無題
(いやマジでタイトル思い付かなかったっす、すいません。 (^^; )

 唐突ですが、ここからしばらくは対戦格闘ゲームの話になります(知らない方にもできるだけ分かるように書くつもりですが)。

 私はかなり以前から対戦格闘ゲームを趣味の1つとしています。2年程前からゲームセンターでの対戦は基本的にやらなくなったのですが、今でも仲間内で遊んだりします。中でも私はSNKという会社が作った「ザ・キング・オブ・ファイターズ(KOF)」というシリーズを最も好んで遊んでいます。このシリーズは毎年1本のペースで(大抵夏休みに入る直前位に)新作が出ていて、1994年に出た第1作のKOF '94から最新作のKOF '99まで、一通り遊んでいます。実はSNKのゲームはゲームセンターで稼働しているソフトがほぼそのまま家庭用のハードで動くようになっていて(いわゆるNEO・GEOというやつね)、私は最新作の '99を除く '94から '98までのROMを揃えています。最新の物は4万円もするので、流石に簡単には手が出ません(苦笑)。

 私と対戦した事のある方はよくご存知なのですが、私は対戦格闘ゲームでは“女性キャラ”しか使いません(爆)。なぜかと言われれば「好きだから」です。 (^^; 私が生涯の間で男性キャラをメインに使ったのって、餓狼伝説SPECIALというゲームのダック・キング位かな。彼は容姿とその(超)必殺技の魅力にはまってメインキャラにしたのですが、それ以外のゲームでは執拗な位女性キャラに拘って遊んでいます。最初の頃はそれで対戦に負けても「まあ、趣味で選んだキャラだから(性能の高いキャラを雑誌で読んで使っているだけの人に)負けても仕方ないか。」と諦めていたのですが、そんな私の格闘ゲームとの付き合い方を根本的に変えたキャラクタがKOF '96に登場します。

 そのキャラの名前は“レオナ”と言います。実は彼女は当時大人気だった某アニメの人気キャラのパロディとして世に出ました。しかも前作(KOF '95)で強いと評判だったキャラクタとの入れ替えで入ったため、当初は「SNKがアニパロやるとは、ついに墜ちるところまで墜ちたか。」とか「前のあのキャラを返せ!」みたいな酷評をされ、あまり良い扱いは受けませんでした。しかも対戦でちょっと使った感触だけで「この技だけ出していれば勝てるじゃん。」と言われ、それが研究が進んで破り方が分かるとほとんど誰も使わなくなっていました。実際彼女は“ビギナーキラー”ではあるのですが、上級者相手だとかなり工夫しないと勝てないキャラだったのです。

 このレオナが私には驚く程馴染んだのです。彼女は相手にラッシュをかけられて追い込まれると悲しくなる位それを打破する手段を持ち合わせていないのですが、逆に怒濤のラッシュをかけると対戦相手に為す術を与えないまま撃破できるのです(当然“読み”等の要素が必須になりますが)。私は彼女と組むとなぜか他のキャラと比べて異様に“シンクロ率”が高くなり (^^; 対戦相手の動きが手に取るように読めるのです。しかも時々操作ミスで出た予期せぬ技が実は対戦相手の次の行動を潰す最善手だったりする事も少なくなくて、かなりの高確率で対戦で勝てたのです。実際何人の人達から「このレオナだけはどうにも止まらん!」という叫びを聞いた事か・・・。その頃私はある商用ネットで「ゲームは“強くなる”より“うまくなる”方がいい。」という持論を展開していました。ちょうど最近 ぎゃざる にアップした記事と同じ事を、私は当時から言っていたのです。ただ私自身、それをどうやって実践したらいいものか思案に暮れていたのです。その時にちょうど私はレオナと出会い、そして気が付いたらそれを実践していたのです。

 ただその時私は同時に「実はゲーセンでの知らない人との対戦なんてつまらない。」と強く思い始めるようになっていました。正確に言うとその前からそう思ってはいたのですが、自分が1つのゲームをある程度極めた立場になってみると、いかに対戦相手の動きがワンパターンで機械的(まんまどこかの雑誌の記事のコピー)かという事を身に染みて感じてしまったのです。中には明らかに自分で使用キャラを決めていないプレイヤーまでいました。私はその状況に半ば呆れ半ば失望し、KOF '96を最後にゲーセンでの対戦をほぼ完全に封印したのです。そしてそれは今でも続いていたりします。正直言って、レオナというキャラとの出会いが私の格闘ゲームへの取り組みをこうも変化させるとは、最初は夢にも思っていませんでした。ただ彼女のお陰で私はそれまで惰性で読んでいた某悪徳雑誌(笑)とも縁が切れましたし、それで M:tG の方に集中できるようになったという感じです。

 これは M:tG にしても何にしてもそうなのですが、最近の人達って“自分の得意分野”あるいは“心の拠り所”を持っているのでしょうか?。最近コピーデッキの事が話題になったりしていますが、ああいう問題って“個々のデュエリストが自分の得意分野で勝負していれば絶対に起きない現象”だと私は思っています。私は前にも書きましたが M:tG では使用するデッキがある程度固まっているため、そういった流行の強いデッキの情報は“打ち破るべき仮想敵の情報”でしかないのです。ですから逆にそういう情報を見てホイホイと使用デッキを変更される方って、一体何を心の拠り所として M:tG を遊んでいるのか私には理解できないのです。1つ考えられるのは「自分のゲームに対する情熱や経験、あるいは知識や技術。」という事になるでしょうか。確かにそれでゲームを楽しんでいて、実際私なんかでは足元にも及ばない位例えば M:tG がうまい方を私は何人か知っています。でもそこに至るのは並大抵の事じゃないです。第一そういう方は絶対に情報の“コピー”なんてしないもん。情報は人一倍見ているけど、ちゃんと自分の物にしてから使っているし。

 私が格闘ゲームでの使用キャラや M:tG での使用カードを最初から限定してしまうのって「それを自分の得意分野にしたいし、自分に取っての心の拠り所になりやすいから。」なのです。だから逆に言うと「限定した事を自分が弱い理由にしたくないし、その範囲内で戦う事をうまくなりたい。」訳です。はっきり言いますが、私は綺麗なお姉ちゃんカードが1枚もない基本セットやエキスパンションなんか金輪際買いませんよ(爆)。だから最近つくづく思うのです。「皆さん何が面白くて M:tG (あるいは他のゲーム)を遊んでいるのだろう?」ってね。

 今では私の“女性キャラ好き”はすっかり周囲の知る所となり(笑)、例えば誰かが届いたばかりのBOXを開封している最中も「 あいせん さん、この辺のカードは(絵的に)いかがでしょうか?」とか「これって男?、女?。ここは女性キャラ評論家に聞いてみよう。」等と言われるようになりました。 (^^; かなり方向性が間違っている気もしますが (^^;;; こういう状況って私自身は面白くてしょうがないです。少なくとも自分が好きで自慢できる“得意分野”が周囲にも認知されていて、それで仲間内で話題が盛り上がる訳ですから。でも最近の格闘ゲーマーとかデュエリストって、そういう物をほとんど意識していないのではないかと私は感じています。皆さんあまりにも“目の前の対戦(デュエル)での勝敗”に意識が行き過ぎているのです。でもそれって広がりがないし、結局自分自身でその世界をつまらない物にしているのですよ。

 私は M:tG では、まだレオナを使ってバリバリ対戦をしていた頃のようなうまいプレイヤーにはなれていません。また「なりたいか?」と言われると、今はちょっと首を傾げたくなるのが正直なところです。実は私はまだ M:tG で“この1枚”というカードに出会っていない気がしています。(いや“あれ”は別格っす。 (^^; )まずはそのカードと出会う事、それが私が今 M:tG を続けている大きな目的の1つなのかも知れません。(そして、それまでに“あれ”を取りあえず4桁に!!。《ぉぃぉぃ (^^;;; 》)


   
なお、このページの内容に関する文責はすべて私 あいせん にあります。