信用失墜の果て 
 
 最近HJの掲示板にて、ちょっと気になるやり取りが行われていました。内容を簡単にご説明すると、ある人が「自分は Magic ビギナーを育てたい。初心者向けのイベントを開く事にしたので興味がある人は参加して欲しい。」と表明したのに対し、別の人が「そんなイベントはシャーク行為をするための隠れ蓑に過ぎない。実際過去に多くの初心者が搾取にあっており、そんなイベントには行くべきではない。」と批判した。まあそんな感じです。

 個人的な感想を言ってしまうと、その批判を書いた方がメアドすら明かさない匿名であった事もあって、なんか「俺より目立つ奴は許さない。こんなイベント立ち行かなくしてやるぜ!」といった意図を持って発言した。そういう印象を禁じ得ません。確かに Magic の世界では多くの初心者がシャークの被害に遭っている。また初心者を交えたドラフトが結果としてシャーク行為の温床になっている。色々な情報を見聞きした限りでは、どうやら残念ながらこれは明らかな事実のようです。ですからここで言われる「これはシャークだ!」論を100%払拭できないのも、また歴とした事実ではある訳です。しかし少なくともその主催者はご自身のイベントにてドラフトをやるとは明言していません。それでドラフトの事例を挙げてまで形振り構わずイベントに水を差す。あるいは頭から潰しにかかる。これは流石に何らかの悪意があった上での言動だと受け取らざるを得ない気がします。まあ言ってしまうとかなり言いがかりというか、難癖に近い批判意見だと思います。

 最近 Magic の世界では、それこそ初心者相手にトレードをしたり、初心者を交えて限定戦を遊ぶ行為そのものをシャークと見なす風潮すら出てきているように見受けられます。そして過去に繰り返されたデュエリストによる悪行の数々から、我々はそういう見方を完全には否定できずにいます。実際に私も、販売店スタッフが常連と結託して初心者をシャークする店の情報も得ていますし、トレードやドラフトで初心者から高額なカードを巻き上げ、それを悦に入って日記で公開するバカの実例も見ています。 (^^; そして今現在、私自身も記事やエッセイの中で「初心者はトレードはしない方がいい。」という結論を書かざるを得なくなっている。これが現実なのです。でも、これってはっきり言ってあまりにも淋しい訳ですよ。初心者が中・上級者との関わりを安心して持てない。こんな遊びが世の中で流行るなんてあり得ない訳で、実際問題として日本の Magic の現状はお寒い限りです。そういう現状を打破しようとして初心者向けのイベントを開こうと思ったら、別のデュエリストの悪行が影響してイベント開催にケチが付いてしまう。これでははっきり言って八方塞がりなんですよ。

 あとこういう話は、それこそ Magic 販売店が主催するイベントにも言えるはずです。販売店のイベントにしても、結局は店主とか常連の有志といった個人で開かれるイベントな訳ですから。じゃあそういう意見の持ち主は「イベントでは初心者がシャークされる危険性があるから、今後一切販売店は Magic のイベントを開くな!」とおっしゃるのでしょうか。この際なのではっきり言いますが、昔私が聞いている“HJ主催のプレミアイベントであった醜態”に比べると、一般の販売店さんが開いているイベントの方が運営的には遙かにまともです。 (^^; 少なくとも一般の販売店は、自店の大会での決勝進出者の戦績を予想して、運営デスクの裏でトトカルチョをしたりはしないでしょう(爆)。あとHJ主催のプレミアイベントは、それこそ最近は開催される度に「不正行為があった!」とか言われて、競技プレイヤーあるいは Magic そのものの心証を悪くしてるのが現実なのです。それだったら私としては「もう今後HJは一切イベントを開くなよ。それはプレミアイベントも含めてな。」と言いたいですね。でも思うんですけど、こんな意見が堂々とまかり通る遊びが日本で流行りますかね。多くの人達に広まって普及しますかね。何よりも遊んで面白いんでしょうかねえ。多分答えはすべて「No」だろうと思います。むしろそんな遊びは即刻この世から消えて無くなるべきだ。私個人は強くそう思うのですが。

 初心者向けのイベントすら満足に開けない。それはすなわち Magic は初心者獲得が実質的に不可能になった事を意味し、それこそ Magic という遊びの存在意義、あるいは存在そのものが完全否定された事に等しいんですよ。でも確かに昨今の状況を見ると、そういう Magic 全否定論には一定というかかなりの説得力が出てきているのも事実です。少なくとも現在私個人は、DCI公認の Standard の大会が開かれるイベント会場には、間違っても初心者は出入りすべきではないだろうと思っています。その位 Magic に関して聞かれる悪い噂は少なくないのです。まあこれじゃあ廃れるのも無理はないのですが。果たしてここまでケチが付いてしまった Magic の風評を誰が立て直すのか。正直言って私個人は全く見当も付かなくて途方に暮れている。今はそんな感じです。

あいせんの“本音の部分”

 こういう話題が出ると、よく“隔離”という発想が話題になります。競技派とカジュアル派を隔離する。初心者と中・上級者を隔離する。例えばそういう感じです。私は格ゲーでの経験から、この隔離政策には一定の支持をしています。ただそういう政策が必要になる現実というのは、正直言うとあまりにも淋しいという感じはしますが。

 私は間違っても楽観論者ではないですし、また無条件に人を信じる人間でもありません。しかも私自身も一部の Magic の住人から、それこそ口では言えないようなひどい目にも遭っています。 (^^; そういう経験から私個人は「 Magic の世界では誰も信じるな。」と言う気はありません。ただ「信じていい相手とそうでない相手をちゃんと見分けなさい。」とは言いたいです。少なくとも掲示板で誰かが初心者サポートを申し出た時に、完全匿名で難癖をつけてそのサポートを妨害しようとする。こんな被害妄想の固まりは100%信用しない方がいいです。じゃあ、そのサポートを申し出た人を信用してもいいのか。まあ前述の被害妄想君よりはいくらか信用しても良さそうな気がします。 (^^; あとはそのサポートの内容とかやり方、問い合わせに対する応対の仕方、そういった入手可能な情報で自分なりの判断をしてみて、ある程度信用できそうだったら実際にイベントに行ってみる。そんな感じでしょうか。それで万が一ひどい目に遭ったなら、それを機に Magic なんかやめちゃえばいいんですよ(ぉ。

   

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