5月18日(日)

勇み足になるだろうとは知りながら、原名コルリを新芽に求めて長野県北部に赴きます。
朝日を拝みながらの北陸道です。今日は、bjorkを聴きながらのロングランです。

いつものビューポイントに到着してショックであります。
5年間前の映像と一緒であります。
やはり今日は、勇み足のようでありました。


2008年画像

2003年の画像と瓜二つの残雪の模様です。
あの年は、ポイントが残雪に覆われて、新芽採集に難儀しました。
5年経つと変わるもので、木が切られ見晴らしが良くなってしまいました。

2003年画像

そんなわけで、いつもの駐車場は予想通りの状態であり、原名コルリは雪の下です。

標高を下げて、林床を探ると<・>が直ぐに見つかります。
一瞬、材割に変更しようかとも思いますが、素手で摘む採集が基本です。

さて、完全採集兵器を携えてスタートです。

早春のブナ林は素晴らしく、擦れたギフチョウも飛び出します。

林道の水溜りには、ヒダサンショウウオらしき卵塊があり、水溜りが干上がるのが早いか? 親になるのが早いか? 

当たりをつけていたブナより、早速、飛翔中の1♂ゲット。

間接光で撮影しないと、色が飛んでしまいます。
キンキコルリクワガタだと言っても通用しそうな個体です。良き発色をしています。

今日の御神木ですが、神懸りとなりますか?
暫く、辺りを俳諧するものの成果無く、再び、同じ木の新芽より1♂ゲット。
よく見ると、前胸板とお尻の形が原名らしくもありんす。
本日はコレにて終了です。
今日は、偵察止まりです。

本日の看板を2点。
何れも重要な看板です。注意いたしましょう。

  

今年は、温泉にも登場していただきましょう。
昆虫採集のお供には欠かせないグッズです。
身も心もリフレッシュいたしましょう。

今年のコルリの発生は例年並みであり、昨年のようなズレは無いようです。むしろ、やや遅れ気味かもしれません。
まあ、今年も新芽を堪能させていただきましょう。

採集結果

コルリクワガタ(原名亜種)  2♂♂ 

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