12月20日(水)

今年の仕事もいよいよ、おおずめを迎えている。大事な会議も無事終了し、今日は、雑務を午前中のうちに片付けてしまう。
4時間ほど時間が取れたので、以前より気になっていた雑木林を見に行く事にした。ポーチ紛失事件のため、遠出は控える事にする。今度は、失敗が許されない。駐車して、小道を歩き始める。


<うーん立派だ>

コナラとクヌギとアカマツの混合林である。菌類は充分に繁殖しているようだ。期待が持てる。オオクワ材があったらラッキーである。さらに進むと、伐採地に出た。伐採された材がいたるところに山積みになっている。若い材、古い材など色々あるので、物色してみる。


<ほどよく美味しそう>

程よく熟し、カワラもついている材があったので、割る事にする。コクワの幼虫が2つでる。中くらいの幼虫が1つ出るが、傷つけてしまった。残念、ゴメン。


<ごめんなさい>

小道が何本かあり、適当にぶらつく事にする。所々に伐採された切り株が点在する。典型的なコナラ2次林である。ネブトを狙って飽きもせずアカマツ材を割るが何もなし。しかし、ついに見事な切り株を見つける。キツツキに突付かれ、見るも無残な切り株である。


<キツツキ材>

映像からも判るように、樹皮がむけ、ボコボコにあいた穴は、クワ馬鹿のせいでなく、全てキツツキの仕業である。つまり、何かがいるのである。キツツイといえど、全ての幼虫をついばむ事はできないはずだ。材の中心部には必ず、無傷の幼虫がいるに違いない。ただ、コクワかもしれない。面白いケースなので、慎重に調べ始める。表面部は非常にもろいのに対し、内部は堅牢である。

 
<アカアシくん登場>

予想通りアカアシくんが3つ出てくる。まだ、調べる部分があったが、満足したので、そのままにしておく。さらに移動する。小道は、どんどん林の奥へ続いており、適当なところで引き返すことにする。


<色とりどりのキノコ>

この雑木林は、まだ、若いようだ。オオクワが好きそうな穴が無い。ただ、美味しい切り株がやたら多いのが気になる。とりあえず、気になっていた雑木林の1つに来れたので満足だ。一昨昨日とはえらい違いだ。やっぱり、近場からなんでしょうね。

採集結果
コクワガタ(幼虫)  2exs
アカアシクワガタ(幼虫)  3exs

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