№330    火計(ひばかり)


唐津焼・薩摩焼に火計といわれるものがあります。

文禄・慶長の役以降に来日した朝鮮の陶工が朝鮮の陶土と釉薬を使い焼いた作品。

「火ばかり」…燃料だけ日本のものという意味からそう呼ばれます。


                            参照                    加藤唐九郎 編 「原色陶器大事典」   淡交社 刊                                                            


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