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 “データの館”ご案内 
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○ どういうコンテンツなの?

 取りあえず「あいせんは今度は何を始めやがったのか?」というご説明を(笑)。

 過去に私は MAGIC:the Gathering というゲームに関するコラムや、その他のゲーム全般に関するエッセイという形で、ずいぶん長い間色々な形の書き物を書いてきました。しかし残念ながら、そういうアプローチは筆者本人、あるいは多くの読者の皆様が期待していた(かもしれない (^^; )、低迷する業界の救済や復興への起爆剤としては、あまり貢献できなかったようです。例えば Magic では、今や日本総代理店が全盛期から売上を大きく落とした状態で交代し、プレイヤーの心の拠り所であろう認定トーナメントにしても、例えば日本選手権の参加者数ですらここ数年確実に減少の一途を辿っています。一般の認定トーナメントにしても、昨年度は一昨年度に比べて開催数が減少に転じたようです。

 やはりこういう「業界の行く末が云々・・・」というお話に関して、個人の存在というのはあまりにも小さく、その影響力にはやはり限界があると思います。ただ、だからといって私はそれで何もしないのは嫌ですし、あと本音を言えば、せめて「この業界がこうなっちまった、その戦犯を暴き出して裁きの鉄槌を!」くらいのことはやっておきたいわけです。 (^^; そうしておかないと、何よりも自分の怒りが収まらないもので(ぉ。でもそれにしても、結局のところ今までは色々な形で有耶無耶にされ続けてきましたし、多分今後もそうなるでしょう。ならば「今後何かのきっかけで、本気でそういう戦犯追及の火の手が上がったときに、その手助けとなるデータをできるだけ提示しておこう。」と思い立ったわけです。

 今回のこの“データの館”ですが、その名の通り、基本的にこのコンテンツで行うのは“データの提示”です。データの最後には私自身のコメントを付けるつもりですが、それにしても読者諸氏の考察や判断に必要な追加のデータを補うような形を取り、できるだけ今後の役に立つドキュメントとして残していこうと思っています。当然データやコメントは常に最新版にアップデートしますから、例えば Magic の現状を考察する資料が必要になったら、利用者はその部分のドキュメントを参照すればいいわけです。今までのように検索エンジンなどを使って過去のコンテンツを検索する必要はないので、かなり資料としては使いやすくなるはずです。またデータで現れている部分には主観が入りにくいので、利用者の皆様のご判断に私の私見が邪魔だと感じるのであれば、それこそデータの部分だけを参照すれば事足りるはずです。

 ここで取り上げるデータの具体的な内容ですが、当初は Magic を初めとするTCG業界の動向が中心になるだろうと思います。このうち Magic に関してだけ言うと、代理店の売り上げの動向とか認定トーナメントの開催状況、あとプレミアイベントへの動員の推移など、私個人が以前から収集してきた物+個人で調査が可能な範囲ですが色々と取り上げていきます。まあ過去に書いたコラムやエッセイの再編集で、かなり事足りてしまうのも事実なのですが(笑)。その他売上の推移が公開されているメジャーどころのTCGなども、業界の推移が一目で分かるようなまとめ的資料を随時公開していきます。

 こういう話で何よりも大事なのは、メーカー側に「ユーザーはちゃんとメーカーのやることを見ているんだぞ。」という意識を植え付けることだろうと思います。あれもこれも何もかも批判や反対の対象にする日本○○党のようなやり方ではなく (^^; きちんとしたデータを手元に置いた上で、良いことは良い、悪いことは悪いときっぱり言う姿勢が大事なのです。そして悪いことが起こったら、その現況がどこにあって、今後どうすれば良くなるのか、それを判断できる目も養う必要があると思います。そういう賢いゲームファンのお役に立つべく、私個人で可能な限りのデータを集め、ここに掲載させていこうと思っています。


○ ネタ(データ)をお持ちの方は、是非ご協力を m(__)m

 さて、そうはいっても私ごとき個人に出来うる話には限界があるのも事実です。

 最初に公開した Magic 日本選手権の内容をご覧頂くと分かるかと思うのですが、このコンテンツ1本を仕上げて公開するためには、実は と〜っても 時間がかかります。 (^^; おそらくコラムやエッセイの頃に比べると、その更新頻度は1/5とかそれ未満になるかもしれません。月に2本も公開できればいい方かもしれないと思うくらいです。

 しかも多くのゲームでは、基本的にその売り上げやユーザー数は非公開情報だったり、そもそも統計的なデータが取得されていなかったりします。しかしそういう状況でもユーザーがゲームの将来を考える上で参考になる某かのデータは欲しいわけです。実際過去においては、ユーザーがそういう業界の没落ぶりを知らされないまま事が進み、ある日突然サポートを打ち切られたり、メーカーがこの世から消えて無くなったりしています。

 要は何が言いたいのか。ぶっちゃけた話“タレコミお待ちしています”ということです。 (^^; それも出来るだけ公開可能な物がいいです(笑)。非公開な物でも私個人は楽しめるからいいのですが(ぉぃ)、それを元にあれこれ書くとあちこちで物議を醸したりするもので。ただ例えば“ある販売店さんの年間売上の推移”なんてデータは、それこそ業界の衰退を認めたくない方々から「そんなローカルなデータで全体を語るな!」とか一蹴されちゃうので難しいところです。 (^^;


このコメントに関する文責は、すべて私 あいせん にあります。
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