10月9日(月)

勝山市某所ブナ林へ向けて、再度出かける。
前回は大雨だったが,今回は何とかなりそうだ。しかし、相変わらず雲行きは怪しい。

 
<鮎街道を走る>

やはり,途中から小雨が降り始める。林道沿いのヤナギをやり過ごし,林道終点に到着する。
レインスーツに着替えて,出発の用意をする。尾根筋を見ると,まだガスの中である。ブナ林がやや色づきはじめている。


<登山道入り口からブナ林を見る>

前回行けなかった登山道に進入する。最初はスギの植林だが、やがてブナ林に入る。まだ若いブナ林であり,巨木の立ち枯れは見あたらない。


<色付き始めた若いブナ林>

先を急ぐ,小さな沢を2本ほどわたりピークに近づく。ブナ穴発見。


<ブナ穴発見>

立ち枯れではないが,50センチ程の穴を発見する。クワがいるか?懐中電灯とピンセットで慎重に探る。
内部は,腐食が進み腐植土が溜まっている。穴は深く上部まで続いている。期待がしたがクワなしである。残念だ。
ゆっくり歩いても1時間でピークに着いてしまう。
この周辺には,ブナの巨木が多い。しかし、立ち枯れ・穴を探すが見あたらない。


<今日の最高地点

天候はかなり回復したが、下山することにする。途中で、材割を試みる。


<ブナの朽木にはえるキノコ>

若い倒木はいくらかあるが、巨大倒木はない。ただ、やたらキノコが多い。


カワラ材?>

キノコの臭いが、プンプンするなか、何本か割ってみるが、食痕は見あたらない。材自体は決して悪くないコンディションである。
これにて終了する。帰り際に、オオバコの種子を採集する。発芽実験に使うためである。
勝山市のブナ林にてまたもや敗退である。次回は、もう1つのブナ林にアッタクする予定である。
その前に、九州御出張である。何か採集できるといいのだが。

採集結果 
オオバコの種子  多数

 

 

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