ワタシにとっては
幻の食べ物でした

エゴ(オキュウト)

ネットで呼びかけるとご存知の方がおられました!

 

福岡在住ぱんぷきんさんから情報が届きました(^-^)/

  おきゅうと草
 
(九州ではこのようにいいます)


きっと「あるはずだ」と、鐘崎漁港まで出かけてみました。

こんな風に店先にぶら下げて売っていましたよ。(^-^)


 

  このおばあちゃんが、ていねいに洗って自分で袋詰めまでするそうです。

手に持っているのが、さらす前、これを水でさらしながら、不純物を手作業で取り除くんだそうです。『1Kgをさらしながらきれいにすると○○匁位になる』。なんて説明してくれたけど、ぱんぷきんは???チンプンカンプンでした。 グラムで言ってほしかった。

 


つづいてぱんぷきんさんからエゴうんちく

北九州で生まれ育った私は「おきゅうと」という名前すら知りませんでした。
実家は食料品店をやっていましたが、売っていませんでしたから、北九州の人たちは食べてなかったと思います。

後に聞いた話だと博多(福岡市)の食べ物で、必ず朝食に出てくる。戦前までは『おきゅうと売り』が大きな声で売って歩いていたとのことです。

現在は筑豊(北九州より福岡寄り、筑豊炭田、ぼた山、で有名かな)に住んでいますが 、朝必ず食べると言ったものではなく、「今日はおきゅうとにしようか」といったところでしょうか。
スーパーなどには売っているようです。

実は、コンニャク苦手(実家には売っていたのですが)の私は食べたことがありません。
もしかして、精進料理、その他で出ていたのかもしれませんが、コンニャクと思って食べてないのかも。。。
是非aandaさんに食べていただき、Webでの報告を見たいです。

 

店を探す時、漁師さんが良く知ってるだろうと思って尋ねたところ、『環境のせいか近年あまりとれない』と言っていました。

『その仕掛けなんですか?』『唐戸ふぐの仕掛け』
『どうやって?』『これは?』『仕掛けのおもり』
『えさは?』『これは?』・・・・・


知らないところで声を掛けると結構面白い話が聞けるんです。
『ありがとう』 (ぱんぷきん)  
『こちらこそありがとう』(漁師)
・・・・・なんてね。
こんなことも好きなんです。

地元の人も売ってるとこしらなかったなあ。 。。
でわここで買ったのを送りますね。
 


知らない町でこういう会話とっても楽しそうです
 特に漁師町は非日常的で旅行者気分に浸れますね

エゴはそちらでも少なくなってきているようですが
今でも市販されているってすばらしいわ

写真では100gのお値段が見えなかったです
新潟のなぐさんは60グラム1000円っておっしゃっていましたが・・・

にさらす前のものは100グラム1000円とのことでしたよ (^-^)

届きました!!

おきうと きれいにさらしたものですね
使い方で初めからお酢を入れるっていうのが
こちらのエゴの煮方と違いますね

でわ 
練りエゴにして楽しませていただきま〜す(^-^)
どうもありがとうございました



ぱんぷきんさんから届いたおきゅうと草の連絡先

    福岡県宗像市鐘埼橋本加工所
      FAX・TEL(0940)62−1079


茹で小豆を入れてエゴ羊羹を作ってみました  こんな風(^-^)/




次は
神奈川のfuubaさんと雪さん

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