10月15日(日)
午前中に,町内の資源回収のお手伝いをして,午後からの出発となる。
先週に引き続きブナ林を攻めることにするが、別の場所のブナ林にする。
愛車パサートに乗り込み,一路,北陸道を高速で南下する。相変わらずガラガラの高速である。
<北陸自動車道を南下する>
某I・Cでおり,ブナ林へ向かう。さて,林道に入ろうとすると,看板が!
<クマがいるほど豊かな自然>
出たようだが,一番怖いのは,スズメバチである。彼らは,本能のまま攻撃するが,クマには知恵がある。そう滅多にに,攻撃はしない。けど会いたくないのも事実だ。
駐車場の手前でヤナギの並木を発見する。
<真ん中にいます>
覗くことにした。いる。スズメバチまでいる。どうやら,アカアシらしい。4♂♂いるようだ。
<10月になっても元気なアカアシクワガタ2♂♂>
適当に採集して,先を急ぐことにする。秋の日は短い。
林道終点でパサートを駐車して,登山道に入る。ミズナラ・トチ・ブナの混合林である。
以前,このブナ林にゼフィルス類の採卵に来たことがあったので,土地勘はバッチリである。
直ぐさま,登山道からブナ林へ突入する。道なきブナ林をさまようのはイイもんだ。
<今週のブナ林>
「絶対クマは出ない。多分出ないだろう。」と念じながら、倒木を探す。
ミズナラの倒木を発見する。根本よりポッキリ折れている。根本を叩くことにする。
<叩かれたミズナラ倒木>
材は既にフレーク状になっていて,外道ばかり出てくる。
何やら白いものが下に落っこちているのでよく見ると,幼虫じゃん。
けどなんか様子がおかしい。クワ幼虫→コガネ幼虫?慎重に,フレークを探すと,さらに小7幼虫が出てくる。
<ややこしい所にいたコガネムシ(?)の幼虫>
やっぱりコガネ幼虫???,お尻にタコがない。穴が縦割れしてない。
ややこしい所にいるもんだ。当然,持って帰ることにする。何が出るかお楽しみだ。
ブナの巨木が何本かあり,ツキヨダケがいっぱい付いている。
<夜になると光るツキヨダケ>
美味しそうなキノコだが毒である。当然,美味しそうな倒木も沢山ある。針葉樹の倒木がないのが淋しいが,まあいいだろう。
来週,本格的に材割りをすることにする。
採集結果
アカカシクワガタ 2♂♂
不明幼虫(コガネムシ? ミズナラ倒木フレーク) 7exs