2000年1月30日に開催したDCI公認大会“焼肉定食2人前”にて実施したアンケート調査の結果と、それに対する私個人の分析内容をご紹介します。
| 対象者数:47人 | 回答者数:39人 | 回答率:83.0% |
主催店の店頭ポスター 17.9% 月刊GAMEぎゃざ 30.8% DECK EXPRESS 0.0% ホームページの告知 12.8% 口コミ 25.6% その他 12.8%
※ その他の回答: サークル内の回覧
毎週でもいい 15.4% 月に2回程度 20.5% 月に1回程度 48.7% 2ヶ月に1回程度 7.7% 3ヶ月に1回程度 5.1% その他 0.0%
ある 74.3% ない 7.7% よく分からない 17.9%
ある 46.2% ない 28.2% よく分からない 23.1%
ポイントやランキングの向上 10.3% デュエルでの勝利 33.3% トレード相手 35.9% フリーデュエルの相手 41.0% 安いカードの販売 33.3% デッキ診断やアドバイス 23.1% デュエルをする場 59.0% その他 10.3%
※ その他の回答: 知らない人との対戦/デュエルをする時の緊張感/カードの使い方の修得/新しい遊び方の実験場
Standard 76.9% Extended 10.3% Japan Classic 5.1% Type-I 17.9% その他 2.6%
※ その他の回答: テーマに沿ったデッキ作成
Standard 69.2% Extended 15.4% Japan Classic 5.1% Type-I 17.9% その他 2.6%
※ その他の回答: テーマに沿ったデッキ作成
注: Q6とQ7は質問に“複数回答可”とは書いてなかったのですが、複数のフォーマットを回答された方がいらっしゃいましたのですべて集計してあります。
予想通り“月刊GAMEぎゃざ”の影響力(告知を掲載して頂く事のメリット)が大きい事が伺えます。しかし私がそれ以上に驚いたのが“DECK EXPRESS”を選んだ方が1人もいなかった事です。この結果だけで即断してしまうのは問題があるかも知れませんが、案外見ている人が少ない事が私にはかなり意外でした。この結果から単純に考えると「イベントの告知は月刊GAMEぎゃざにさえ掲載されればいい。」という事になります。つまりDCI公認のイベントでなくても、月刊GAMEぎゃざの巻末の投稿欄に掲載してもらうだけでもそれなりの効果は期待できるという事です。これにより“我々がイベントをDCI公認大会として開く理由”の1つ(それも最大の物)が無くなったという印象があります。あと個人的にはホームページ(ぎゃざる)への告知掲載が案外効果がある事が分かって、内心喜んでいます。実はこの数字、私はもっと少ないだろうと思っていたのです。 (^^; こうやってHPでの告知を見てイベントに来て下さる方を増やせば、おのずと非公認のイベントを思い立った時に突発的に開いたりする事も可能になりますし(笑)。
イベントの開催頻度に関しては“月に1回”という希望が最も多いという結果になりました。ただ私の経験上、1つの地域でこれだけのイベント開催頻度を維持するには、1つのサークルが動いただけでは無理だと思われます。イベントとしての質を維持しつつ回数をここまで増やすには、少なくとももう1つ(理想を言えば2つ)位のサークルが M:tG イベントの定例開催に乗り出さなければ難しいと思います。
この質問で“ある”と答えた方は、私が当初考えていたよりもかなり多かったです。ただこの後の分析から、どうもこの“ある”に明確な理由を持たない方が少なくないのではないかという気が私はしています。「何となく格好いいから。」あるいは「月刊GAMEぎゃざで取り上げられているから。」といった理由からそうなっている・・・あくまで推測ですがそんな気がするのです。なお、これに関してはQ4の回答に関する分析で詳しく述べます。
この結果を見て「おや?」と思われた方は少なくないと思います。Q3の“ある”の数に比べてQ4の“ある”の数が明らかに少ないからです。そこで更にQ3とQ4の内容の因果関係を明らかにするべく、こんな分類をしてみました。
Q3の回答 ある ない よく分からない Q4の回答
ある
17人(43.6%) 0人(0.0%) 2人(5.1%)
ない
6人(15.4%) 3人(7.7%) 2人(5.1%)
よく分からない
6人(15.4%) 0人(0.0%) 3人(7.7%)
この結果中最も注目すべきは、Q3で「競技 M:tG に興味はある。」と回答している方のうち、4割以上がQ4で「DCI公認のポイントやランキングには興味がない(あるいはよく分からない)。」と回答しているという事です。実はこの傾向は昔から福井にはある物で、ですから私は“DCI公認大会は開催するけど競技 M:tG は推進しない”というイベント運営の方針を取っているのです。ただこの人数(比率)は、一時期に比べると確実に減ってきている気がします。この結果を見る限り、福井でも“競技 M:tG ”を目的としたイベントの開催(定例化)を検討しても良さそうな気はします。ただこれに関しては、次のQ5の回答結果で見事にひっくり返されるのですが(笑)。
福井のデュエリストが M:tG のイベントに求める物は“場所”と“人”である、これは私が福井でのイベント運営から経験的に得た感触を裏付ける結果となりました。DCIのポイントやランキングを目的に参加する人は全体の1割にしかなりません。 (^^; 福井のデュエリスト達は表向き(人に聞かれれば)DCI公認大会(競技 M:tG )の開催を口にするのですが、実際に彼らが求めている物は競技そのものではなく、競技が行われる広い会場であり、そこに集まる大勢のデュエリスト達なのです。これは他の地域でも案外言える事なのではないですかね?。確かにDCI公認大会を開催すれば人が来ます。しかし我々イベント主催者はそれを見て「DCI公認大会さえ開けば人は来る。」あるいは「デュエリスト達は競技 M:tG を求めている。」と思い込んではいけないのだと思います。競技 M:tG を求める人達のニーズを満たす必要は間違いなくあります。でも我々はそのために(少なくとも福井では多数派である)競技 M:tG 以外に M:tG の楽しみを求めるデュエリスト達を犠牲にしてはいけないのです。
これはやはり Standard を挙げる方が多いようです。ただ同じ質問をサイクル落ちの前後(10月〜11月辺り)にすると、また違った答えが出るかも知れません。それと Extended は福井でもう何年もイベントが開催されていない状況なのですが、それでも相変わらずニーズはあると思われます。この結果を見る限り、できるだけ早く Extended のイベントを企画して、できれば定例化させる事が必要だと思われます。
今回のアンケート結果は、かなりの部分で私がマナソース福井店に勤めていた時期に得ていた“福井の M:tG の空気”という物を裏付けてくれる物でした。ただ私が有効だと信じていた情報源が案外他の方々には利用されていなかったり、福井での競技 M:tG の推進を希望される方が案外多かったりと、なかなか面白い結果となりました。今後我々はこの内容を踏まえてイベント運営を進めていく事になります。ただ正直言って“舵取りは決して簡単じゃない”という印象を今私は持っています。例えばDCI公認大会の開催を希望していて参加はするけれどその主目的が“公認大会”そのものではないというデュエリスト達に、デッキ記録シートの記入やデュエル中のマナーの必要性をいかに教えるか、という問題1つ取っても難しいです。また競技 M:tG を推進すれば、そこには間違いなく“落後者”が現れます。そういった方にいかに M:tG を楽しんで続けてもらうか、といった配慮も必要なのです。
今のところ次の焼肉定食は4月中旬〜下旬頃になりそうです。それまでに今回の内容をいかにフィードバックするか、これは多分イベントの開催直前まで悩み続ける問題になるでしょう。