第二部では私個人のシャークに関する意見をより詳細に書いてみます。
さて、そうは言ってもいちいちシャーク行為をした相手を刑務所にぶち込んでいては、今のご時世ですと日本のデュエリストの相当数が刑務所行きになってしまうので(ぉぃぉぃ)、これ以降は“シャークの被害を未然に防ぐ手段”について書いてみます。ただ今までこの手の話は“シャークに騙されそうな初心者”をその対象にしていましたが、私はそのやり方を180°変えます。そんな初心者がここを読んでいるかどうかは疑問ですし、読んだところで実践できるとも思えないからです(笑)。例えばよくシャーク行為の事例として聞かれる「神の怒りと巨大化を(1対1で)トレードした。」という話です。 (^^; 初心者に取っては神の怒り(等のリセット呪文)に比べて巨大化は遙かに使い勝手の良い呪文で、そのため騙される初心者が多いと思われます。ただ初心者が使いもしない神の怒りを抱えていたって猫に小判というか宝の持ち腐れです。ですからそのカードを必要とする(&使いこなすスキルを持つ)中・上級者がトレードで手に入れる事は非常に有意義な事ではあるのです。その初心者が神の怒りを必要とする時期が来たら、その時改めて入手すればいいのです。でもだからと言って、その初心者から(今は不要だと思われる)神の怒りを出してもらうのに手段を選ばなくて良い訳ではありません。
私は自分がトレードをする際は、必ず「この逆のトレードを自分だったらするのか?」を考える事にしています。もしあなたがどこかの大会に出場しようとデッキを見たら巨大化が足りない。そこで近くにいる人に聞いたら「持っていますが、神の怒りと1対1でトレードして下さい。」と言われた。あなたならどうしますか?。多分「こいつ馬鹿じゃないの?」って思うでしょう?(笑)。でも簡単に言えばそういう事なのです。
あなたが自分で意図的に犯罪者になろうと思うなら、私がここで何を言おうが何を書こうが無駄なのです。そういう人間は例え初心者がどれだけの情報武装をしていたって騙すでしょうし、場合によっては暴力的な行為で・・・という人だっているはずです。ただ“あなたがこれ以上犯罪者になりたくないのならシャーク行為はやめるべき”なのです。シャーク行為に及ぶ人間のかなりの部分が、どこかで読んだ“シャーク容認論”や“シャークは正しい”といった誰かの話を心の拠り所にしてシャーク行為を続けている気がします。でもそんな物には何の根拠も無いのです。実際私もシャーク行為を働いた事で自らの風評を落とし、それが理由で M:tG を離れていった人間を何人か知っています。万が一あなたが“シャークは正義である!”と考え、自らの意志でシャークを続けているとしても、それに対する一般世間の評価は極めて冷たい物である事は認識するべきでしょう。
私が福井で M:tG 販売店のスタッフをしていた時は、お客さんから色々な形で“シャークの事例”を聞いていました。はっきり言ってしまいますが、シャークが行ったシャーク行為は間違いなく第三者に話が伝わっています。そのため「なんかこんな事があったみたいだけど。」「ああ、それならあいつだよ。」という形で噂が広まり、結果的にその人間が M:tG を続けるのが辛くなった、という事例が実際あるのです。まあその方はちょっとばかし派手にやり過ぎたんですがね(爆)。私を含めてデュエリストのかなりの割合がシャーク(行為)は嫌いなはずですから、もし目の前にそういう行為を行っている人間が現れれば、間違いなく他の方に比べて対応が冷たくなるでしょう。私なんかはそんな方とはトレードはおろかデュエルもしたくないし、極端な話同じ空気を吸っているのも嫌です(ぉ。そうなると結果的にシャークって“自分で自分の M:tG をつまらなくしている”のです。特に日常的にシャークをされているあなた、この話を読んで身に覚えはないですか?。
例えば何かの弾みで結果的にそのトレードがシャークっぽくなっちゃった、あるいはつい相手の持っているカードが欲しくて出来心で・・・そういうケースもあるでしょう。でもそういう場合だってそのトレード相手は「あいつにシャークされた!」という感情しか抱かないのです。その噂が特定のグループや地域に広まれば、間違いなくあなたに取ってはデメリットになるでしょう。あなたが自分自身でそういう状況になる事を選択したのであれば、もはや私から言う事はありません。でもそういう状況を望まないのであれば、後からそのトレード相手に対してフォローしたって何も遅くはないのです。何せまだ時効は来ていないのですから(笑)。
今までの話とは全く毛色が変わってしまいますが、私個人はたった1つだけ“中・上級者が初心者をシャークしても許していい”と思っている事例があります。それはシャークをした側が、その後シャークされた側の面倒を一生に渡って見る場合です。シャーク行為をする人間を私が許せない最大の理由、それは彼らの大半が“獲物を狩っておいしい部分を食い散らかしてそのまんま”だからなのです。これではデュエリスト人口を減らす& M:tG というTCGの風評を落とすばかりで、その後に何も生み出さないのです。そして彼らは自分達の行為を批判されると「こういう経験も初心者の将来のためには必要だ!」とか言い始めるのです。でもはらわたを食い散らかされて屍を横たえる動物に将来なんてあるんですか?。
シャーク行為をされた事に後で気が付いた初心者は、それだけで M:tG を辞めるに十分なだけの心の傷を受けます。まずはそのフォローをしてこの初心者を M:tG に留める、そこからスタートです。そしてその初心者が2度とシャークの被害に遭わないように知識を身に付けさせ、中級者あるいは上級者にステップアップする手助けをし、そして何よりもその人が自らシャーク行為に及ばないようなフォローをする。そこまでやってくれるなら、私個人は1度位のシャーク行為は許しましょう(笑)。
私は日本の M:tG が、こんなつまらない事で衰退していくのを見たくありません。しかし実際にはシャーク被害は日本の M:tG に少なからず暗い影を落としていて、福井でもかなり醜い事例が報告されています。しかもシャークは「 M:tG 人口の減少」→「カード流通量の減少」→「特定の人気カードの高騰」→「人気カード目当てのシャーク行為の助長」という悪循環を生み出し、とにかく M:tG に取って良い事など1つも無いのです。しかも一時期に比べて日本の M:tG って間違いなく元気が無い訳で、そんな中でのシャーク行為は「日本の M:tG なん滅びてしまえばいい!」という確信犯的な犯行だとしか私には思えないのです。自分が M:tG を少しでも快適に遊びたければ、自分の周りに M:tG を遊ぶ人間を増やし、カードの流通量や販売店のサポートを充実させ、その上で賢いトレードをして希望のカードを手に入れていけばいいのです。その程度の事も分からないような人間は、いっそ M:tG をやめて下さい。あなたのおかげでみんなが迷惑しています。
ただ以前の記事で書いたのですが、私は1度シャーク被害に遭った被害者を逆に説教した事があります(笑)。その理由は「その被害者が自分が使う予定の無い&価値を良く知らないカードを、投機目的で入手して結果的に騙された。」からです。そんな馬鹿なトレードをしている限り、シャーク被害なんて絶対に無くなりません。この件にしても私は“騙された方も悪い”とは言いたくないのですが、それにしてももうちょっと考えて行動して欲しかったとは思っています。
う〜ん、この問題には私自身“怒り”という感情が根底にあるため、やはり記事の内容が多少感情的になってしまうようです。 (^^; 私は小学生時代に虐めにあった幼少経験を持っているため、特にシャークの言う「シャークはされる方も悪い。」という論法が大嫌いなのです。シャークに対する備えは確かに必要です。でもそんな備えが無くても M:tG が楽しめるなら、間違いなくそっちの方が理想だと私は思うのですが。私から初心者にお勧めしたいのは、とにかく“自信が無いうちはトレードをしない”事、そして“シャークされたら合法的な手段できっちり仕返しをする”事です。残念ながら日本にはシャークがいます。そしてその数は決して少なくないようです。でも少なくともシャークという行為が法律上許される可能性が無い以上、あなたにはそれに対抗する手段があるのです。
最後に一言。「今の日本の M:tG って、シャーク被害に怯えながら続ける程魅力のある遊びだと思いますか?。 > ALL 」