最近代理店が公開したグランプリ名古屋に関する詳細情報等を見て、ちょっと私には気になるというか引っかかる部分があります。
まずグランプリ名古屋の“トレードコーナー”に関する内容です。以下代理店のホームページの内容をそのまま引用します。
●マジック トレードコーナー 4月29日(土)、30日(日)
自分のコレクションを持ちよってレッツ トレード!
※ マジック:ザ・ギャザリングの中古カード(シングルカードとよばれるもの)以外の扱
いはご遠慮ください。未開封パックの販売もできません。
※ トレードは各自の責任で行なってください。これなんですが、はっきり言って“実効性がない”というのが我々 Duelist Fukui スタッフの一致した意見です。外国から来るトーナメントプレイヤーやバイヤーは、ほぼ間違いなく“(日本語版) Pok?mon ”を目当てに来ます。ひょっとすると最初から M:tG のカードなんか眼中にない、あるいは自分の M:tG のカードと Pok?mon のカードをトレードする事しか考えていないかも知れません。そういう人達にこの情報が事前に伝えられるとは思えませんし、当日になって彼らに説明したら多分パニックになりますよ。 (^^;
最近米国で開催された M:tG 関連のイベントがこういう形式で開催されているならともかく、いきなり日本だけが(多分代理店の利益確保のために)こういった制約をイベント参加者に課すというのはいかがな物でしょう?。というか、WoCやDCIはこの件を了承し、スタッフにその旨周知徹底しているのでしょうか?。また横浜の時みたいな“書く気満々でサインしようとしたガーフィールド氏の目の前からカードを奪い取る”なんてお粗末な運営になったりしないんでしょうね?。
ただ実際にイベントを主催するのは代理店なので、私としては「やるな!」とまでは言いません。でも多分「やっても無駄」だとは思います。私個人は今回はその指示に従うつもりではいますが、もし代理店が本気でこの制限をかけるのであれば、最低でもWoCやDCIにあるグランプリ関連の告知ページに英語でこの内容を掲載すべきでしょう。
相変わらず“どういうフォーマットでやるのか?”に全く言及されていません。横浜の選手権みたいに、当日になって「単色デッキ限定の Standard 戦をやります!」とか言われたって対応できないですよ(笑)。あと気になっているのですが、最新の DECK EXPRESS から“Japan Classic”という呼び名が完全に消えた気がするのですが。 (^^; ひょっとしてグランプリ名古屋ではJCのイベントは全く開く気はないのでしょうか?。流石にJCはDCIの公式フォーマットじゃないから、事前に告知しておかないと人が集まらないと思うのですが。また逆に開催を期待して・・・という人も中にはいらっしゃるでしょうから、やるならやる/やらないならやらないとはっきり意思表示すべきだと思います。
これは企画としては良いと思います。優勝賞品が関羽像というのもなかなかそそる物がありますし、デッキは40枚以上だからカード資産が乏しい人でも参加しやすいでしょう。という事で、私としてはこの企画に関してはちょっと盛り上げたいと思っています。つきましては勝手に“グランプリ名古屋のP3Kトーナメントの優勝を狙う方へのサポート企画”をやります(笑)。詳細は近日中に発表しますのでお楽しみに。 m(__)m
ちょっと順番が違ったかも知れませんが、最後に“グランプリを Limited で開催する事”に対する私個人の意見を表明しておきます。私は基本的に Limited によるグランプリ開催は支持したいと思います。正確に言うと“ Standard 以外なら何でも良い”という感じです。実際今は全米(欧州)選手権や世界選手権等がある度に Standard の流行デッキができ、それに伴い特定のカードの高騰やワンパターンなデッキ(プレイヤー)の蔓延を招いています。そういった弊害は特に日本の M:tG に暗い影を落としていて、これが私の「DCI公認大会は日本の M:tG に取ってマイナスの効果を与えている部分の方が多い。」という主張の論拠になっています。そういった“情報の弊害”が起きない Limited によるグランプリ開催は、やはり好ましい方向性として受け入れるべきなんだと思います。
ただ残念な事に、マスカレイド・サイクルのエキスパンションにはどうもカードとしての魅力が薄く、特にMMについては多くのデュエリスト達から不満の声が上がっています。そのため今はこの措置が“MM不良在庫(特にトーナメントデッキ)処理のための措置”と勘ぐられても仕方のない状況になっています。 (^^; その辺が今回のイベントの成否に微妙に影響する可能性もあり、私としてはこの措置が参加者に受け入れられるのか否かに興味があります。
それと日本では決して浸透(普及)しているとは言えないチーム戦を開催し、なおかつトライアルから高額な参加費(少なくとも私はそう感じました)を課すというのはいかがな物でしょうか?。私個人は以上の理由から、グランプリ名古屋本戦への参加者数を非常に憂慮しています。代理店や一部のトーナメントプレイヤーはこういう時に「カード代や会場費がかかるからやむを得ない。」等とおっしゃるのですが、私に言わせるとそんなの理由にはなりません。WoCからカードを直接仕入れている代理店は間違いなくカードを格安に入手している訳ですし、しかも代理店はイベントにスポンサーを付けて参加者の負担を減らすといった努力(工夫)をしている素振りが微塵も見られないのです。相変わらず代理店には“日本の M:tG イベントをどう育てていくか?”という明確なビジョンが無いと私は感じざるを得ません。
ですから私個人は今現在、少なくともグランプリ本戦そのものにはイベントとして(相変わらず)かなり問題があると感じています。ただその他のサブイベントには私の参加意欲を刺激される物がありますので、それに関しては盛り上げるための私なりの動きを今起こしているところです。OFF会を企画している事もあり当日は間違いなく会場にお邪魔する事になりますので・・・どうかくれぐれもお手柔らかに願います > ALL(笑)。
※ 実はこれを書いている最中に まさ さんから言われて気が付いたのですが、これでも従来のグランプリ( Standard で参加費=3000円/人)と比べると、明らかに参加費は割安になっているようです。ただ私はミニ四駆のイベント運営の経験から“イベントの参加費は無料”が常識になってしまっていますので。実際日本の遊びに関するイベントで、これだけ高額な参加費を取るイベントを私は他に知らないのですが。