DIABLOIIのススメ・第3幕 
 
 久しぶりにDIABLOIIのお話など。

 パッチ1.10のリリースと、私自身のADSL環境導入により、最近では余暇時間の大部分がDIABLOIIに費やされる毎日となっています。さすがに仕事を休んでまで・・・なんて不良社会人にはなっていませんが (^^; それ以外の私用で外出するとなると、最近はかなり意を決して思い切らないと難しくなっています(笑)。

 この手のCRPGを遊んだ経験がある方ならお分かりでしょうが、DIABLOIIにも実に様々な楽しみがあります。しかも国産CRPGのように余計な演出も無いので、かなりゲームに集中できるのが良い感じです。キャラクタの成長/希少アイテムの入手/そして知り合いや見知らぬ人達とのパーティプレイ。その他一言では語り尽くせません。そんな中で私がDIABLOIIで最も有意義な時間を過ごしている楽しみ方。それはズバリ“傭兵稼業”だったりします。 (^^; 

 多くのCRPG同様、DIABLOIIにも達成が非常に困難なクエストや強力な敵が登場します。しかしネット系CRPGは他のプレイヤーに助けを求め、共同でクエストをクリアする事ができます。で、私はそういう高難易度のクエストに手を貸すのがどういう訳か大好きなのです。具体的にはAct5におけるQuest3(Anya救出)とQuest5(通称:3Baba)になるでしょうか。多分DIABLOIIを遊んでいる方々は「なんでそんなクエストが好きなんだよ。俺なんかあのフィールドは近づくのすら嫌なのに。」とかおっしゃるだろうと思います。 (^^; このクエストを手助けしたところでプレイヤーにはほとんど何の報酬もないですし、あまつさえ死亡によって大量の経験値を失うリスクが高いからです。「じゃあなんで?」という事なのですが、これははっきり言うと言葉では説明ができないんですよね。例えばかつて Magic を遊んでいた多くのファンデッキ使いだって、自分がデッキのテーマに選んだカードについて「よりにもよって、なんでそのカードよ?」と聞かれても説明できないケースが少なくなかったんじゃないですか。それと基本は多分同じです。

 ただ私の傭兵稼業というのは、あくまで格好良くないといけないのです。高難易度のクエストに最初から死ぬ覚悟でやって来て、クエスト途中でバタバタ死にながら何とかクリアを手助けし、最後に「おかげで経験値とお金を随分失ったなあ。」とか愚痴りながら去っていく。そういう俄傭兵は数多いのですが、これでは私の美学に反するのです(笑)。たとえ依頼主が操作ミスやラグ等で絶命しても、それを常にフォローしつつ敵を切り倒して前進を続ける。そしてクエストが終わると何事もなかったかのようにゲームを去り、でも直後に別のゲームで「ポーション使い切っちゃったよ〜!」と言って、泣きながら性能の高いポーションを求めて1人旅に出る。 (^^; 私が文字通り演じる傭兵とはそうでなければいけないのです。で、私はそういう機能を満たすべくメインのキャラクタを育てています。

 結局のところ、私の基本的なスタンスは“出たがりで目立ちたがり”なんですよ(笑)。それは私がメインで使っているキャラクタ(弓AMAZON)の装備からして現れています。 (^^; DIABLOIIのゲームシステムをご存知でない方には説明が難しいのですが、現在の私の装備は“ゲーム中のすべてのプレイヤーが一目見た瞬間に装備品が分かる”という代物です。(逆に言うと、最近のDIABLOIIを遊んでいる人には、この説明だけで私の主要な装備品が分かっちゃう訳ですが。)そして他の人達が「こんなの先進めるか〜!」と匙を投げかけたフィールドを、お供に傭兵(弓ローグ)とヴァルキリーを連れた女(!?)3人組がバリバリ切り開いていく。これを傍目で見て格好良いと思わない訳がないのです(爆)。実際に私が参加したゲームの中では、他のキャラクタに対する賛美というのはほとんど見られないのですが、私のキャラクタに対する賛美は結構頂いています。ただ私の方の英語力がちょっと拙いもので、それに対する返信があまり出せないのがちょっと辛いのですが。 (^^; 

 ただ、私がそういうキャラクタを実現できたのには、言うまでもなくDIABLOIIを共に遊ぶ仲間の協力が不可欠です。今使っている装備のほとんどすべては彼らによって発掘され提供されています。ですから当然私もそれに対するお返しのために、彼らのクエスト進行やトレジャーハントに傭兵として出撃する訳です。私は今使っているキャラクタ以外にはあまり強力なキャラクタを作る気がないので、そういうクエストで発掘されたお宝は雇い主に持って帰ってもらう主義を取っています。そうやって手助けをしておけば、いずれ自分にも別の形で見返りが来ることは分かっていますので。あとトレードのやり取りも結構面白くなっています。こちらが提供した情報に感動して、実験用に希少価値のあるアイテムをごっそり提供してくれたりとか。この辺がある意味で“電子の海に浮かんでいるアイテムをやり取りするゲーム”の醍醐味でしょうか。やはりリアルマネーで買ったアイテムをやり取りすると、こんなにファジーな取引はなかなかできませんので。

 本当、最初に払ったゲーム2本分(合計で1万円ちょっと位かな)の負担で、もうかれこれ4年近くこれだけ面白おかしく遊ばせてくれている。この辺が米国産ネットゲームの偉大さなのかなあ、という気がしています。

あいせんの“本音の部分”

 よく日本のゲーム界では「ゲームは変わらなければならない」という意見が言われます。変わらないゲームは飽きる。だから結局は捨てられる。簡単に言うとそういう理屈です。しかし同時に、多くのゲームが大ヒットした初代あるいは2代目辺りから内容が大きく変貌(あるいは変質)してしまい、でも名前だけは大ヒットゲームの物を冠している事でそれなりに売れてしまっている。そういう現実もあります。でもそれは変わったから売れたのではなく、結局のところヒットしたバージョンのネームバリューや、そこで獲得した根強いファンにすがりついて商売を維持しているに過ぎないのです。

 DIABLOIIも初期のバージョンに比べると、かなり大きくゲーム内容が変わりました。さすがにこれだけ長く遊んでいると、初期バージョンがどんなゲームだったかきれいに忘れそうになる位です。ただ今のところ私個人は、その最新バージョンのDIABLOIIを遊ぶ事には何の疑問も持っていません。確かに以前のバージョンも面白かったのですが、でも少なくともDIABLOIIというゲームは、バージョンが上がる毎に確実に進化している。私個人はそう解釈しているからです。しかもその進化の過程でDIABLOIIは別に“II’”になったり“ Turbo ”が付いたり、あるいは極端な話“III”になったりはしていません。 (^^; やはりDIABLOIIはDIABLOIIなのです。

 その辺のさじ加減をどうすればうまく行くのか。それは私みたいな素人にはちょっと分かりません。ただ1つ言えるのは、少なくともDIABLOIIのバージョンアップは単なる“企業の延命や金儲け”のために行われていない。だからうまく行っているのかも知れない、という事です。だって我々DIABLOIIユーザーは過去のパッチリリースにおいて1円の負担もしていません。それで Blizzard というメーカーはもうかれこれ4年近くも同じゲームのメンテナンスを続けているのです。となると、もはや彼らはこの仕事を“好きでやってる”としか思えません(爆)。でもだからこそ本当にユーザーに遊んで欲しい物、あるいは遊んで面白い物を目指している。そう見て取れる気はします。最近私が聞いている複数のゲームの事例では、そのバージョンアップなり新作の発売なりが、どうも企業の金儲けを主目的に内容が決められている印象を強く受けます。しかし現実には日本国内のゲーム市場はここ数年で確実に市場規模が縮小しています。そういうやり方はやっぱりうまく行かないのですよ。

 あ、言うまでもないですが、だからといって私自身今のDIABLOIIを100%賞賛している訳ではありません。ただゲームクリエイターの頑張りとか成果物への自信みたいな物はひしひしと感じるから、それに共感して文句も言わず遊んでいる。言ってしまうとそういう事です。ましてや時間に加えて資金まで要求するのであれば、やはりそれに見合う楽しみや面白さを提供してくれないと普通お金は出せませんし、また出さない選択をして賢くゲームと付き合う事も時には大事なはずなのですがねえ。

   

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