今月( 1999年3月 )DCIから発表された、 DCI公認大会での禁止/制限カードの変更に関して、 私の意見をコメントしておこうと思います。
もう何はさておき、この一言を言わずには気が済みません(笑・・・えない)。今回の件は「最近のWoCのカードの作り方が、いかにいい加減になっているかを示す、 典型的な事例だろう。」という印象があります。 元々私は Exodus 以降のカードの作られ方について、 あまり良い印象を持っていませんでした。1つエキスパンションが出ると、 それまで流行っていたデッキ(あるいは昔から M:tG で遊ばれていた典型的なデッキ)が全く無力化され、 我々は(特に公認大会等で良い成績を収めようと思えば) 過去に買ったカードのことはすべて忘れて新しいカードを買い漁らざるを得ない状況です。 NWO → TU というあの一連の流れは異常でしたし、 このまま何もしなければ じゃ〜デッキ がそこに入って来たでしょうから。
しかも彼らはそれで凶悪なコンボデッキが流行したからと言って、 自分達がそういう欠陥カードを発売したことに対する責任を「フレッシュパックとの交換」 だけで済まそうとしているのです。おまけにDCIはDCIで 「凶悪なコンボデッキが流行ると困るので、いっそ“先読みして” 禁止カードを作ってしまおう。」という事を始めてしまいました。 昔彼らが(例えば)カンポス全盛の頃に何もしてくれなかったのに比べ、 随分と態度が違うんじゃないですか?。 デュエリスト達にはもう「自分で工夫して禁止カードを作る位強いデッキを作る楽しみ」 は残されていないのでしょうか?。 WoC自身がこんなにカードの能力をインフレ化しているのに(笑)。
あと最大の問題は「発表の仕方」なんです。 昔に比べて随分いい加減になったんじゃないですか?。 3月1日の発表を見て「あ、『じゃ〜』は大丈夫だったんだ。」 と思ってそのデッキのために投資して来た人達の事を考えた事があるんですか?。 あとこんな事をされると売る側も迷惑で、 はっきり言うけどこんなカードゲーム怖くて売れないって。 せめてもうちょっと発表の仕方位は何とかならなかったのですかねぇ?。
それと今回の(かなり大きな)ルール改定に対し、 HJが何ら対策を取ろうとしている気配がないんですが?。 自社のホームページでその内容を告知しようとしている素振りすらない(3月14日現在) ですし、例えばWoCが発表した“ M:tG 救済プログラム”に関しても、 HJからは「やるのかやらないのか」というコメントすらありません。 やらないならやらないというコメントを早めに出せば、 自分で(例えば福井の人達の分については)カードをWoCに送る位はしますよ。 こういう状態で態度表明をしないというのは、それこそ我々に 「HJは職務怠慢で金儲けの事しか考えていない。」と言われる口実になるんですよ!。今回の件は明らかにWoCに落ち度がある話で、HJには何の手落ちもないんでしょう?。 HJに M:tG のカードの内容に関して口を出せるような権限があるとは思えないし。 だったらせめて「今回の件に関してはWoCが悪い。 救済プログラムに関してはWoCに任せるので交換を希望される方は自分でやってくれ。」 とコメントし、日本総代理店としての責任として各 M:tG 販売店にWoCの住所をFAXで送る位の事をすればいい訳でしょう?。
※ 日頃まともなサポートをしていない各販売店も、 今回はそれ位やってもバチは当たらないでしょうから(笑)。
さて、それでは「我々デュエリストは何をすればいいのか?」を考えてみましょう。少なくとも私には「WoCやDCIの横暴振りをこのまま100%受け入れる気は毛頭無い」 です。確かに普通に考えると「でもDCI公認大会に出るならそれに従うしかない訳だか ら・・・」と泣き寝入りするしかないんでしょう。ただこの話には実は前提条件があって、 要は「DCI公認大会に出るなら・・・」という事なのです。 私はここでDCI公認大会の不要論をぶち上げて不参加運動をする気はありません。 (私の予想では Portal 三国志が出れば嫌でもそういう雰囲気になるはずなので。) ただそろそろ“それ以外の何か”を始めるべき時期が来たのかな?、 というのを今感じている訳です。
実は私の中で考えている“案”があるにはあるのですが、 今それを発表しても良い物なのか否かを仲間内で色々と相談している所です。 私個人は少なくとも「禁止カード」という物は作りたくないので、 その視点に立って新しいルールを検討している訳です。あと流石にこういう状況になると、 もう各地方毎に「ローカルルール」が登場し始めるのは仕方ないでしょう。 何しろオフィシャル・ルールがこれだけデュエリスト達にとって「遊びにくい物」 になり果ててしまった訳ですから。
やはり我々がそういう「上から渡されるルール」 から独立するべき時期が来たのかも知れません。