Extended で開催されたりもします。 Standard の競技 M:tG に偏重した日本の M:tG に新風を吹き込む絶好の機会が、今我々の前に訪れようとしているのです。

 この企画を販売店&デュエリスト達が100%有効活用すれば、 Invasion で再び活気づいた M:tG の“追い風”をより強い確かな物にする事が可能だと思います。まあ「ちょっと遅かったのでは?」という声があるのも事実ではあるのですが、私個人は今回の企画は手放しで歓迎したいと思っています。

● アリーナリーグを“開いて”みよう!

 ですが私がこの手の記事を書く以上「という事で、皆さんどんどんアリーナリーグに参加しましょう!」で記事を終わらせる訳がありません(笑)。今回私が皆さんにお勧めしたい事、それはズバリ「あなたの地元でもアリーナリーグを開いてみませんか?」という事なのです。

 例えばデュエルルーム設置店の中には「やってもいいけど、イベント中に参加者の世話をする人手がいないから・・・」といった理由で、アリーナリーグ開催に踏み切れない販売店があるかも知れません。またデュエルルームを持っていない販売店では、いよいよ開催は無理だと思います。そういう時にあなたがスタッフを買って出る、あるいは近くのイベント会場等を借りて開催する事を申し出たとしたら、ひょっとすると販売店も「それならやってみるか!」になるかも知れません。またアリーナリーグはDCI公認大会のように開催手続きや事後処理が複雑だったり、ポイントやランキング目当てに参加者が血相変えて・・・といった事もありません。賞品のカードをどう配るかも主催者の判断に委ねられているのですから、場合によってはこっそり初心者を優遇した配り方もできるのです。

 もちろんアリーナリーグのリーグキットは販売店しか入手できません。またリーグキット内のプレミアムカードの転売(単品販売)も厳禁されています。(リーグキット購入の申込用紙に、その旨を誓約する署名欄がある位です。)ですから販売店や実行スタッフは“プレミアムカードは全て参加者に差し上げる”という気構えでイベントを進めて欲しいと思います。そうする事で販売店とお客さんとの間に絆が生まれれば、そのお客さんは何度でもそのお店に通ってくれてカードを買ってくれるはずです。そう考えると××円は決して高い投資ではないと私は思います。

 今回のリーグ開催は、今まで M:tG のイベントが空白地だった地域でイベントを開催する1つのきっかけになると思います。ひょっとするとリーグ開催を契機に販売店がDCI公認大会の開催も志し、DCI公認大会が定例化するようになるかも知れません。このイベントは「近くでやってないからやってる所に行こう。」というイベントではなく、「いつもカードを買ってるあの店に開いてもらおう!」と言えるイベントなのです。そしてそういう動きをあなたの地元で起こせるのは、他でもないあなた自身なのです。ちなみにリーグ開催の申し込みの締め切りは11月30日らしいので、これを読んで翌日からすぐ動き始めても早過ぎるという事はありません。

● 販売店の皆様へ

 そしてこの機会に、私から販売店の皆様にお願いしたい事があります。それは「このアリーナリーグを是非開催して頂きたい。」という事と、同時に「この企画を絶対に悪用しないで欲しい。」という事なのです。

 こういう書き方をすると失礼かも知れませんが、今回のアリーナリーグはHJが打ち出した企画としては過去にないヒットだと思います(笑)。私としてはこういったサポートを今後も続けて欲しいし、欲を言えばキットをより低価格化(できれば無料化)してFNMレベルの物にまで昇華させて欲しいとも思っています。それにはまず何よりもこのアリーナリーグを成功させ、 M:tG のイベントにより多くの人達が集まる雰囲気を日本に作るべきなのです。そしてそのための第一歩が“自店でアリーナリーグを開催する”事なのです。

 ただこういった企画の販促物が、販売店側で搾取され転売されるケースが後を絶たないようです。流石にあの M:tG の金属プレートがオークションで販売されているのには私も閉口しましたが (^^; そういう表面化している事例以外にも販促物の転売はかなり頻繁に行われているようです。確かにその瞬間はその売り上げで収益があるかも知れません。でもそんな物は一瞬の事で、絶対に後に続かないのです。

 私は自分で M:tG 販売店に勤めてイベント仕切っていた身なので分かるのですが、イベントを開いてくれる販売店には人が集まるのです。確かにそのプレミアムカードはどこかで数千円で売れるかも知れません。でもそれをあえてイベントでお客さんに差し上げる、この事でひょっとしたら数万円あるいは数十万円の売り上げが戻ってくる可能性があるのです。

 私個人は「日本の M:tG に元気がない理由の一部は販売店にある。」と考えています。ですが逆にそういったイベントやサポートに熱心な販売店のある福井市の M:tG は元気にやってます。私は M:tG という物で代理店も販売店もお客さんも儲かる商売は成り立つと思うし、そうなって欲しいのです。今回のアリーナリーグ開催は、まさに“日本の M:tG を変える絶好のチャンス”なのです。そしてその“追い風”を掴むも逃すも、その販売店の決断と頑張り次第なのです。

● かなり期待してます!

 このリーグに関して販売店の方と話したのですが、販売店の方でも今回のイベントには期待度が高いようです。「やっと日本でもこの手のサポートが始まったか!」という感もあるのですが、やはり Invasion 発売直後という絶妙のタイミングでのリーグ開催には、私はHJに拍手を送りたいと思います。こうやって M:tG に携わる人達全員が自分のやるべき仕事をこなしていく、この積み重ねが日本の M:tG を賑やかにして面白い遊びに成長させていく第一歩になると私は考えています。


   
なお、このページの内容に関する文責はすべて私 あいせん にあります。