7月の一枚

長らく更新が滞ってました。久しぶりの今回は幼鳥特集です。
7月30日〜31日かけて平家平において放鳥されました。

ミソサザイ(UJ)
本種は幼羽と成羽の区別がつきにくい種との認識があったのですが、今回成鳥(Rt)と同時に捕獲されたので比較してみました。
ミソサザイ(UA) 幼鳥の方が全体に黒っぽい。
特に顔や下腹部が顕著。
風切羽や尾羽の黒帯の数も違うのかも
コルリ(♂J)

この個体はまだほとんどが幼羽。
けれど、他の多くの個体はすでに1Wへの換羽が終了間近だった。
マミジロ(♀J)

半ば1Wへ換羽。
クロツグミ(♂J)
ヤブサメ(UJ)

小さい。
ウグイスのメス(写真忘れ・・・)も幼鳥はサイズが小さく、初めて見た人はヤブサメと間違う人も。
コガラ(UJ)

コガラもミソサザイと同様、幼羽と成羽の違いが判りにくい種と思っています。コガラも成鳥と同時捕獲され、比較してみましたが、顕著な違いは見られませんでした。
僅かに幼羽のほうが作りが粗雑か・・・。単体で見るとやはり区別がつき難い。(←ただし成幼はS.O.等で判別自体は容易です)
ヒガラ(UJ)

こちらはコガラと違って成幼の判別は容易。
ホオジロ(UJ)
クロジ(♀?J)

本種は1Wでも雌雄の判りにくい個体がいるため、メス的であったけれど幼羽なので「?」付きで記録。
カケス(UJ)

まだ羽が伸びきっていない個体。
巣立ち間もないヒナはストレスに弱いので、扱いに少し緊張。
無事飛び立って行きました。


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