フォースを使え!2

〜 前回までのあらすじ 〜

 ル○クはオ○ワンからフォースの存在を教わり、その力でデススターの破壊に成功する。しかし帝国軍は反乱軍への攻勢を強め、反乱軍は窮地に立つ。更に帝国軍を操る暗黒皇帝はル○クの力を恐れ、逆にル○クをダークサイドに陥れるべくダースベ○ダーに命じてル○クを拉致した。



 ル○クはダースベ○ダーと対峙していた。

「ル○クよ、お前は強い。だが我々と共にダークサイドに来ればまだまだ強くなるぞ。」
「何があっても私はダークサイドになど入りません!」

 ル○クの言葉からは確かな意志が感じられた。「こりゃかなり手こずりそうだ。」ベ○ダーは密かにそう思った。

「お前はまだフォースの使い方を分かっておらんようだ。例えばこの“天秤”だが・・・」
「そんなカード Type-I ですら1枚制限じゃないですか!」

 「くそっ、ヨ○ダめ余計な知恵をル○クに・・・」ベ○ダーは悔しがった。ベ○ダーは攻め方を変える事にした。

「ならばこれはどうだ。“拷問台”だ。・・・可愛いだろう?」
「うぐっ!」

 ル○クは怯んだ。その拷問台の絵が本当に可愛かったからではない。ベ○ダーのまさかの攻撃に全く備えが無かったからだ。「こ・・・これがダークサイドなのか!?」ル○クはヨ○ダにあれ程戒められた“恐怖”を感じずにはいられなかった。

「そ・・・そんな攻撃に私は屈しない・・・」

 しかしその言葉にベ○ダーは僅かながら手応えを感じた。

「ならこれをお前にやろう。“大地の怒り”だ。この絵で出たのはこれが最後だからな。」

 「これをあの人に渡せばそれ相当の見返りが・・・いかんいかん!」ル○クは物欲に目が眩みそうな自分を窘めた。

「わ・・・私はそんなカード等欲していない!」

 ル○クの口調は以前の自信を取り戻していた。

 「あと一歩なのに・・・」ベ○ダーは焦った。だがル○クをダークサイドに陥れるための“決定打”が見つからない。そこへ帝国軍の兵士がベ○ダーに何やら耳打ちをした。それはル○クのデッキを解析していたベ○モ博士(特別出演)からの進言だった。

 その言葉を聞き、ベ○ダーは勝利を確信した!

「ル○クよ、お前はオ○ワンからこのカードを1枚しかもらえなかったようだな。」

 そのベ○ダーの手に握られていたカード、それは紛れもなく“セラの天使”であった。

「そ、それはぁっ・・・・・・」
「ふっふっふ、私ならそんなもったいぶった事などしないのだがね。それならお前にこれを3枚やろうじゃないか。しかも1枚は“フォイル”だよ〜ん!」

 ・・・その瞬間、ライトサイドは“最後の希望の光”を失った。


〜 次回“ジェダイの復讐!?”編に続く 〜

   
なお、このページの内容に関する文責はすべて私 あいせん にあります。